カラダの柔軟性を高めるメリットとは? 柔らかい筋肉の作り方5つ
男らしくカッコいい身体を作るうえで欠かせないのが、筋肉。しかし、ただ筋肉をつければいいというわけではなく、筋肉にも「硬い筋肉」と「柔らかい筋肉」があるのをご存知ですか?
せっかく筋肉をつけるのであれば、ストレッチ性に優れた“柔らかい筋肉作り”を強くオススメします。
今回は、そんなカラダの柔軟性を高めるメリットと、柔らかい筋肉を作るための具体的な方法についてご紹介します。
せっかく筋肉をつけるのであれば、ストレッチ性に優れた“柔らかい筋肉作り”を強くオススメします。
今回は、そんなカラダの柔軟性を高めるメリットと、柔らかい筋肉を作るための具体的な方法についてご紹介します。
カラダの柔軟性を高めるメリット5つ
まずは、カラダの柔軟性を高めるメリットからチェックしていきましょう。筋肉が柔らかいと、こんな恩恵が期待できます。
(1)怪我をしにくい
カラダの柔軟性を高める一番大きなメリットとして、怪我をしにくいということが挙げられます。柔らかい筋肉をつけることで、激しい動きや衝撃に耐えられるようになり、例えばトレーニングで身体を鍛えるときはもちろん、日常生活のちょっとした動作で手をついたり足を着地したりするときも、痛みを避けることができるでしょう。
ストレッチ性の効いたしなやかな筋肉は、伸縮自在で衝撃を吸収したり和らげたりすることができるのです。
(2)疲労回復が早くなる
カラダの柔軟性が高い場合、疲れがたまりにくいというメリットも期待できるでしょう。柔軟性が高い状態とは、いわば関節の可動域が広く柔軟に動かせること。
カラダが硬く緊張状態にあると、関節の可動域が狭くなる分、消耗した疲労がなかなか回復せず体内に蓄積されやすくなるのです。
その点、柔らかい筋肉作りをつければ、疲労からの早期回復が期待できるでしょう。肉体労働・頭脳労働にかかわらず、疲労が溜まりにくい状態になれば仕事の成果向上にもつながるかもしれません。
(3)肩こりなど痛みの緩和につながる
柔軟性を高めることで、カラダのあらゆる痛みから解放されるメリットも期待できるでしょう。日々ハードな仕事に追われていると、肩こりや腰痛・背中の痛みに悩まされる人も少なくありません。その最たる原因は、血行の悪さにあります。
柔らかい筋肉作りができれば、体内をめぐる血行も改善されて、カラダの痛みも少しは緩和されるでしょう。
(4)太りにくい
同じ量を食べても太りやすい人と太りにくい人がいますが、カラダの柔軟性を高めることで太りにくい体質改善にも期待が持てるようになるでしょう。これは柔らかい筋肉をつけることで、カラダ全体の血行が促進され、いわゆる何もせずに自然とエネルギーが消費される“基礎代謝量”が高まることに起因しています。
むくみやすかったり太りやすかったりと、自分の体質に悩んでいる方は、柔軟性を高めることに意識を向けるといいかもしれません。
(5)老化しにくい
カラダの柔軟性を高めることで、若返りをはかるアンチエイジングの効果も期待できるかもしれません。可動域の広がりによって緊張が緩和されることで、カラダ全体の血行促進につながり、結果的に基礎代謝の向上から老化のスピードをゆるやかにする副産物が得られるのです。
若々しい見た目を維持できれば、生活のモチベーションも上がりますよね。
ストレッチ性を高めるには? 柔らかい筋肉の作り方5つ
続いてここからは、柔らかい筋肉を作るための方法を見ていきましょう。(1)ストレッチ
カラダの柔軟性を高めるには、関節の稼働域を広げ、しなやかに伸縮する筋肉を作るストレッチが欠かせません。まずは直立してカラダを折り曲げる前屈、股関節を柔らかくする開脚、腕を後ろに回して交差させ肩や肩甲骨を柔軟にするなどの基本的な運動からはじめてみましょう。
もともとカラダが硬い人は筋を痛めないように、無理しない範囲で少しずつ行ってみてください。
(2)有酸素運動
そもそも筋肉は、動かさなければ衰えて使いものにならないだけでなく、硬くなって血のめぐりを悪化させます。そんなことにならないよう、カラダ全体を使って行う酸素運動を取り入れましょう。
柔らかい筋肉作りにもっとも最適な有酸素運動は、水の抵抗が負荷になる「水泳」です。クロールや平泳ぎ・バタフライ・背泳ぎと、全身の筋肉をまんべんなく動かしながらストレッチできるでしょう。
また、ジムに行ったり道具を揃えたりするのが手間という人は、ウォーキングもおすすめです。歩幅を広げたり手を大きく振ったりして、全身の筋肉を動かすことに意識を向けて行ってみましょう。
(3)マッサージ
柔らかい筋肉を作るためには、ストレッチや運動にくわえて、筋肉がこり固まらないようにマッサージをするのも有効です。マッサージは、専門のお店に通ってプロにやってもらうのも即効性があり効果的ですが、毎日通うのは正直難しいですよね。
そんな人は、自宅で簡単にできるセルフケアのマッサージで十分です。
特に太ももやお尻など、筋肉が大きい部位は毎日こまめにほぐしてあげましょう。
(4)トレーニング後の休憩
柔らかい筋肉作りは、ただ純粋にカラダを鍛え上げるのではなく、休憩とのバランスを意識することが大事。例えば、筋肉量を増やすときは、筋トレや短距離走などの無酸素運動が効果的ですが、ただ無酸素運動を行うだけでは不十分で、トレーニング後の十分な睡眠によって超回復を引き起こし、質のいいしなやかな筋肉に変わるのです。
筋力アップと休息はセットで意識しながら行いましょう。
(5)規則正しい食生活
規則正しい食生活も、柔らかい筋肉作りに欠かせない必須条件といえるでしょう。せっかく一生懸命トレーニングに励んでも、摂取する食べ物の栄養バランスが偏っていては全て台無しです。
トレーニング後、良質な筋肉へ変えるためには、たくさんのタンパク質を含むバランスのいい食事をとること。
料理をしない人は、プロテインやサプリメントの活用も検討しましょう。
ストレッチ性のある柔らかい筋肉作りを目指そう
ストレッチ性のある柔らかい筋肉をつけることで、ケガの予防から早期の疲労回復、こりの改善や太りにくい体質改善など、さまざまなメリットが期待できます。また、アンチエイジングの効果で見た目が若々しくなったら、人間関係を構築するうえでも有利に働くでしょう。
まずは取り組みやすいものから始め、徐々に習慣化を目指してみてください。