こんなのあり!? 世界のびっくり仰天な結婚事情

「結婚」と言っても国や地域によりその祝い方は様々!その土地の人々にとっては当たり前のことでも他の人々から見たら驚愕する伝統や風習があります。そんなびっくり仰天の世界の結婚事情をご紹介します。

クジラの歯でプロポーズ❤(フィジー)

プロポーズの贈り物の定番といえば日本では「ダイヤの指輪」ですが、フィジーでは、男性が結婚したい女性にプロポーズする際にマッコウクジラの歯をプレゼントします。

「タプア」と呼ばれているマッコウクジラの歯は、大昔から紛争調停や葬儀に使われたりとフィジーの人々にとってとても貴重で重要な意味をもっています。

そしてその歯は黄色味を帯び、大きいほどその価値は高いとされています。なかなかハードルが高い贈り物ですが、だからこそこれをプレゼントされた女性は幸せですね!

新郎に弓で射られる花嫁(中国・ユグル族)

タイトルを読むとかなり怖いですが、これは実際に行われている中国のユグル族に古くから伝わる結婚式の伝統です。結婚する日に花嫁は新郎に三回弓矢で射られます。

もちろん矢の先にはやじりがつけられているわけではなく、安全性を考えゴムになっていますが、矢が自分の方に向けて飛んでくる事態なかなかの恐怖です。そして、放った矢は、その後新郎がすべて拾って折ります。

しかしこのハードな試練はふたりの愛の誓いの意味をもつ重要な儀式になのです。

まるで修行?!真っ黒な新郎新婦(スコットランド)

結婚式とは人生で一番輝いて美しい時と考える人は多いと思いますが、スコットランドのある地域では正反対な「Blacking of the bride」という儀式があります。
結婚式前日に、新郎新婦はお祝いとして仲間たちからなんと生卵、魚、牛乳、焼いた豆のソースやタールまでありとあらゆるものを投げつけられます。
その姿はまさに真っ黒。

なかなか強烈なお祝いですがこれには訳が。結婚をスタートさせる最初の時に大変なこと、辛いことを経験しておくとその後の結婚人生が素晴らしいものになるということ。わからなくもないですがそれにしてもかなり壮絶です。
しかしこれを一緒に乗り越えた二人にはきっと強い絆が生まれること間違いなしですね。

結婚式で強制夫婦漫才?!(カンボジア)

これまでハードな結婚事情が続きましたが、最後は独特だけど少しほっこりするカンボジアの結婚式の伝統の儀式をご紹介します。

カンボジアでは結婚式の最中に「アヤイ」と呼ばれる夫婦漫才をすることになっています。そしてそれを見ながら招待客たちが笑いころげます。

めでたい日に笑いというとってもぴったりな儀式ではありますが、強制というところが恥ずかしがりやの新郎新婦はにはすこし勇気がいるかもしれませんね。

いかがでしたか?
土地や民族によって様々な伝統や風習がある世界の結婚事情!どれも日本では考えられないものばかりで驚愕した方もいたかと思いますがどの儀式も
根底にあるのは新郎新婦の末永い幸せを願ってのもの。とても興味深いですね!

Cover画像: free-images.gatag.net

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この記事のライター
清水りさ
清水りさ
A型、新潟育ちの上京組です!音楽とお酒と甘いものがないと生きていけません。 是非読んでいってくださーい♪