職場の同僚女性に嫌われたくない男性が心得るべき、好感度を上げるためのマナー4つ

同じ会社、職場で働く同僚の女性。
今の時代は、昔と違って女性も当たり前のように社会進出を果たし、活躍の機会を広げています。また、世の中的にも女性の雇用機会が増え、男性だけで働く職場環境というのも、昔に比べてだいぶ少なくなったように感じます。
一方、そんな職場環境が変化した影響もあってか、同じ職場で働く同僚男性に対する愚痴・不満の声もチラホラと耳にします。なぜなら男性にはなかなか理解できない、女性ならではの“暗黙のルール”が存在するからです。
しかし同僚とはいえ…いや同僚だからこそ、なるべく敵は作らない方が得ですよね
今回は、職場の同僚女性に嫌われたくない男性が心得るべきマナー4つをご紹介します。同じ職場で働く仲間とはいえ、接し方、距離感、呼び方など…好感度を上げる要素はたくさん存在します。ポイントを押さえ、同僚女性との良好な関係性作りに役立ててください。

その①▶相手の同僚女性に近づきすぎず、 目安50㎝は距離感を保つこと!

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その人自身が他の人に踏み込まれたくないスペース、近づかれると不快に感じる距離感のことを「パーソナルスペース」と呼びます。

このパーソナルスペースは、基本的に男性よりも女性の方が広いと言われていて、つまり男性が自分では適切な範囲内と思って近づいた距離感でも、相手の女性にとっては「ちょっと近い…」と不愉快に感じてしまう可能性が高いのです。

仕事の合間の休憩時に、立ち話で雑談をする時、仕事の相談、または依頼をする時など…日常の何気ないシチュエーションでも、同僚女性に近づき、パーソナルスペースに触れる機会はたくさんあります。

パーソナルスペースで女性にストレスを与えないための適切な距離感は、およそ50㎝。職場の同僚女性と会話をする時には、近づきすぎないよう気をつけましょう。

その②▶同僚女性の呼び方は統一すること!

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続いては、同僚女性の呼び方について。
同じ職場で働く同僚女性の名前を呼ぶ時は、基本的に「さん付け」へ統一した方が良いでしょう。または役職が付いている方であれば、年下の部下に対しては「呼び捨て」、部下であろうと年上の人に対しては一貫して「さん付け」にするなど、はっきり区別した上で呼ぶ分には問題ありません。
とにかく、均等性・平等性を保ち、一貫して統一した呼び方にすることをおすすめします。

会社の文化や人によっては、特定の女性に対してだけ「〇〇ちゃん」やあだ名で呼ぶ男性の方もいますが、呼ばれている方も、そして呼ばれていない方も、意外と嫌悪感を抱いている可能性も否定できません。

また人の名前の呼び方は、職場内でもっとも差別行為に受け取られやすいシビアな問題でもあります。
同僚女性に意外なところで嫌われていないか、今一度見直してみましょう。

その③▶同僚女性と親しい間柄でも、年齢や容姿などの話題には触れないこと!

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セクハラ問題も過剰に騒がれる昨今。
しかし、そんな状況においても現実的には、不用意に女性の「年齢」や見た目の「容姿」を話題に持ち出す男性社員も少なくないようです。

特に、気さくに話せる特定の同僚女性に対してや、お互いに付き合いも長くなってくると、ちょっとした拍子に「そう言えば○○さんって、何歳だっけ?」などと、つい口を滑らせてしまい、女性が触れてほしくない話題に堂々と入り込んで嫌われてしまう人もいます。また、別の人に話したハラスメント的発言を他の別の人がまた聞きした挙句、ウワサがひとり歩きで拡散し、結果大勢の同僚女性を敵に回してしまう男性もいます。

たいていの同僚女性は笑って対応してくれていますが、内心は傷つき、決して楽しい話題とは言えないのが本音。

それが例え、飲みの席や笑いを取るシチュエーションであったとしても、基本的には女性の「年齢」や「容姿」など、ナイーブな話題には触れないでおく方が良いでしょう。

その④▶意外と効果的!レディーファーストや気遣いを率先してやること!

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一部の海外では、日常茶飯事として当たり前に行われている「レディーファースト」の文化。日本人の男性でいえば、昔から強く根付いた亭主関白の文化、また恥じらいの気持ちから、女性を優先させるという「レディーファースト」が出来ない、苦手とする人が多数派といえるでしょう。

しかし、ネットの情報や漫画・ドラマ・映画などの影響から、レディーファーストが出来るという理由だけで海外の男性に憧れる女性も少なくありません。
そして、職場の同僚女性からの好感度を上げるために意外と効果的なのが、このレディーファーストです。決して過剰に演出する必要はありません。

ドアの向こうから女性が来たらドアを開けて通るのを待つ、エレベーターに乗り降りする時に「お先にどうぞ」と先に通してあげるなど、ちょっとした気遣いで構いません。

他の同僚男性がしない行為にこそ、好感度を上げるキッカケが隠されているものです。恥ずかしがらず、実践してみてください。

社会人になれば、一日の中でもっとも多くの時間を費やす会社の職場。
一緒に働く同僚の男性とは、気心の知れる仲間として割と接しやすいものですが、異性である同僚女性に対しては、どう接していいか、反対に何をしてはいけないのか、なかなか難しいところですよね。
そして、いつの間にか嫌われていた…などという最悪の事態だけは回避したいもの。
好感度を上げるためのポイント、それぞれのマナーを守って接しましょう。

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この記事のライター
下田 有紀
下田 有紀
学生時代はずっと古着屋でアルバイト、いまは一般企業に勤めています。 現在は料理を絶賛勉強中。女性目線から男性の方に情報を届けていきたいと思います*