日焼けしたい男性に、カッコ良くきれいな「小麦肌」を作るためのポイント4つ!

健康的な肌に日焼けしようと海へ行ったところ、真っ黒に日焼けしたり、赤くなって皮膚の皮がベロっとめくれたり、失敗に終わった経験はありませんか?
実は、正しく日焼けするためには、適度に紫外線を防ぐ必要があるのです。
今回は、日光浴で肌を焼きたい男性に、日焼けの仕組みからカッコ良くきれいな小麦肌を作るためのポイント、そして日焼け肌を作るうえでおすすめのアイテムまで、詳しく解説していきます。

日焼けの仕組みとは?

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日焼けは、メラニン色素が肌に沈着した状態のことを言います。
この「メラニン色素」とは、肌の色を作っている色素のことで、人種によってメラニン色素の種類や量は異なります。

また、メラニン色素は、肌が紫外線を浴びたり外部からの刺激を受けたりした際、肌の奥へと侵入するのを防ぐ役割を持ちます。
つまり日焼けは、外部刺激から身体を守るための防御反応として肌が焼けている状態のことを言うのです。

日焼けに向かない人の特徴

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日焼け肌は、見た目も健康的でカッコいいですが、決して肌に良いものではありません。
日焼けが原因で、肌が乾燥しやすくなり外部刺激にも弱くなるため、将来的にシミやしわ、たるみのリスクが上がります。
特に、次に挙げる日焼けに向かない人の特徴に当てはまる男性は、日焼けを避けた方が良いでしょう。

・肌が赤くなる人

日焼けをしても、肌が黒くならず赤くなるだけの人は、メラニン色素の分泌が少ないため、紫外線が肌の奥まで侵入し、様々な肌トラブルを引き起こす危険があります。
肌が赤くなるのは、紫外線によって炎症が起きた状態のため、そのまま放置にするとシミになる恐れがあるでしょう。

・もともとシミやしわが多い人

もともとシミやしわが多い、またはできやすい人は、すでに紫外線のダメージを受けている可能性が高く、日焼けによってさらなる肌トラブルを引き起こす恐れがあります。特に、まだ30代や40代なのにシミやしわの数が多い人は注意しましょう。
また、シミやしわは実際の年齢よりも老けたマイナスの印象を与えるため、できるだけ防ぎたいところです。

きれいな「小麦肌」を作るためのポイント4つ

不要な肌トラブルを回避するためにも、まずは正しい日焼け肌の作り方について知っておきましょう。
ここからは、日焼けによってきれいな小麦肌を作るためのポイントを4つ紹介していきます。

(1)場所ごとに適切な時間を設定する

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夏など日差しが強い日は、降り注ぐ紫外線の量も多いため、比較的短時間で日焼けすることが可能です。
ただし日差しが強い分、当初はきれいな小麦肌を作りたいと思っていたのに、想像以上に焼けてしまい真っ黒な肌になってしまう恐れもありますので、肌を焼く時間に気をつけましょう。
中でも7月~9月の期間は、1年で最も多くの紫外線が降り注いでおり、また地域など紫外線を浴びる場所によっても紫外線の量が異なるため特に注意が必要です。

日焼けに適した時間はどのぐらい?

これから日焼けする予定の男性に、きれいな小麦肌を作るまでにかかる目安の時間を以下にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
  • 海やプール=約15分~20分
  • 高層ビルが立ち並ぶ都会=約40分~50分
  • 建物が少ない田舎=約1時間~1時間10分
  • 山=約20分~50分(標高が高いほど早く日焼けします)
上記はあくまで目安の時間で、紫外線の量や日差しの強さ、さらに肌質や体調によっても焼け方が変わってきますのでご注意ください。
もし焼けすぎるのが怖い方は、短い時間を目安に日焼けすると良いでしょう。

(2)あらかじめ効果の低い日焼け止めクリームを塗る

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事前に効果の低い日焼け止めクリームを肌に塗っておくことで、焼けるスピードを遅らせ、じっくり時間をかけられる分、狙い通りのきれいな小麦肌が作れます。

特に、日差しが強く紫外線の量もたくさん降り注いでいる日や、肌質の関係で短時間のうちに真っ黒に日焼けしてしまう方は、あらかじめ日焼け止めクリームを塗っておけば、一気に日焼けしてしまうリスクを減らせるでしょう。

ポイントは、効果の低い日焼け止めクリームを塗ることです。
効果の高い日焼け止めクリームを塗ると、紫外線を強くガードしてしまい、結果あまり日焼けできずに終わってしまいますので、日焼け止めクリームの塗りすぎや効果の強弱を事前に確認するようにしてください。

(3)肌を焼いた後のアフターケアを徹底する

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日に焼けた肌は、乾燥によって外部刺激に対してかなり弱い状態になってしまいます。

焼いた肌をそのまま放置にしておくと、カサカサして皮膚の皮がめくれたり、将来シミやしわになったりするリスクが高まりますので、日焼け後は必ず化粧水と乳液でアフターケアを徹底するようにしましょう。

また、熱いお湯につかる入浴は肌への刺激が強いため、日焼け後しばらくの間、毎日のお風呂はシャワーだけにするか、ぬるま湯につかる程度に留めておくことも大切なアフターケアになります。

(4)日焼けした肌を摩擦しない

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日焼け後に、日焼けした肌を手でゴシゴシと擦ったり、衣服類で摩擦が生じたりすると、日焼けした皮膚の皮がめくれてしまうことがあります。

その結果、摩擦したところとしていないところで色の差がハッキリと目立ってしまい、ひどくカッコ悪い日焼け肌が出来上がってしまうでしょう。

きれいな日焼け肌を作りたい人は、日焼け後しばらくの間はむやみに肌を刺激しないように注意してください。特に露出の多い顔や首・腕・脚まわりは、はたから見てもダサく見えてしまいますので、細心の注意を払って過ごすべきです。

きれいな日焼け肌を作るためのおすすめアイテム3つ

ここからは、きれいな日焼け肌を作りたい男性におすすめのアイテムを3つご紹介します。

(1)ココナッツの香りが魅力的なサンオイル

まずは、ココナッツの香りが特徴的なサンオイル。
肌に炎症を引き起こす紫外線B波だけを防ぎ、日焼けの原因となる紫外線A波を通します。

ちなみに、本アイテムにおける紫外線B波の防止効果を示す指標SPFは「SPF2」という値になりますので、15分~20分×SPF2=約30分~40分は紫外線B波を防げる計算になります。
もし1時間以上日焼けする予定など、長時間肌を焼く場合は、何度か塗り直して効果を持続させるようにしましょう。
 

(2)日焼け後のクーリングジェル

こちらのアイテムは、日焼け後の肌をクーリングできるジェル商品。
“アルニカ”と“マヌカハニー”という成分が含まれており、肌に水分を与え肌全体にうるおいをもたせ乾燥を防いでくれます。

肌の表面がなめらかになり、きれいな日焼け肌を作るサポートをしてくれるでしょう。
ただし、本アイテムはボディ専用のため顔には使用できません。顔は、手持ちの化粧水や乳液で保湿するようにしましょう。
 

(3)保湿ケアのボディジェル

こちらのアイテムは、ブルーハワイをイメージしたアフターケア用のボディジェル。
炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kが含まれているため、日焼けで赤く炎症を起こした肌にも向いています。

本アイテムは、サトウキビや温州みかん・パイナップル・レモン・さくらんぼ・アロエなど、様々な天然成分が配合されており、肌にやさしいことが特徴的な商品。
みずみずしい使い心地で、日焼けした肌にうるおいを与えてくれます。南国のイメージそのままに、フルーツの香りを複数楽しめるのも嬉しいポイントですね。
 

カッコ良い日焼け肌を作ろう!

きれいな日焼け肌を作るためには、まず自分の肌質や紫外線の量、日光を浴びる場所によって、適切な時間を設定しましょう。
小麦肌の男性は、健康的で活発&ポジティブなイメージを与えるため、多くの男性の憧れでもあります。
反対に間違った日焼けのやり方では、シミやしわなど様々な肌トラブルを引き起こす原因になりますので、これから日焼けをする予定の方は、正しい日焼け肌の作り方と日焼け後のアフターケアをぜひマスターしておいてください。

健康・メンズ美容 #日焼け #小麦肌

この記事のライター
加藤良大
加藤良大
歴7年のフリーライター。アパレル企業からライターに転身し、医師監修記事の元原稿や美容記事の執筆本数は10,000本を超える。前職の経験を活かし、ファッション記事、ビジネス記事など幅広く手掛ける。