【実体験】現役の受付嬢に聞いた! 取引先の受付嬢と仲良くなるためのアプローチ法4つ

仕事で取引先に出かけた際に出会う、綺麗な受付嬢。
会社の“顔”として、一日中たくさんのお客様を出迎える彼女たちは、身だしなみの清楚さはもちろん、笑顔も素敵。ついつい「こんな子が彼女だったらいいのになぁ」と思う男性もきっといるはずです。

とはいえ、実際問題どうやってアプローチしていいかわからない…というのが本音ですよね。
そこで今回は、取引先の受付嬢と仲良くなるためのアプローチ方法について、筆者と同じく受付嬢として働く女性の皆さんに実体験を交えて意見を聞いてみました!

その①|まず受付では、笑顔で挨拶!そして徐々に雑談をプラスしていく

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「受付って、いわば会社の玄関口なのにムスッとしながら来社する人が多すぎます。だからこそ愛想がいい人って印象に残ります。」(28歳・女性・受付)

「頻繁に来社される方で『今日も寒いですね〜』とか一言話してくれる人は気さくで素敵だなって思います。コミュ力高い人って仕事もできそうだし。」(26歳・女性・受付)



大きな会社の受付って、ズラッと女性が並んでいて少し緊張してしまいますよね。
そんな緊張からか、ついつい顔の表情が強ばってしまい、笑顔が無くなってはいませんか?

訪問先の受付は、言わずもがな相手先の玄関口。玄関先でムスッとした表情をしていては、その後の商談にも悪影響を及ぼしかねません。
受付にいる受付嬢は、そんな訪問された方々の表情から感じ取れる“余裕”を見て『この人は仕事ができそう』などをチェックしています。

まず取引先の受付に到着したら、一旦心を落ち着かせ、笑顔で挨拶することを心がけましょう。
そして訪問の回数も増え、次第に慣れてきたら今度は「今日も寒いですね」や「いつも笑顔が素敵ですね」など、雑談を一言二言プラスしてみると良いでしょう。
そのさりげない一言で、受付嬢たちにより好印象を与えられるはずです。

その②|お菓子の差し入れは、キッカケ作りに最適

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「長く付き合いのあるお取引先の方は、出張の度に毎回お土産を持参してくださるので、ご来社されるといつも黄色い歓声でお出迎えしています(笑)。」(32歳・女性・受付)

「『みなさんでどうぞ』ってちょっとしたお菓子を渡すのは、受付の子とお近づきになるには手っ取り早いかも。お菓子のお礼にちょっとした会話もするから、そこからデートに誘うのは自然ですよね。」(29歳・女性・受付)



取引先の受付嬢と仲良くなりたいなら、お菓子の差し入れをオススメします。
休憩時間にサクッと食べられるひとくちサイズのお菓子は喜ばれること間違いなし。
そして次回訪問した際には、彼女たちの方から「お菓子ごちそうさまでした!」と御礼も兼ねて声をかけやすくなりますので、差し入れをキッカケに距離感が一気に縮まることでしょう。

ただし会社の受付には、毎日たくさんのお客様が訪れ、同じようにお菓子をプレゼントする男性もいます。そして受付嬢の彼女たちは、同じ会社で働く同僚から食事に誘われたり、お菓子を差し入れにもらう機会も少なくないため、基本的に皆グルメ。
どこにでも売られているようなありきたりなお菓子ではなく、SNS映えする可愛いお菓子や手に入りにくい珍しいお菓子など、他の人と被りにくく、なおかつ女子ウケも意識したお菓子を選んであげましょう。

その③|来訪者用の記入シートに、こっそり連絡先を書いておく

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「ありそうで意外と無かったんですけど、来訪者の社名と氏名を書くカードの隅にLINEのIDが書いてあって。なんかロマンチックだから、その後こっそりLINE返したことあります(笑)。」(27歳・女性・受付)


取引先の会社を訪問した際に、受付で記入する来訪者用のシート。その記入シートを使ったアプローチ方法もあります。
ただし、この“撒き餌作戦”は、よほど相手の受付嬢が自分にが好意を持っていると確信がない限りオススメはしません。
自他ともに認めるイケメン、もしくは既にこれまで何度か会話を交わした仲でない場合は、絶対に止めた方が良いでしょう。

受付嬢とはいえ、当然その会社に雇われた身分。初対面時にいきなりLINEのIDが書かれたシートを手渡されてもどうしていいか分からず、スルーするか、上司に報告せざるを得ません。
そして上司に報告した結果、悪質なお客様という判断のもと会社間の取引関係に悪影響を及ぼす可能性も十分にあり得ます。

男らしく、直接的なアプローチで好感は持てますが、取引先との関係性、受付嬢との距離感など、よくよく慎重に判断した上で行動に移しましょう。

その④|応接室に通されるスキマを狙って、連絡先が書かれた名刺を渡す

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「お客様を受付から応接室まで案内する廊下って、基本2人きりなんですよね。その瞬間に『これ、良かったら…』って名刺を頂戴した時はさすがだなって思いました。戦略勝ちって感じがしますよね。」(33歳・女性・受付)


この方法は、受付を要する会社の仕組みにもよるのですが、たとえば受付を済ませ、取引先の担当者と打ち合わせをする応接室に案内されるまでの間は、基本2人きりという会社も少なくありません。

その一瞬の“スキマ”を狙って、連絡先を書いた名刺をサッと手渡しアプローチを試みるという人も中にはいるようです。ちょっぴりドラマチックな展開で、案外女性には効果的かもしれません。
また、他にも同じような手口としては、(まだ取引先の担当者が会議室に入る前に)コーヒーやお茶をお出しする“スキマ”を狙って、受付嬢に名刺を渡すというアプローチ方法もあります。

たしかにこの方法を使えば、前項でご紹介した受付の記入シートに書く方法と比べて、他の担当者にバレる心配は少ないかもしれませんね。

何にせよ、この手法を用いる際は“スピード”と“思い切り”が大事。ここぞというタイミングを逃さないよう、念入りに事前準備を重ねた上で実践するようにしましょう。

ビジネスマンの中でも、特に営業職の方であれば一度ぐらいは誰しも憧れるであろう取引先の受付嬢。
綺麗な顔立ちに品の良さ、清楚な身だしなみなど、いかにも育ちが良く、何となく“高嶺の花”という印象の強い受付嬢ですが、実は受付を専門に担当している女性は基本派遣社員です。
そのため見た目は華やかでも、案外素朴で地味な一人暮らしという女性も少なくありません。

もし取引先の会社や頻繁に訪問する会社に、どうしても気になる受付嬢がいるという方は、勇気を出してアプローチすると案外すんなりデートに繋がるかもしれませんよ。
ただし……くれぐれも取引先の相手であることは忘れずに。

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この記事のライター
早川 桜子
早川 桜子
都内の某不動産会社で受付と秘書を担当。受付嬢を経験した立場からビジネスマンに役立つ記事を書いていきます。