未成年の女性とセックスをして人生が分かれた2人の男性にみる、日本社会の理不尽さ……

世の中、「理不尽だなぁ~」って思うこと、正直いっぱいありますよね。
特に男女の関係においては、これほど理不尽の嵐ってなかなかないものです。

イケメンが言えば、立派な口説き文句になる言葉も、ブサイクが言うとセクハラ行為になり、大騒ぎされるなんてことも、本当に珍しくありません。
ただでさえ誤解や勘違いが生じやすい男女関係において、仮に同じアクションを起こした人でも、相手の受け取り方や結末が変わってしまうということはよくある話です。
今回は、まさにそんな理不尽さを象徴するような出来事、未成年の女性とセックスをして、その後の人生が大きく分かれてしまった2人の知人の話をしたいと思います。

1人目|相手の女性が未成年と知らずにセックスをしてしまったGくん

image1

あまり褒められた話ではないのですが、筆者の知人に、数年前に未成年とセックスをしてしまい、それが相手の親にバレてしまったことで警察沙汰になってしまった者がいます。
ここでは仮に彼をGくんと呼びましょう。

Gくん曰く、事前に相手の女性が未成年と知っていればセックスはしなかったし、そもそも会ってすらいなかったとのことですが、結局経緯はどうあれ、たとえ相手が年齢を偽っていたとしても、未成年とのセックスは淫行条例に抵触するとされますが、その上でGくんの場合は相手も最悪でした。

合意の上でのベッドインだったにも関わらず、相手の未成年が「無理矢理襲われた」と両親に話したことで、警察沙汰に発展してしまったのです。

結局彼はそれからすぐに仕事も失って、当時交際していた女性とも破局(これは浮気なのでしょうがないことですけど)、今も転落人生を歩んでいます。

2人目|未成年の教え子と付き合いながらも、巧みな言葉でお咎めを受けない教師

image2

一方で、筆者の高校時代の担任は、同じく未成年とセックスをしておきながら、一切のお咎めを受けないパターンで済んだ、稀有な事例を経験した男性でした。

彼の場合、よりによって教え子がまだ在学中だった頃に手を出したものの、「関係は誠実なものだから」や「結婚を前提にしている」との文言を巧みに使い切り抜けることに成功。当然、辞職もせずに済んでいます。

実際、この切り抜け方ってかなり賢いもののようです。
警察庁のホームページにある『淫行処罰規定』によると、「何人も青少年と淫らな性交又は性行類似行為をしてはならない」とあり、これに抵触すると2年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が課せられる、とあります。

ところがよく読み進めると「婚約中の青少年又はこれに準ずる真摯な交際関係にある場合は除かれる」とあるのです。
要は、結婚を前提に~、という主張さえ通れば、罰せられなくて済む可能性が高まるというわけですね。しかし、無罪になるとはいえ、教え子に手を出すような教師が、そのまま教壇に立ち続けるというのは、道義的にどうなのかという気が拭えないのは事実。
ましてや「こんな言い草が通って無罪なら、条例なんて意味ないじゃん」と思ってしまう側面もありますし……。

今回ご紹介した、2つの両極端な事例。
両者ともに“未成年とのセックスをした男性”という共通項があるわけですが、ここまで結末が違うとなると、さすがに複雑な気持ちになるものです。

ましてやGくんはある意味ハメられた節もあるわけですし。まあ、ハメたわけでもあるのですが。

人生いろいろと不公正だったり、報われなさを感じるものですが、1人は未だに職にも就けず、1人はそろそろ教頭になろうかという年齢まで順調に教師をやり続けられるというのは、やはりどこか、強烈な理不尽さを感じるというか、穴だらけの条例の無意味さを感じざるを得ません。

だって、たとえば成人した男性が言葉を巧みに使い、
未成年をたらし込んで結婚を前提にしたセックスとやらを仕掛けて、それが公になっても2人で口を揃えて「真摯な関係だから」を言ってしまえば、十分まかり通ってしまう可能性があるわけですから……。

恋愛・デート #未成年 #セックス #理不尽 #日本社会

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。