ヒゲを剃り残す男性あるあるの原因5つとは? ヒゲの剃り残しをなくす対策方法もあわせて紹介!

ヒゲの濃い男性にとって、とても憂鬱で面倒くさい毎日のヒゲ剃り…。
そんな濃いヒゲを持つ男性が気をつけたいこと、それは“ヒゲの剃り残し”です。
いくら清潔感ある身だしなみを心がけていても、顔のところどころにヒゲの剃り残しがある状態ではすべてが台無しになるでしょう。

今回は、そんなヒゲを剃り残してしまう男性あるあるの原因と、ヒゲの剃り残しをなくすためのコツ、またヒゲの剃り残しに気づいたときにやってはいけない間違った対処法もあわせてご紹介します。

ヒゲの剃り残しの原因①|時間がなく慌てて剃っている

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まずはヒゲの剃り残しで最も多い原因は、朝の時間に余裕がなく慌てて剃っていることが挙げられるでしょう。

本来シェービングをするときは、同じ箇所を反復して剃るものですが、時間がなく急いでいるときは、反復して剃らなかったり、途中でやめてしまったりします。
そうすると、部分的に剃り残ったヒゲが目立ってしまうのです。

対策方法は?

特にヒゲが濃い男性で、朝の時間に余裕がなくなるという人は、ヒゲ剃りにかかる時間も考慮して早寝早起きの習慣を身につけましょう。

また、そもそもシェービングにかける時間を減らしたい人は、電動シェーバーを使うと良いでしょう。シェーバーに比べて深剃りにこそ不向きですが、比較的早く剃ることができます。

ヒゲの剃り残しの原因②|クリームがなじんでいない

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ヒゲを剃るときは、基本的に円滑剤としてシェービングクリームを塗るもの。しかし、シェービングクリームは単に塗るだけでは円滑剤の役割を発揮してくれません。ヒゲにしっかり塗り込むことで、ヒゲが柔らかくなり、カミソリできれいに剃れるのです。

「朝はバタバタと忙しい…」「夜は疲れて面倒くさい…」などと言い訳をし、準備の時間が短いからといって、シェービングクリームを軽く塗り込むだけでは、ヒゲの剃り残しに繋がるばかりか、剃るときに皮膚を傷つけ肌トラブルを招く恐れがあるでしょう。

対策方法は?

ヒゲの剃り残しだけではなく、顔に赤みや切り傷があると、剃り残しと同様に不潔なイメージを与えてしまうため、ヒゲを剃る前はシェービングクリームを十分に塗り込むようにしてください。

また、ジェルタイプなど他タイプの円滑剤も同様に、しっかりヒゲになじませてから剃るようにしましょう。

ヒゲの剃り残しの原因③|シェーバーを交換していない

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シェーバーについている刃は、使っているうちにどんどん切れ味が悪くなります。また、適切な管理をしていた場合でも、長期間使用していると、刃先がサビついてヒゲが引っかかるようになるのです。

対策方法は?

ヒゲ剃りに使うシェーバーの刃は、だいたい1ヶ月に1回を目安に交換しましょう。
それよりも前に切れ味が悪くなったりヒゲに引っかかったりするようになった場合は、そもそも正しい保管ができていない証拠と考えられます。

また、シェーバーを使用した後は、流水でよく洗ってから風通しのいい場所に保管しましょう。棚の中など密閉された空間に収納すると、雑菌が増えやすくなります。雑菌が大量についたシェーバーで剃ると、肌トラブルのリスクが高まるため注意が必要です。

ヒゲの剃り残しの原因④|硬い状態のヒゲを剃っている

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本来シェービングをする際は、ヒゲを柔らかくする目的で、最初にアゴからホホの部位にかけて蒸しタオルで十分に温めなければなりません。
しかし、この温める工程を面倒くさがって省き、ヒゲが硬い状態のまま剃っているために、ヒゲの剃り残しに繋がっている可能性が考えられます。
ヒゲ剃り前にヒゲと皮膚を柔らかくしておくことで、シェービングの際にヒゲの剃り残しや肌へのダメージを軽減させることができるのです。

対策方法は?

特にヒゲが濃く硬い人は、ヒゲ剃り前に対象の箇所を温めるようにしましょう。
蒸しタオルは、水に濡らしたタオルを軽く絞り、そのタオルを耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で1分程度温めるだけで簡単に作ることができます。ただし、タオルの厚さや絞り加減によって、温めに必要な時間が多少異なりますので、各々で調整してください。

出来上がった蒸しタオルを、アゴとホホの部位にたいして蒸しタオルを包み込むように当てて、1分程度待ちましょう。手で触ってみて、まだヒゲが十分に柔らかくなっていない場合は、追加で当ててください。

ヒゲの剃り残しの原因⑤|ヒゲ剃り後の確認が不十分

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毎日繰り返しシェービングをしていると、習慣化にたいする慣れや面倒くささから、どうしてもしっかりヒゲを剃らなければならないという意識が薄れてしまうもの。そういった気の緩みこそが、ヒゲの剃り残しの原因に繋がります。

対策方法は?

どれだけ丁寧に剃っていても、人間である以上ヒゲの剃り残しは起きてしまうもの。
そのため、シェービング後はきちんとヒゲが剃れているかどうか確認するようにしましょう。
特に見逃しやすいアゴと首の境目は念入りに、首の前面から横面を中心にチェックするようにしてください。

このように自分自身でヒゲの剃り残しに気づき、剃り残しやすい箇所を把握できるようになれば、徐々にヒゲの剃り残しがなくなっていくでしょう。
それでもいっこうにヒゲの剃り残しがなくならない場合は、そもそもシェーバーの切れ味が悪くなっている可能性が考えられます。

ヒゲの剃り残しに気づいたときの間違った対処法2つ

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ふと鏡をみてヒゲの剃り残しに気づいた際、間違った方法で処理すると、肌を傷つけてしまい、のちに肌トラブルを招く危険があります。
ここからは、ヒゲの剃り残しで男性がよくやりがちな間違った対処方法についてチェックしていきましょう。

(1)剃り残しのヒゲを毛抜きで抜く

毛抜きでヒゲを抜くと、毛穴がダメージを受けてしまい、埋没毛(まいぼつもう)の原因になります。
埋没毛とは、新しいヒゲが生える前に皮膚が閉じてしまい、ヒゲが埋まってしまう状態のこと。
黒いぽつぽつ毛穴の原因になるため、ヒゲの剃り残しが気になっても、決して毛抜きを使った安易な対処はしないようにしましょう。

(2)剃り残したヒゲを手早く処理する

剃り残したヒゲをシェーバーで手早く処理する行為は、肌を傷つける直接的な原因になります。
しっかり処理できないうえに、皮膚を傷つけ肌全体を痛める恐れがあるため、普段どおり丁寧に処理するようにしましょう。

ヒゲの剃り残しをなくす剃り方のコツ3つ

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続いてここでは、ヒゲの剃り残しをなくすためのコツを紹介していきます。

(1)剃る前に蒸しタオルでヒゲを柔らかくしておく

剃り始めの前に、蒸しタオルでヒゲを柔らかくしておくことで、シェーバーが滑らかに通りやすくなります。ヒゲの剃り残しを防げるのはもちろん、皮膚も痛めず肌トラブルの予防にも繋がるでしょう。
そもそもヒゲの硬さは銅線と同じ程度といわれているため、このような事前準備が剃り残しをなくすうえで大切になってきます。

(2)皮膚を引っ張った状態で深剃りをする

皮膚を引っ張りながらヒゲを剃ることで、格段にシェービングがしやすくなります。
肌には凹凸があるため、そのままの状態でシェービングしてもきれいに剃れません。
逆に深剃りもしにくく、肌を傷つけやすくなるのです。
皮膚をしっかり引っ張り、ヒゲの存在を確認したうえでシェービングしましょう。

(3)鏡でよく見ながら剃る

ヒゲ剃りに慣れてくると、鏡を見ず感覚に頼って剃る人もいますが、剃り残しをなくしたいなら、きちんと鏡を見てヒゲ剃りの状況をよく確認しながら丁寧に剃りましょう。
1回の処理でどこまで剃れるのかを把握して、無駄のないシェービングを目指してください。早く確実に剃れるようになることで、朝の忙しいときでも剃り残しのないシェービングができるようになります。

ヒゲの剃り残しをなくそう

ヒゲの剃り残しは、とにかく私生活のだらしなさを感じさせてしまうため、特に清潔感のあるメンズを目指す人は絶対に避けましょう。
正確に、かつ素早くシェービングができるようになれば、朝の時間にも余裕が生まれ、心にもゆとりが持てるようになります。
ヒゲの剃り残しが気になっている男性は、今回ご紹介した5つの原因に該当していないか、そのうえで自分が普段やっているヒゲの剃り方を一度見直してみましょう。

健康・メンズ美容 #ヒゲ #剃り残し

この記事のライター
加藤良大
加藤良大
歴7年のフリーライター。アパレル企業からライターに転身し、医師監修記事の元原稿や美容記事の執筆本数は10,000本を超える。前職の経験を活かし、ファッション記事、ビジネス記事など幅広く手掛ける。