より確実に避妊したい男性は「パイプカット」でセックスを楽しもう【体験談あり】

人間の三大欲求のひとつ「性欲」。
男性の中には、いちいち口には出さずとも、死ぬまでにできるだけ沢山の女性とセックスをしておきたいという願望を密かにいだく人もいることでしょう。

しかし、そんなセックスに唯一の欠点があるとしたら、それは交際中の彼女もしくはセフレ相手の女性に望まない妊娠をさせてしまう可能性があるという点ではないでしょうか。
そこで今回は、妊娠のリスクに怯えている男性に、コンドームよりもはるかに避妊に役立つ「パイプカット」について、実際に筆者の知人から聞いた体験談も交えて処置の仕組みや費用感などをご紹介したいと思います。

知人の男性が「パイプカット」をした理由とは?

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先日、筆者の知人男性が「パイプカットをした」と打ち明けてくれました。

この男性とは、複数人の友人も交えてしょっちゅう会う機会があったのですが、特に入院したなどの報告も受けていなかったので、まさかそんなことをしていたとは夢にも思わず、話を聞かされたときはさすがに驚きました。

しかし、一体どうして彼はパイプカットを決意したのでしょうか。
その理由はただひとつ、“セックスでうっかり相手の女性を妊娠させないため”だったのです。

世の中には「妊娠」を喜べないカップルもいる

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本来、妊娠の発覚は結婚を前提に付き合っているカップルや婚姻関係にある夫婦であれば、歓迎すべき喜ばしいシチュエーションです。
しかし、世の中にいるすべての男女が妊娠を喜んで受け入れられるというものでもありません。

実際なところ、交際相手の彼女から「最近生理が遅れてるの」や「何を食べても吐き気がする」など、妊娠を匂わせる発言を聞くたびに気が気じゃなくなる男性も少なくないでしょう。
今回パイプカットをしたという事実を打ち明けてくれた知人もまた、そういう男性の中の一人でした。

彼は見た目もなかなかにイケメンで、明るくナイスガイな性格のため結構女性にモテます。
これはお酒の席で聞いた話のため多少盛っているところはあるにせよ、その彼曰くなんとここ数年は特定の恋人を持たずに複数人の女性と満遍なく交際しているという、まさに夢のようなライフスタイルを送っていました。

そういった男性なら誰もが羨むような生活を送る中で、彼自身はいつしか「性病も怖いけど、妊娠だけはさせないようにしないとなぁ」と、妙な不安と責任を感じるようになったんだそうです。

もちろん彼には子供がいないため、最初の頃はパイプカットをすることに戸惑い大いに悩んだそうですが、諸々のリスクを考えてみた結果、パイプカットをすべきという結論に至ったのだと説明してくれました。

まぁ長い人生、人それぞれいろいろな考えがありますよね。

より確実にセックスで避妊したい男性は「パイプカット」がおすすめ

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これは当たり前の話ですが、妊娠は、男性がセックス中に女性の中に精子を出さなければ100%防げるというものではありません。
セックス中に生で挿入を続けていれば、フィニッシュに関係なく妊娠するリスクが生じるものです。
それに、いくらコンドームを完璧に装着していたからといって、確実に避妊ができるという保証も残念ながらありません。

さらに場合によっては、すでに結婚をしている男性でも、何かしらの理由によって毎回の性行為時に妻が妊娠するリスクに怯えなくてはならないという人もいるでしょう。
たとえば家庭の財政面から、子供ができても満足な教育を受けさせることが難しい場合は、夫婦という関係においてもやはり妊娠しにくいセックスをする必要が出てきます。
またすでに子供がいる場合でも、家族3人の生活が精一杯で、金銭的に余裕がないということも十分にあり得るでしょう。男女の夫婦が「2人目の子供を作るのは厳しい」という判断を下せば、やはり妊娠をしないよう性行為のやり方には細心の注意を払う必要があります。

このような状況において、ほぼ確実に妊娠の可能性をなくせる方法が「パイプカット処置」なのです。

他にも、たとえば女性にピルを服用させるという手段もありますが、ピルの場合はホルモン分泌にも少なからず悪影響を及ぼしてしまうという懸念も考慮しなければなりません。
相手の女性にそのようなリスクを背負わせるには忍びないというのであれば、男性がパイプカットをしておくというのも、優しさや思いやりの一環ではないでしょうか。

パイプカットは具体的にどういう処置? 手術費用はいくら?

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ところでこの「パイプカット」について、具体的にどういう処置を受け、金銭的な費用負担はどのぐらいかかるのか、知らない男性も多いことでしょう。
そんな男性にあくまで参考程度ですが、簡単にパイプカットの仕組みや費用感について説明しておきたいと思います。

まずパイプカットの処置ですが、仕組み自体は非常に単純明快です。
睾丸(こうがん)で精子が作られて、精管を通じて精液を発射するというのが、男性器の機能となりますが、パイプカットはこの精管の一部を切除、縫合してしまう処置のことを言います。

そして精管の一部を縫合することで、必然的に精子は体外に放出できなくなるため、セックスによる妊娠の可能性は限りなくゼロへと近づき、避妊に繋げられるというわけです。
ちなみに体外へ放出することができなくなった精子については、そのまま体内に吸収されることになりますので、精子がなくなってしまうなどの心配もなく、基本的には元の放出できる状態へと戻すことも可能です。

続いては気になる費用感についてですが、パイプカットを診療する病院によりけりな部分はあるものの、だいたい金額感的には10万円以下というケースがほとんどです。

実際に、今回筆者へパイプカットの体験話を打ち明けてくれた知人男性の場合は、精液検査や手術費、その後の鎮痛剤など諸々の費用をコミコミで8万円からちょっと足が出る程度でした。

これだけの安価な処置で、彼女からの「今月、生理遅れてるの……」という不安な声を聞かずに済むというのは、特にセックスは好きだけど妊娠のリスクが怖いという男性にとっては非常にありがたい話ではないでしょうか。

またパイプカットの処置をすることで、妊娠の可能性に怯えることもないまま、思う存分不倫や浮気を楽しめるというのも、男性によっては大きなメリットと言えるかもしれません。

カップルや夫婦・セフレなど男女の関係性はさまざまですが、いろいろな事情によって、どうしても子供は作りたくない、確実に避妊しておきたいという男性の皆さんは、ぜひ一度パイプカットの実施を検討してみてください。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。