マジで役に立つ! 官能小説を読むことで得られるメリット3つ

みなさん、読書は好きですか?
漫画ばっかり読んでいませんか?

やっぱり知識を得るためには、“読み物の質”にもこだわりたいところですよね。
たとえば良質な小説は、読んだ人の心を豊かにしてくれますし、情景を文章から想像する力を培ってくれます。
それだけではありません。
読書は確実に当人の知識の蓄積にも繋がりますし、物事に対して多角的な考えと、豊富な語彙をもたらすものでもあるのです。

その中でも官能小説は、いわばエロの知識と語彙力を鍛えるための宝箱と考えても、決して間違いではありません。
リアルの恋愛においても、男性の心強い懐刀になってくれることでしょう。

今回は、そんな男性に強くオススメしたい、官能小説を読むことで得られるメリットについてご紹介したいと思います。

メリット①|官能小説を読むことで、言葉攻めのバリエーションを増やせる

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官能小説の存在意義は、読み手に性的な興奮をもたらすこと。
それが可能なレベルの高い技術で編み出された言葉の応酬が、まるごと一冊の本に詰まっています。

これってかなり凄いことなんですよね。
実際、官能小説の中に登場する表現技法をそのまま発話することで、相手の女性をベッドの上で興奮させることも決して不可能ではありません。

言ってみれば官能小説は、言葉攻めを学ぶための教科書。
官能小説を読むことで、言葉攻めのバリエーションを豊富に増やせるという点は、大きなメリットとして挙げられるでしょう。

特に他の男性と被ることなく、オリジナル性の高い言葉攻めを覚えたいのであれば、アダルトビデオやネットの情報などから学ぶのではなく、官能小説で勉強することをオススメします。

メリット②|官能小説には、性的想像力を養う力もある

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アダルトビデオをはじめ、視覚から得る情報媒体そのものに対して、性的興奮の材料にしてしまうのが男性という生き物。

どうしても目の前で起きている現象によって、勃起の有無が左右されるところも大きいわけですが、官能小説に触れることで、ある意味この性質を変えるキッカケを手にすることができます。

文字情報からエロい光景を想起する力を養える材料として、官能小説は非常に貴重なのです。
そしてこの官能小説で培われた想像力は、実際のセックスシーンでも男性の勃起を後押ししてくれることでしょう。

自分の目の前で起きている現象的なエロチシズムに、文学的な理由付けでもって興奮の度合いを強める力が付く、というわけですね。

メリット③|官能小説を読むだけで、日常生活の語彙力がアップする

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人により具体的なイメージを持たせたい時に使う“例え話”って、語彙力や会話センスが低いとろくにできないものですよね。
文芸的な知性がない人は、こういう話を会話に組み込むことができず、一元的な話題しかできません。
となると必然的に、会話も受身になりがちで、面白味のない人と思われてしまいます。これじゃモテませんよね。

こういう状況を避けるためにも、官能小説はオススメなのです。
官能小説では直接的な表現の応酬ばかりでは全く面白くないため、セックスの描写にかなりの工夫が集約されています。
例えば「ペニス」を連呼するだけでは興奮をそそることはできないため、ペニスの怒張を別の何かにたとえる技法が多く用いられています。
「そそり立つ肉の塔」といったような、上手い言い回しの宝庫なのです。

つまり、作者の豊富な語彙と表現技術で様々な描写がこの1冊に集約されているため、単純に官能小説を読むだけで日々の会話で使える例え話のバリエーションが増やせて、尚且つ会話のボキャブラリティがアップするというメリットが得られるわけです。

会話の手助けになるヒントが満載な官能小説。まさに語彙力アップのためのバイブル本と言えるでしょう。

官能小説に触れたことがある方って、割と今の時代ではそう多くないのかもしれません。
たしかに本屋でもやや手に取りづらい書籍ではあるのですが、読めば読むだけ身につくものが多いのもまた事実。

気になる方、また官能小説をまだ一度も手にしたことのない方はぜひ一度読んでみてください。

恋愛・デート #官能小説 #メリット

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。