お酒を飲むと、女性は乱れやすくなる!? 彼女を大胆にさせる媚薬「アルコール」を使った心理テク

男なら誰しも一度は、彼女または気になる女性を大胆にさせて、自分の思い通りにコントロールしたいと考えるもの。そんな願望を叶えてくれる、魔法のような媚薬があれば良いですね。
そこで使える武器が「アルコール(お酒)」です。アルコールは彼女の気持ちを押してくれる恋のキューピット役。
今回は、アルコール(お酒)を飲むと、女性の性欲が高まり、より乱れやすくなる理由についてご説明したいと思います。

テストステロンが上昇すると、女性の性欲は高まる

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食事をしたときやアルコールを飲んだ時に、テストステロンが上昇することが様々な実験からも証明されています。このテストステロンは、本来男性ホルモンですが、男性ばかりではなく、女性の性欲も高めます。

そして性欲が高まった結果、女性は大胆になり、マインドコントロールのトラップを仕掛けるチャンスが訪れます。

例えば、気になる女性を口説いたあとで、次のように言うと、彼女の心はグラつくことでしょう。
■「嫌なら、いいよ…」
■「今言ったことは、忘れて…」

この口説き方は「バット・ユー・アー・フリー法」という心理テクニック。
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効果は2倍! 彼女を口説き落とす心理テクニック「バット・ユー・アー・フリー法」の使い方

このテクニックを使うことで、彼女はあなたからの要求を受け入れざるを得ない状況に変わるのです。

理性を麻痺させて気分をハイにさせる

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大脳の旧皮質(きゅうひしつ)は、性欲や食欲などの本能的欲求を促進する働きがあります。これに対して新皮質(しんひしつ)は、旧皮質の本能的欲求をコントロールする働きがあります。
したがって、新皮質の機能が失われると、旧皮質の本能的欲求である性欲が顕著にあらわれるのです。

そしてアルコールは、大脳皮質を麻痺させる効力があるため、お酒を飲むと、それまで媚薬、性的欲求をコントロールしていた理性の制御機能が必然的に弱くなります。
つまり飲酒をすることで、相手の大脳皮質が麻痺され、より女性は乱れやすく大胆になり、口説きやすくなるというわけです。

また、適量のお酒を飲むことで、脳内麻薬とも呼ばれる脳内ホルモンのβエンドルフィンの分泌を促進し、気分がハイに変わります。気分がハイになるということは、あなたの言葉を受け入れマインドコントロールし易くなるということ。
したがって、飲酒をしたタイミングこそが彼女を口説く絶好のタイミングと言えるでしょう。

男女の距離が縮まる「暗闇効果」

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暗闇にいる男女は仲良くなりやすいという「暗闇効果」という心理理論があります。アルコールを飲む場合は、明るい場所よりも、キャンドルライトなどで照らされたロマンティックな雰囲気のあるお店に選びましょう。

ちなみにこの「ロマンティック」という言葉からは何を連想しますか? 夜景やイルミネーションを想像してみてください。自然と心がワクワクして、行動が大胆になり恋の予感が高まりますよね。男女の仲が深まるのは当たり前です。
このロマンティックに隠された共通点は「暗闇」を作ることなのです。

アメリカの心理学者が、「明るい場所」と「暗い場所」で男女の行動の違いについての実験をしました。
実験は、男女同数を明るい部屋と暗い部屋に入室させ、それぞれの行動を観察すること。
その結果、明るい部屋に入った男女は、初対面の男女が行う一般的な行動に終始し、何も起こりませんでしたが、暗い部屋に入った男女は、距離が縮まり、ボディタッチをしたり、手をつないだり、抱き合うこともあったそうです。

この研究者いわく、暗闇の中では、自分の欠点が隠されるために、人はより大胆に行動するようになると説明をしています。また、暗闇効果には別の視もあり、暗闇という恐怖の状況からお互いがお互いを頼りにするようになったとも説明しています。
つまり、意図的に暗闇の状況を作り出すことで、彼女はあなたに心を開きやすくなり、守られているという安心感からリラックス効果を与えることができるのです。

お酒を嗜んだ後は「散策」が効果的

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そして食事とお酒を嗜み、2人の間にロマンティックなムードを作れたら、その雰囲気はできるだけ壊さないよう努力しましょう。

暗い光に慣れた目は、急激な光に浴びることによって、現実世界に引き戻されてしまいます。
たとえば、映画を鑑賞した後。映画館の暗闇の状況から外に出て強い光を浴びると、眩しく感じ、人は本能的にその環境に慣れようと脳内がリセットされてしまうのです。
ですから、1軒目の食事デートでロマンティックなムードを作れたら、2軒目ではその雰囲気を壊さない場所を選ぶことが肝心。

あなたがすべきことは、お酒を飲んだ彼女が夢見心地に陥っている状態を壊さず、優しく次の場所にエスコートしてあげること。アルコールの影響もあり、彼女の集中力は落ちているため、口説きやすい精神状態です。

では、お酒を飲んだ後はどこに連れて行けばいいか?その答えは「散策」です。

散策をする一番のメリットは、相手との距離感を一気に縮められること。食事の席とは違い、歩きながらの散策は、手足を自由に動かせ彼女との歩幅・距離感を思いのままにコントロールできます。また、手を繋ぐ・肩を抱くなどのタッチング動作により、2人の関係性を強める効果も期待できます。
これもすべては、お酒のアルコールを摂取し、彼女を大胆にさせた結果と言えるでしょう。

飲み代は誰が払う? 貸し借りの心理

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さて最後に、格好いい大人の男性なら、飲み代や食事代は割り勘などにせず、自分が払うと良いでしょう。心理的側面でも、男性側が女性側の金額を負担した方が良い理由が存在します。

その理由は端的で、女性は奢ってもらうことに引け目を感じます。人に借りを作ってしまったという心理が働き、お返しをしなければならないと考えるようになるからです。

つまり、飲み代や食事代を負担してあげることで、あなたからの口説きの要求を聞き入れてもらいやすくする効果が生まれるのです。

このように、アルコールのお酒は、使い方によってはあなたを強く援護してくれます。ただし、お酒を飲むよう強要したり、わざと強いお酒で酔い潰そうという考え方は絶対にやめましょう。
あくまで楽しく飲むことを前提に、彼女、または気になる女性を大胆にさせ、自分の要求にこたえてもらいたい時などに、活用してみてください。

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この記事のライター
村田 芳実
村田 芳実
心理士の村田です。 認定心理士として、おもにビジネス・モチベーション・メンタル・恋愛・摂食障害など、誰でも使える心理学の記事を執筆しています。 人間の心は不思議でいっぱい。男性の皆さんが恋愛や仕事に活用できる心理をご紹介していきたいと思います。