覚えておくと役立つ! 男の冬コーデに合わせた「マフラー」の巻き方8パターン

なんとなくワンパターンになりがちマフラーの巻き方。
冬の小物アイテムとして、おもに防寒を目的に使うことの多いマフラーですが、その日のコーディネートに応じて巻き方を変えるだけで、見た目の着こなしもグッとオシャレに見せることができます。
今回は、男性の服装に合わせたマフラーの巻き方をご紹介します。

その①▶ラウンド巻き(1周巻き)

「ラウンド巻き(一周巻き)」は割とどんな服装にでも合う、オシャレさを損なわないオーソドックスなスタイルです。首の周りにマフラーを一周させただけの簡単な巻き方。

またこのラウンド巻きはマフラーのカラーや柄を選ばない巻き方である点もポイントの一つ。
ここから進化系に発展する、まさに「基本の巻き方」でもあります。適当にグルッと巻いても大丈夫ですが、マフラーを縦二つに折ってキレイに巻くと応用しやすくなります。

その②▶ワンループ巻き

こちらも基本の巻き方として覚えておきたい「ワンループ巻き」。
巻き方は、マフラーを真ん中から二つ折りにしたら首からかけ、マフラーの端をループ側の輪になっているところに通すだけ。

どんな服装にもマッチしますが、形を整えてあげるとスーツやコートの中にも綺麗に収まります。
あえてフワっとボリューム感を持たせることでよりカジュアルな雰囲気に仕上がります。

その③▶一結び巻き

ラウンド巻きを進化させた「一結び巻き」も是非とも覚えておきたい結び方。
ワンループ巻きよりも手の込んだ巻き方に見えますが、巻き方はいたってシンプル!

左右のマフラーの長さが【1:2】になるようにラウンド巻きを作ったら、短い方を上にして長い方の裾を穴の中に入れるだけ。
蝶結びをするときの一番初めの結びと同じ要領ですが、形を整えるだけでオシャレに見えます。

その④▶ピッティ巻き

通称「イタリア巻き」や「ミラノ巻き」とも言われるオシャレな巻き方が「ピッティ巻き」です。
まずはラウンド巻きを作り、輪の内側にあるマフラーを少し引き出した輪の中に、もう片方のマフラーを差しこむだけ。

やり方は簡単なのですが、形を整えるのにちょっとしたコツが必要です。少し長めのマフラーや、生地の薄いマフラーを使うと全体の形も作りやすくなると思います。

その⑤▶ポット巻き

マフラーでネクタイの結び目を作ったような形の「ポット巻き」も覚えておきたいマフラーの巻き方。
ラウンド巻きを作ったら首元の輪をひっぱってクルッと1回ねじり、左右のマフラーを穴の上から中に通すだけです。

結び目のボリュームは最初の一ねじりで変わってくるので、全体のバランスを見ながら整えましょう。V開きのコートやジャケットなどの服装に合わせるとよりオシャレです。

その⑥▶ニューヨーク巻き

ちょっとルーズな雰囲気がオシャレな「ニューヨーク巻き」ですが、実はこの巻き方、よく見ると「一結び巻き」と同じなんです!
「じゃあ同じでいいじゃん」なんて声も聞こえてきそうですが、一結び巻きの応用パターンとして覚えておきたい巻き方でもあります。

同じ巻き方でも、ふっくらした素材の長めのマフラーを使うだけで、こんなにもオシャレの幅が広がるんですね。

その⑦▶バック巻き

前方から結び目が見えない「バック巻き」は、丈の短いジャケットやキレイめコートなどの服装に合わせたい巻き方。

ラウンド巻きをしたら軽く結んで、結び目を後ろに回すだけの簡単な巻き方。
スーツやジャケットなどビジネス系の洋服に合わせるときは、マフラーを縦に二つ折りにして丁寧に巻くようにすると良いでしょう。逆にカジュアル系の洋服に合わせるときは気にせずラフに巻いてもOKです。

その⑧▶ボリュームネック

バック巻きを応用して「ボリュームネック」の巻き方もオススメ。

まずはラウンド巻きを作るときに、マフラーを首にかけるのではなく頭に掛けましょう。両端を首の前で交差せてから後ろに回し、首の後ろで一結びさせて頭のマフラーを後ろに下ろすだけ。
特にカジュアル系の服装と相性の良い巻き方なので、ボリュームのあるニットマフラーを使ってオシャレに仕上げましょう。

ラウンド巻きさえできれば、色んな巻き方に応用することができます。
形を整えればキレイめなスタイルに、ラフに巻けばカジュアルな雰囲気に仕上がります。マフラーの素材や色・柄で巻き方を工夫してみましょう。

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この記事のライター
下田 有紀
下田 有紀
学生時代はずっと古着屋でアルバイト、いまは一般企業に勤めています。 現在は料理を絶賛勉強中。女性目線から男性の方に情報を届けていきたいと思います*