ワイシャツの襟と袖の「皮脂汚れ」をきれいに落とす方法

ワイシャツの「襟」や「袖」に染み付いた汚れはきちんとケアできていますか?
自分では目立たないと思っていても周りは結構気づいていますよ!
洗濯だけでは不十分なワイシャツの皮脂汚れをきれいに落とす方法をご紹介します。

ワイシャツの襟や袖につく汚れの原因

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襟や手首の黄ばみは皮脂の汚れが原因。
皮脂だけでなく、ホコリやチリなどが付着すると黒ずんでくることもあります。シャツの黄ばみや黒ずみ汚れが取りにくいのは、汚れがさらに皮脂でコーティングされているからなんです。

では、効率よく汚れを落とすにはどうすればいいのでしょうか。
男性でも簡単に襟袖汚れを綺麗にできるコツをご紹介します。

家庭用洗剤で手もみ後に洗濯

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襟袖汚れが気になりはじめたら、家にある「食器用洗剤」を使って揉み洗いしてみましょう。

◆手順①
洗剤が馴染みやすいように襟袖部分をぬるま湯で湿らせます。お風呂の残り湯などでOK。
◆手順②
汚れの部分に洗剤をつけて馴染ませ、軽く揉み洗いをします。あまり強くゴシゴシ洗うと生地を炒めてしまうので、汚れを浮き出させるイメージで優しく洗いましょう。
◆手順③
ある程度汚れが取れたら、しっかり洗剤を洗い落としてから洗濯機に入れ、いつも通りに洗濯すれば綺麗になります。

ワイシャツの頑固な汚れには「歯ブラシ」を使う

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繊維の奥や、手揉みでも落ちない皮脂汚れには「歯ブラシ」を使って汚れを掻き出しましょう。
もちろん「捨てる前の使用済み歯ブラシ」で問題ありません。

ワイシャツの襟と袖に液体洗剤を少しつけ、歯ブラシで皮脂汚れを掻き出すイメージで優しくゴシゴシするだけ。手揉み洗いで上手く洗えない人や、細かい部分の汚れが気になるときに歯ブラシが活躍しますよ。

「えりそでプレケア」を使う

揉み洗いもゴシゴシも面倒くさい方は、トップから発売されている「えりそでプレケア」を利用してみましょう。

「えりそでプレケア」は、ワイシャツの汚れが気になる襟や袖に直接つけて洗濯機で回すだけでOK。
手間なく簡単なので、男性にはこちらの方が楽かもしれませんね。

ただし、ピンポイントの汚れには、やはり前述した歯ブラシを利用したほうが確実に落ちやすくなります。ワイシャツの汚れ部位や具合で上手に使い分けていきましょう。
商品名

プレケア(しみ抜き剤・エリそで用)

「液体洗剤」より強力な洗剤とは?

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ワイシャツの洗濯には洗剤にもこだわりたいところ。
今は色んなタイプの洗剤が発売されているので、メーカーを気にせず安いものを選びがちですよね。

フローラル系は女性っぽい香りが特徴なので、男性には「シトラス」や「石けん」の香りがオススメ。香水をつける習慣があるなら「無香料」を選びましょう。

最近は液体タイプの洗剤が種類になっていますが、一番汚れが落ちるのは「粉末タイプ」の洗剤なんです。溶け残りが心配という声も聞こえてきそうですが、最近は改良されているので溶け残りの心配もあまりありませんよ。

ワイシャツの「襟」や「袖」の汚れ防止方法

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ワイシャツをパリッと仕上げるために入れる「洗濯糊」を入れて仕上げると皮脂汚れを防ぐことができます。洗濯後にスプレー式の糊を吹き付けて仕上げてもいいでしょう。

また、予防としては、首回りをきれいにしておくことも重要。お風呂に入ったときによく首回りを洗うのはもちろん、小まめに制汗シートで汗を拭くというのも大事です。

最近は襟袖汚れをガードしてくれる布テープがあります。1日着たら剥がすだけなので、お気に入りのシャツなどに貼り付けて、洗濯するときに剥がせばお手入れの手間が防げます。

ワイシャツの「襟」と「袖」を洗うひと手間はどうしても面倒なので、お気に入りのシャツが汚れてしまう前に意識して汚れ防止対策をしておくことが大事。
スーツはピシッときまっていてもワイシャツの裏地が黄ばんでいたり汚れていると不潔な印象を与えてしまうので気をつけましょう。

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この記事のライター
木下京子
木下京子
旅行が大の趣味。子持ちの母です。 これからもたくさんの国を訪問したいです^^