ビジネスマンは夏だって外さない! クールビズの着こなしコーデ10パターン

「『クールビズ』と『スーパークールビズ』ってどこが違うの?」「そもそもクールビズってなに?」……夏のクールビズスタイルが世の中に浸透して久しいですが、実際にクールビズの定義に疑問を感じている男性も多いはず! クールビズとは「エアコン無しで仕事ができること」が一般的な基準。 さらにスーパークールビズとは、短パンやサンダルも着こなしとして許容されます。…とは言え、ジーパンにタンクトップなど著しくTPOを崩す着こなしは厳禁。
ここでは、ビジネスマンの夏の着こなしとしてクールビズを上手く取り入れたコーディネート10パターンをご紹介します。クールビズのルールを守りつつもオシャレを外さない着こなしスタイルでキメましょう!

<パターン①> ハリ感のあるポロシャツで綺麗に着こなす

スーパークールビズで是非着回したいのがポロシャツです。
ゆるっとした生地感のポロシャツでも問題ありませんが、やっぱりビジネスシーンではちょっと緊張感を持ちたいところ。
ハリ感のあるポロシャツは襟に立体感のあるので、ノーネクタイでも上品に一枚で着こなせるアイテムです。
水色は見た目にも爽やかですが、薄い色は汗ジミが目立つのでインナーでしっかりガード。

<パターン②> クールビズの白ポロシャツは革靴でビジネス対応!

ハリのある生地感であっても無表情な白いポロシャツは着回しも万能なので1枚あると便利。急な打ち合わせでもシャツをインにしてジャケットを羽織れば問題ありません。
ただし、注意したいのは足元。いくらスーパークールビズとはいえ、サンダルだとゆるくなりすぎ。サンダルはオフィスで履きかえる用に置いておき、革靴できちんと着こなしましょう。無難な白いポロシャツもインナーは必須です。

<パターン③> アンクル丈パンツで足元から涼しく

いくらスーパークールビスで短パンOKと言われても抵抗があるオフィスでは、少しでも涼を取り入れるためにアンクル丈パンツでスッキリ着こなすのが大人です。
長めのアンクル丈は、素足で履いて足首をチラ見せしたいところですが、本当に素足だと汗が気になります。フットカバーといわれる足の甲までの靴下をチョイスして靴下が見えないように工夫しましょう。

<パターン④> ポロシャツ×ベストでジェントル風に

夏の汗は止めようと思っても難しく、どうしようもないですよね。
そんな時はベストをバッグに忍ばせておきましょう。普段はポロシャツ一枚で過ごし、打ち合わせのときなどの場でベストを羽織って汗が目立たないようにします。
ジャケットよりも涼しいべストはバッグにも入れておきやすく、ちょっとジェントルな雰囲気もあってオシャレですよね。

<パターン⑤> 汗ジミが目立たない濃い色シャツ

特に汗っかきという人でなくても、暑ければ誰しも汗はかくもの。薄い色はどうしても汗ジミが気になってしまうので、シャツ一枚でカジュアルに着こなすなら避けた方が無難です。
白もポロシャツなら気になりませんが、薄手のシャツだと肌に張り付いてしまうので逆に目立ってしまいます。
背中や脇など、確認しづらいけど見られたらちょっと恥ずかしい脇汗は色の濃いシャツを選ぶと目立ちません。

<パターン⑥> クールビズには白パンが似合う!

夏のクールビズスタイルに取り入れたいのは白パンです。
爽やかに着こなせる白パンに薄い紫色のシャツを合わせると、他とはちょっと差をつけるコーディネートになります。
水色やストライプなどの定番カラーを合わせてもOKですが、無難なコーデから一歩抜けるにはシャツの色で遊ぶ余裕もほしいところ。
小物類は黒などの濃い色を使ってメリハリをつけましょう。

<パターン⑦> シアサッカーシャツでオフィス内も快適!

この夏注目したい生地の一つ、シアサッカー素材のシャツをクールビズスタイルに取り入れてみましょう。
肌に直接生地が触れる面積を少なくすることで、汗で肌にシャツが張りついたり、生地がまとわりついて暑いということもあまりありません。
汗っかきな人は素材感のあるシアサッカーシャツをサラリと爽やかに着こなしてみましょう。プライベートでも着回せますよ。

<パターン⑧> 季節感のあるネクタイで打ち合わせもバッチリ

社外の人と打ち合わせする場合、社風によってはクールビズとはいいつつもジャケットやネクタイがマストな職場もありますよね。
そんな仕事相手の雰囲気も汲みつつ、あまりカジュアル過ぎないコーディネートで挑むのが大人のマナーでしょう。
とはいえ、せっかくクールビズが許されている職場ですから、ちょっと遊び心を取り入れて、ネクタイの素材感で遊んでみましょう。
夏は「鹿の子(かのこ)素材」のタイが出回るのでチェックして。

<パターン⑨> ストライプのジャケットで爽やかに着こなす

夏とはいえジャケットは着ていた方がきちんと感が出るのは当たり前ですが、どうしても紺や黒などの色は重たく暑苦しい印象を与えてしまいます。
ジャケットを着ている男性は女性から見ても「暑苦しくて何か嫌」というイメージを与えてしまいますが、白ベースのストライプなら軽くてさわやかです。デニム地はNGですが、デニムのような軽い色のパンツは好印象ですよね。

<パターン⑩> 通気性の良いセットアップで乗り切る

クールビズとはいえセットアップも捨てがたいという「きちんと派」の男性は素材感を変えてみましょう。
ただ生地が薄いだけの夏用スーツはテロテロで安っぽい印象を与えてしまうのがちょっと残念。
リネンなどの風通しの良しセットアップスーツを選んできちんと感を出しつつ、通気性の高さや速乾などの機能性も重視したセットアップを選んで快適に過ごしましょう。

クールビズとは言え、短パンスタイルにまだまだ抵抗のあるビジネスマンも多いアラサー・アラフォー世代は「アンクル丈パンツ」を上手く着こなしに取り入れてみましょう。さらに「半袖が嫌い」というメンズのオシャレさんは、七分袖や五分袖などのシャツを選ぶことで大人っぽさを損なわずに夏らしい着こなしコーデに仕上がります◎

Cover画像: wear.jp

ファッション #クールビズ #スーパークールビズ #コーディネート #着こなし #ビジネスマン #TPO

この記事のライター
椎名 香澄
椎名 香澄
元アパレル系販売員。ジェントル系メンズファッションがお好み。素敵なスタイルをご提案していけるように頑張りマス♡