メンズ定番の「グレーパーカー」で大人顔に変身! 子供っぽくならない着こなしコーデ10選

あなたが「ファッションの定番色」と聞いて浮かぶのは、白や黒ですか?
もしそこに“グレー”が加わった方は、比較的おしゃれ感度の高い人と言えるでしょう。
グレーは、控えめなトーンで柔らかい印象を持ち、割とどんな色とも相性良く着こなせて、中間色の中でも特に人気。

今まではどちらかといえば白や黒などのはっきりした色味が多かった男性も、グレーに変えてみると一気に大人顔コーデに変身できますよ。まずは人気の定番アイテム「パーカー」で検証してみましょう。

グレーパーカー×デニムパンツは、小物で遊ぶ

メンズ王道のカジュアルスタイルと言っても過言ではない、パーカー&デニムパンツの着こなしコーデ。
例えば、ロゴ入りパーカーやカラフルパーカーを合わせると少し幼くなってしまうため、大人の男性であればシンプルなグレーパーカーを選ぶのが正解。また差し色に小物アイテムを取り入れて遊ぶと、よりおしゃれにキマります。

さらに足元にはスニーカーを履くのではなく、あえてレザーシューズを選ぶと大人スタイルにグレードアップしてくれますよ。

グレーパーカー×ボーダーカットソーで、大人スマートに変身

グレーのパーカーは、男性に人気の高いボーダーカットソーとも相性バツグン。中間色であるグレーが、ボーダーのカジュアルさを少し抑えて大人顔に仕上げてくれます。

パンツは、デニムではなくシンプルなネイビーパンツを選ぶのがおすすめ。またボーダー柄を中心に据えておしゃれに見せたい時は、全体に取り入れるコーデカラーを2、3色程度に抑えるとバランスよくまとまります。

グレーパーカーの上にチェックシャツを羽織れば、大人のアメカジスタイルが完成

グレーのパーカーをインナーに据え、その上からチェック柄のネルシャツを羽織ったアメカジスタイルも、大人のシックさにヤンチャさが加わり、全体をおしゃれに見せてくれます。

また上に羽織るチェックシャツもパーカーと同系色のグレーで統一すれば、更に落ち着いた大人の印象に格上げ。シャツとパーカーが馴染みやすく程よいカジュアルスタイルの完成です。

白シャツにグレーパーカーをオンすれば、清潔感もバッチリ

きれい目スタイルの代表的アイテムである白シャツと、大人顔のグレーパーカーの相性もバツグン。
オフィシャルなイメージが強いシャツをパーカーが程よくカジュアルダウン。さらに中間色であるグレーがすんなりと白に溶け込み、清潔感もバッチリです。

例えば、緩めのカジュアルスタイルも許されている職場であれば、スーツのジャケットをパーカーに変えてみても良いでしょう。いつもの仕事スタイルとは違う、ちょっとこなれた大人のおしゃれが楽しめますよ。

グレーパーカーにナイロンジャケットをオンすれば、スポーツミックスに

リラックスできて見た目もおしゃれ、そして男性に根強い人気を誇るスウェットを使ったセットアップスタイル。
そんなセットアップも、なんとなくおしゃれぶっていてチャレンジしにくいという男性であれば、上着をカジュアル寄りのグレーパーカーに変えて着こなすとしっくりまとまりやすくなります。

そこへシンプルカラーのナイロンジャケットをオンすれば、大人のリラックススタイルの完成。さらにそこへ、小物アイテムとしてキャップの帽子やアクセサリーなどをプラスすれば、おしゃれなスポーツミックススタイルに仕上がります。

グレーのスウェットにデニムシャツをインすれば、きれい目の大人顔に

スウェットを使ったジップアップタイプのセットアップコーデには、デニムシャツをインしてみましょう。単なるリラックススタイルとは違う、大人顔の着こなしコーデに早変わりします。

また全体をきれい目に仕上げたいのであれば、中に着るデニムシャツは、色落ちして馴染んだものではなく、あえて濃いめインディゴでパリッとしたものを選ぶのが正解。カジュアル度の高いセットアップを、おしゃれなタウンユースに変えてくれます。

テーラードジャケットにグレーパーカーをインして、カジュアルダウンに

“きちんと感”の高いテーラードジャケットをパーカーでカジュアルダウンする際も、グレーパーカーを選べば幼くなりすぎず、程よく大人感の残ったおしゃれなコーデに仕上がります。さらに、あえて差し色を使わずに全体コーデのトーンを合わせて着こなすとより大人っぽいコーデに。

今までインしていたカットソーやシャツをグレーパーカーに変えるだけで、いつもとは異なる表情を演出できます。

グレーパーカー×ブルゾンで、こなれた感を演出

カジュアルアイテムであるブルゾンとパーカーの相性はバツグン。丈の長さやニュアンスが似ているため、ファッション初心者でもチャレンジしやすい着こなしです。
しかしチャレンジしやすい分、若干遊び心に欠ける、幼く仕上がってしまうというデメリットも否めません。

そこでおすすめしたいのが、スタジャン&グレーパーカーを組み合わせた着こなしスタイル。人によってはコーデ次第で幼くヤンチャな印象か、反対にコワモテな印象を与えてしまうスタジャンですが、グレーパーカーをインすることできれい目&シックな印象に仕上がります。
さらに、ボトムスはデニムパンツではなくダークカラーを選び、コーデ全体の色を統一することで一気に大人顔に変身します。

グレーパーカー×ステンカラーコートで、大人カジュアルに

中間シーズンの定番アイテム、ステンカラーコートとパーカーの組み合わせも好相性。大人顔のステンカラーコートには、落ち着いた色味のグレーがとても良く似合います。

またトーンが柔らかいライトグレーのパーカーを選ぶと、コーデ全体が軽く明るい仕上がりに変身。少しかたいイメージも持ち合わせたステンカラーコートを、カジュアルダウンしたい時におすすめしたい着こなしスタイルです。

グレーパーカー×ノーカラーアウターで、大人かっこいいを作る

首元にボリューム感の出やすいパーカーは、ノーカラーアウターとの着こなしが相性良さげ。またパーカーは、どうしても顔付近の高い位置にボリュームが出やすいため、少し長めのアウターを選んでもバランスよく着こなすことができます。

ノーカラーアウターにグレーのパーカーをインすれば、アウターの色味との馴染みもよく、シックでかっこいい大人のカジュアルコーデに仕上がるでしょう。

なにかと便利に使い回しのしやすいグレーパーカー。
「ちょっとカジュアルすぎかな…」と思うコーデでも、そこにグレーのパーカーを取り入れれば、スッと落ち着いた大人の着こなしに変わりします。
また普段の着こなしコーデに白や黒、もしくは差し色を選んでいたところをグレーに変えるだけでも、グッと大人っぽさが増して見えますよ。
秋から冬そして春にかけて着こなす機会も多いパーカー。大人コーデに仕上げるならグレーパーカーを上手に取り入れてみましょう。

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この記事のライター
武吉えり
武吉えり
アパレル販売員の知識をいかして、カジュアルラインからビジネスラインまで幅広いコーディネートを紹介しています。