筋肉質だってオシャレをあきらめない! ガッチリ体型の男性に似合う、ファッションの作り方

何を着てもピンとこない…オシャレ感が出ない…もしや自分に似合う服って無いのでは?
とくに人よりも筋肉質でガッチリ体型の男性は、「どの服を、どう着ればいいのか」…自分に似合う洋服のセレクトが分からずに困っている方も多いと思います。
そこで今回は、そんなガッチリ体型の男性に似合うファッションの作り方について、洋服選びで気をつけること、そしてそれぞれの季節に応じた着こなし事例を交え、筋肉質な男性が押さえるべきポイントを解説したいと思います。自分自身のガタいの良さに悩む男性は必見です!

ガッチリ体型の男性が、洋服選びで気をつけるべきポイント4つ

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(1)自分の体に似合うサイズを選ぶ
筋肉質な男性は、体のラインが強調されるピチピチのTシャツや、逆に体のラインが見えないブカブカのサイズ感を選ぶのはNG!
自分の体にほどよくフィットした、丁度いいサイズ感の洋服を選ぶよう心掛けましょう。

(2)服は軽く着こなす
ガッチリ体型の男性は、オシャレを目的にあれこれと洋服を重ね着し過ぎてしまった結果、最終的に野暮ったい印象に見えてしまうことってありますよね。人よりも体型が大柄という自覚のある男性は、重ね着などの着こなしをする際は、極力シンプルかつ軽めに仕上げることを心掛けましょう。

(3)ボタンで留める服は必ず試着を!
筋肉質な男性が、シャツなど前でボタンを留めるタイプの洋服を選んでしまうと、ボタン周りにシワが寄ってパツパツな着こなしになってしまいますので、買う前に必ず一度は試着をして、自分に似合うか、サイズのフィット感に間違いがないかを確認するようにしましょう。
また同じサイズの洋服でも、販売元のメーカーによってサイズ感が多少異なることもありますので、ガッチリ体型の男性は特に要注意です。

(4)無理にトレンドを追わない
スリムパンツやビッグシルエットなど、ガッチリ体型の男性には流行になりやすいファッションはあまり似合いませんので、無理にトレンドを追ったりせず、自分に似合うアイテムを選びましょう。

上半身ガッチリめで筋肉質な男性には、Vネックがよく似合う!

上半身がガッチリ体型の男性には、Vネックがよく似合います。反対に丸首は窮屈な印象になってしまいますので、首まわりをスッキリした印象で着こなすのがポイント。

またカットソーやセーターはもちろん、シャツを着るときも上まで閉めずにボタンを開けてラフに着こなすなど、首まわりのVラインを意識しましょう。

サイズ感がある程度決まっているカットソーなどは、自分の体型に似合う、海外メーカーの洋服を中心に選んでみるといいかもしれませんね。

下半身ガッチリめで筋肉質な男性には、テーパードパンツがおすすめ!

お尻が大きい、もしくは太ももが張っているなど…下半身のガッチリ体型に似合うファッションといえば、断然テーパードパンツがおすすめ。伸縮性のある生地が下半身のコンプレックを上手にカバーしてくれます。

そしてストレートパンツを選ぶときは、お尻が大きい方であればアメリカ系、お尻の大きさは気にならないけど、太ももが張っているという方はヨーロッパ系など、それぞれ気になる部位・体型にマッチした国やブランドからメーカーを選定してみましょう。

【春】体のシルエットをぼかすアメカジコーデで軽く仕上げて

夏を目前に控えた陽気な春の季節。春の着こなしとして、ガッチリ体型の男性に似合うファッションの一つが、このアメカジコーデ。

上半身がしっかりしている人は大きな柄のシャツを羽織って体のラインをぼかすのがポイント。下半身がしっかりしている人は、ジーンズを選ぶときも、スリムやストレートよりもテーパードやサルエルパンツなど、腰まわりのシルエットがゆったりタイプの洋服を選ぶようにしましょう。

【夏】シャツ一枚で着こなすなら引き締め効果のある収縮色を選ぶ

おもに夏場などにシャツ類を一枚で着こなすときは、膨張色は避けて「収縮色」を選ぶようにしましょう。
とくにガッチリ体型の男性が膨張色を着ると、筋肉質というよりもぽっちゃり体型に見られてしまうことがありますので、出来るだけボディラインが引き締まって見える収縮タイプのカラーを選ぶのがベスト。

中でも黒はもちろんですが、濃いめのグレーやネイビー色もオススメ。収縮色の洋服に合わせてサングラスや帽子、アクセサリーなどを取り入れ、着こなし全体の印象をワイルド系で固めてみるのもいいですね。

【秋】生地が厚めなGジャンやMA-1をベースに着こなしを作る

秋などちょっと寒い季節でも、ガッチリ体型の人に重ね着ファッションはNG。
そんなガッチリ体型の男性が出来るだけ重ね着コーデを避けて、ファッションを構成するのであれば、生地の厚みがしっかりしたGジャンがオシャレアイテムとしておすすめです。

生地の素材がしっかりしたGジャンであれば、肌寒い季節でもあまり重ね着をする必要がなく、薄手のインナー一枚で事足りてしまいます。
ガッチリ体型の秋ファッションには、GジャンやMA-1などの無骨なアイテムをスポーツミックスで着こなしてみましょう。

【冬】重ね着しすぎず、温かいアイテムを極力シンプルに着こなす

本格的な寒さが到来する冬場でも、ガッチリ体型の男性は、洋服を着込んだり、重ね着をしすぎないで済むようなファッションアイテムを取り揃えておくのがポイントです。

たとえば、きれいめにコーディネートしたいときであれば、ニットセーターや起毛のパンツなど、1枚でも暖かく過ごせるアイテムか、機能性に優れたインナーを上手に取り入れ、見えないところで体を温める工夫をするといいですね。

特にガッチリ体型の男性の冬は、ファッションの組み合わせを見誤ると一気に野暮ったい印象になってしまいますので、極力シンプルな着こなしコーデを意識しましょう。

筋肉質なガッチリ体型の男性に似合うファッション作りとして、まずは洋服の選び方、そして季節に応じて不必要に重ね着をしないことがポイントです。
また実際のところ、あらかじめ日本人の体格に合わせて作られた日本のメーカーよりも、外国人の体格に合わせて作られた海外のメーカーの方が、体型と洋服の相性がよく、あっさり似合ってしまうのも事実です。

ただ「似合う服がない…」とオシャレを諦めてしまうのではなく、自分の体型で特に気になる部分を冷静に分析し、あれこれと試行錯誤を繰り返し、自分に似合うコーディネートを探ってみましょう。

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この記事のライター
椎名 香澄
椎名 香澄
元アパレル系販売員。ジェントル系メンズファッションがお好み。素敵なスタイルをご提案していけるように頑張りマス♡