背中の脂肪は落ちにくい! 背中を引き締めるストレッチ法3つ

『30代を過ぎてからの体重の落ちにくさ』――皆さんもご経験あるのではないでしょうか?
加齢に伴い体重が落ちにくくなる原因は、基礎代謝の低下、運動不足、暴飲暴食によるカロリーオーバー…等さまざま。その中でも特に困難を極める部位こそが背中についた贅肉です。
今回は、食事制限等のダイエットやランニング等の運動をしてもなかなか落ちにくいと言われる「背中の脂肪」を取り除くストレッチ法をご紹介します。背中の見た目は、自分で思う以上に老化年齢(オジサン臭い)を引き上げます。手遅れとなる前に早めに対処しておきましょう。

正しい姿勢を維持することで背中に脂肪はつきにくくなる

image1

前方から見たときには普通の標準体型の人でも、後ろのバックスタイルを見るとガッカリしてしまう男性っていますよね。

背中の部位は、普段見えにくいからこそ知らず知らずのうちに脂肪が蓄積しやすい場所。目に付きやすい前方(腹部)の脂肪と違い、後方の背中は見過ごしやすいだけでなく、蓄積した脂肪も燃焼させにくい、とても危険なエリアなのです。

そしてこの背中の部位に脂肪を溜まりにくくするためには、姿勢を正すことが一番。立つ姿勢・座る姿勢・歩く姿勢など、普段から猫背をベースに生活をしていると、背中の筋肉も自然と弱体化し、ただでさえ脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。

まずは背中をピンと伸ばし、正しい姿勢を維持する生活習慣から身につけましょう。姿勢を正すだけで、背中の脂肪・贅肉は格段に付きにくくなります。

背中のストレッチ法①▶タオルを使って肩甲骨を動かす運動

image2

ここからは背中についた脂肪を取り除くストレッチ法についてご紹介します。

まずはタオルを使った肩甲骨のストレッチで、背中についた贅肉を落とします。

①タオルを真上に持ち両手を高く上げます。
②息を吸って、息を吐きながら手を肩の所までゆっくり落とします。
③再び息をゆっくり吸いながら手を高い位置まで上げます。

※これを10セット繰り返します。

いつもはなかなか動かさない肩甲骨周りを、タオルを使ってストレッチすることで、肩周辺の血流が良くなり、脂肪を燃焼させやすくしてくれます。

背中のストレッチ法②▶肩甲骨を寄せて広げる運動

image3

シャープな背中を目指すなら、肩甲骨を寄せて広げるストレッチ方法が効果的です。

①背中のラインを真っ直ぐに保ちながら、肩甲骨を寄せていきます。(後ろに手をついてもOK)
②肩甲骨を寄せた状態で5秒間キープし緩めます。
③再び同じ動きを3~4セット繰り返します。

肩甲骨を寄せて広げるの運動を繰り返すことで、背中の贅肉が刺激されムダな脂肪が燃焼されやすくなります。また背中の筋肉がほぐれることで肩こりの解消にも繋がります。

背中のストレッチ法③▶寝ながらお尻も持ち上げる運動

image4

最後は、寝ながらお尻を上に持ち上げる運動で、腹筋・背筋にくわえてヒップアップを鍛えられるストレッチ法をご紹介します。

①写真のような体勢を作り、床にお尻をつけた状態からゆっくり息を吐きお尻(腰)を上に持ち上げます。
②上に持ち上がったところで息を吸い、今度はゆっくり息を吐きながらお尻を床に戻していきます。
③この同じ動きを5セット繰り返し行います。

寝た体勢で行えますので布団やベッドの上でもOK。負担も少なく効率的にお尻と背中の筋肉を鍛えることができます。

背中についた脂肪(贅肉)を取り除くには、普段から正しい姿勢を維持することと、自宅で簡単に実践可能なストレッチ法がオススメ。そしてこのストレッチには、筋トレ等と違い、体を鍛えるだけではなくリラックス効果も期待できます。
スリムで引き締まった後ろ姿は若々しさの象徴。自宅でテレビを観ながら、お風呂あがり、仕事の合間など……好きなタイミングで一日一回ストレッチの時間を確保して続けてみましょう。

健康・メンズ美容 #背中 #脂肪 #贅肉 #ダイエット #姿勢 #ストレッチ

この記事のライター
太田 瑠花
太田 瑠花
映画や音楽が好きです。野球やサッカーも好きです。最近ストレッチとヨガがブームです。