「こいつ、メンヘラ男かも…」私たちが出会った“メンヘラ”を匂わせる男の言動!【体験談】

もともとはメンタルヘルスが語源で、精神的に不安定な人のことを指す「メンヘラ」
特にSNSなどネットを使った個人発信が当たり前の昨今においては、この“メンヘラ”という言葉もよりライトなイメージで使われるようになり、友達間や恋愛シーンでも普通に「お前メンヘラかよ!」「あの人メンヘラっぽい…」などという言葉が飛び交うほど。
またリストカットやネット中毒など、精神的に病んだ女性のことを指す“メンヘラ女”は昔から有名ですが、一方その類で男性に向けられた“メンヘラ男”も決して少なくありません。

そこで今回は、これまでの恋愛で実際にメンヘラを疑ってしまった男性の言動について、複数人の女性にアンケートで聞いてみました!あなたも知らないうちに、メンヘラ男として認定されているかも…? 該当している部分がないかどうか一度チェックしてみましょう。

メンヘラ男 その①|自分に自信がない

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「私の元彼は、何かあるたびに『どうせ自分は……』が口癖の人でした。こっちが好きと言っても信じてもらえないし、私の気持ちを疑うことばかりで…。あーもうこれメンヘラだなって思いました。」(24歳/介護士)

男女にかかわらず、自分に自信がない人はメンヘラと思われてしまいがちですが、特に男性の場合は昔から“男たるもの○○”などと、男性としてのあるべき理想像と比較されることが多く、また世間一般の人が固定概念でいだく“男らしさ”という言葉の裏には『自信』もふくまれているため、日頃の振る舞い方や言動による自信のアリorナシは、顕著にその人自身の魅力へとつながるもの。

また恋愛においても、ただ単に“メンヘラ男”という烙印を押されてしまうだけでなく、付き合う途中に愛想をつかされて逃げられたり、めでたく交際に発展しても長続きせずに結局フラれる…など、自信のない男性は、はじめこそ面白がって付き合ってくれますが、いざという時に頼り甲斐がないため、やっぱり総じてモテません。

さらに自信のない男性は、もともとネガティブ思考が強く、過去のコンプレックスも影響してか、なかなか人を信用できずに交際相手の気持ちまで疑ってしまうというまさに負のスパイラル。
自分に自信が持てないという欠点1つであれば、最悪それを補うパートナーを見つけることも可能でしょうが、人を信用しないという欠点は正直どう頑張っても補いようがなく恋愛においては不利以外の何者でもないでしょう。

仮に自分は信じられなくても、せめて相手のことは信じられるよう努めたいものです。

メンヘラ男 その②|束縛してくる

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「束縛をしてくる人って、結局自分に自信がないからですよね?自分に自信が無いから、彼女に浮気されてしまうんじゃ…って不安になる。だから、束縛をする人は一種のメンヘラなんじゃないかって疑うようにしています。」(27歳/エステティシャン)

こちらも先ほどの「自分に自信がない」ことが原因で、相手を束縛してしまう典型的なメンヘラ男。

「彼女が自分よりも魅力的な男性を好きになってしまうのではないか…」「彼女に飽きられてしまうのではないか…」このように嫉妬の感情や不安な気持ちにかられる最大の原因は、まさに自分自身にたいする自信のなさと言えるでしょう。

ごく稀に彼氏からの束縛を一種の愛情表現と受け取り喜ぶ女性もいますが、たいていこの場合は、女性側もメンヘラの可能性大。
このケースにおいては、ある意味お互い様という状況ですのであまり気にする必要はないでしょうが、そうでない場合は、必要以上の過剰な束縛は男性自身のメンタルの弱さを露呈し、最後はフラれてしまうのがオチですので、束縛体質の人は十分に注意してください。

メンヘラ男 その③|ヒステリック

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「私がそうなんですけど、女ってホルモンバランスの影響とかもあって基本怒りっぽいんですよね。これって仕方ないんですが、男性がヒステリックなのはちょっと……。え?メンヘラ?って思ってしまいます。」(30歳/マスコミ)

ちょっとしたことで怒ったり、泣いたり……。ホルモンバランスの関係で女性は感情の起伏が激しく、時にヒステリックになってしまうこともあります。特に生理前や生理中は、いつも以上に情緒が乱れやすいため、彼女の不機嫌さに嫌気を指したことのある男性もいるでしょう。

ですが、男性の場合は別。中には生まれつきの性格上気性が荒かったり、ちょっとしたことでイライラしたり、また口で勝てない場合はすぐに手を挙げてしまう人もいますが、過剰にヒステリックな男性は“メンヘラ男”どころか、場合によっては常軌を逸した人間をさす “キチガイ”認定で避けられてしまうのがオチでしょう。

大人であれば、堪えるところはグッと我慢し、忍耐強くあるべきですし、何より自制する心を持つべきです。

泣いたり、喜んだりと感情の浮き沈みが激しい性格であればまだ付き合い方次第で恋愛を続けられる可能性もありますが、度を越えたヒステリックな性分は、正直手のつけようがなく、場合によっては暴力をふるわれる危険性もあり、女性的には怖い存在以外の何者でもありません。

メンヘラ男 その④|お酒に酔って性格が変わる

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「私が前に付き合っていた元カレは、普段は温和な性格なんですけど、お酒を飲むと、ほんと別人みたいに悪酔いしてしまって、愚痴とか悪口とかとにかく暴言がすごかったんですよね。それを見て普段溜め込んでいるのかなあ…とか精神的に不安定なのかなあ…って思ってしまいました。」(27歳/不動産)

お酒が入ると、人間本来の姿が現れるといいます。
普段は必死に理想の自分を演じ取り繕っていても、お酒のアルコールによってそのコントロールが効かなくなるのでしょう。

お酒に酔ってもハッピーになれる人ならいいのですが、中には人が変わったように口が悪くなったり暴力をふるったりケンカ早くなったりする、いわゆる悪酔いをしてしまう男性もいます。

そんな男性は、悪酔いを警戒されて今度二度とお酒に付き合ってくれなくなるだけでなく、実は心の中に見えないストレスを多く抱え、精神的にもかなり問題のあるメンヘラ気質を疑われてしまう可能性も十分あり得るでしょう。

お酒に酔っている時の様子は、なかなか自分では判断できないものですが、特にお酒が弱いという男性は、はたから見てどうなのか、一度親しい友人などから意見を聞いてみると良いでしょう。

基本的に“メンヘラ”は、女性特有のイメージが強いからこそ、男性はちょっとしたことでメンヘラを疑われてしまうのが昨今の傾向。
今回アンケートで聞いた、女性がメンヘラ男を疑ってしまう言動に心当たりのある男性は、くれぐれも勘違いされないように気をつけましょう。

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この記事のライター
彩香
彩香
ライター兼メディアディレクター。文化服装学院出身。 得意分野はファッションと恋愛で、男性・女性を問わず多数のメディアで執筆や編集を手がける。 趣味は「酒」と「フェス」。