【これってどっち！？】バレンタインの「本命チョコ」と「義理チョコ」の正しい見分け方

一人一人に手渡しでチョコを配るのが面倒…という理由から「みんなで少し摘まんで召し上げれ」的に大量のチョコを買ってきて、職場の休憩室など特定の場所にまとめて置かれた場合は、義理チョコの可能性大。

自分だけに手渡しでチョコをくれた場合でも、その時たまたま渡しやすいタイミングに出くわしただけ…というケースも無きにしも非ず。

男性にとってみれば「チョコを配るのが面倒なら、渡さなきゃいいのに…」と思いますが、一年に一度のバレンタインを職場のコミュニケーションツールとして使う女性も多いんですよね。
また、たとえ義理でも、渡さないと気まずい雰囲気になることを恐れて義務的に渡している女性もいます。

仕事の休憩がてらみんなで食べられるように、大量にチョコを置かれた場合は、本命と義理を見分ける云々の前に、ただ恒例行事に流されただけの義務（ぎむ）チョコ程度と思って間違いないでしょう。

「同僚たちの前、でも他の男性社員に配る様子がなく、自分だけチョコを受け取った…これはもしや！？」と、つい淡い期待をいだいてしまうようなシーン。

このように特定の女性が自分だけにチョコをくれた場合の本命と義理の見分け方は、渡されたシチュエーションがポイント。
たとえば大勢の人が見ている場所（職場の席など）で渡された場合は、義理チョコ可能性大。「どうして自分だけに渡してきたの？？」と疑問に思う男性もいると思いますが、仕事でお世話になっている上司や先輩には、日頃の感謝の気持ちを込めて、他の社員とは別に、バレンタインのタイミングに合わせてちょっと特別なチョコをプレゼントする女性も一定数います。

ただし特別とは言え、そこに恋愛感情は含まれていませんので、まわりに隠す必要もないため大勢の前であなただけに配るのです。
チョコを渡された時に“二人きり”や“コッソリ感”がないようであれば、無難に義理チョコと認定して間違いないでしょう。

バレンタインで受け取ったチョコに、何やらメッセージカードが添えられていた…というあきらかに特別感を匂わせるようなこのシーン。
渡し方がトリッキーで、つい本命と勘違いしてしまう男性もいそうですが、早まってはいけません。

今どきは、100円ショップでも可愛いメッセージカードやラッピング素材がいくらでも簡単に手に入る時代。バレンタインで配るチョコレートに細かい装飾をする女性も珍しくないのです。
むしろ、同じ職場で働く同僚社員に配るチョコだからこそ、日頃の感謝の気持ちをメッセージと共に添えることは常識、と考える人も少なくありません。

「お疲れ様です♡」程度のメッセージであれば、本命や義理の見分け方以前にマナーの内と心得ておきましょう。

チョコに添えられたメッセージカードは、カードに書かれた内容で本命と義理を見分けましょう。
たとえば、「感謝の気持ちを込めて♡　女子一同」というメッセージが添えられていた場合は、仮に語尾に「♡」が付いていても、女子社員みんなから配られた、単なる義理チョコと判断して間違いありません。

そして「いつも有難うございます」「これからも宜しくお願いします」というメッセージが添えられていた場合も、日頃の“感謝の印”であって、特に恋愛を含んだ言葉ではありませんので、義理チョコ認定で良いでしょう。

さらに「尊敬しています！」「いつもおしゃれでカッコいいですね！」という、ちょっと意味深かつ思わせぶりなメッセージを受け取った場合も、残念ながら義理チョコの可能性が高いでしょう。
なぜなら、バレンタインの日に本命を匂わせたいのであれば、わざわざそんな遠回しの言葉は使わないものです。

メッセージの内容から本命を見分けるには、「好きです」「今度飲みに連れて行ってください」「一度お話したいです」という、好意的な気持ちかつ二人きりになるシチュエーションを望む言葉がストレートに表現されていれば、脈アリと判断していいかもしれません。

人目が気にならない場所に呼び出されて、こっそりチョコを手渡しされた場合も安易に本命と判断しない方が良いでしょう。
とくに過去のバレンタインで、男性にチョコを渡している様子を他人に冷やかされた経験のある女性や、単に恥ずかしがり屋な女性は、たとえ義理チョコでも人目のない場所を選んで渡している可能性も十分考えられます。

または、たまたまその場に人がいなかっただけ…というオチもあり得ます。

女性にとってバレンタインは、ある意味、日頃お世話になっている職場の同僚みんなに対して分け隔てなく感謝の気持ちを伝えやすい都合のいいイベント。
普段は内向的な性格で、自分の方からは絶対に告白したり誘ったりはしない女性でも、バレンタインという行事にあわせて、多少無理をしつつ頑張って参加している人も大勢いるのです。

本命と義理を正しく見分けるには、バレンタインにチョコを渡された相手の性格も考慮して見極めましょう。

バレンタインの本命といえば、やっぱり手作り。
街中で売られているチョコではなく、手作りのチョコを受け取れば「わざわざ自分のために作ってくれたのかな？」と妄想を膨らませる男性も多いと思いますが、現実問題必ずしも手作り＝本命チョコとは限りません。

本命の彼に渡す手作りチョコの“ついでに”作ったチョコや、失敗作を義理チョコ用にまわす、もしくはただ単にお菓子作りが好きだからという理由で、毎年バレンタインに手作りチョコを渡す女性もいます。

手作りチョコをもらった場合でも、他に本命を意味するものが無い限りは、無難に義理チョコと判断しておきましょう。

そしてたまにあるのが、同僚の女性からバレンタイン前に「甘いもの好きですか？」と聞かれるケース。
普通に義理チョコを渡す場合は、ある程度体裁だけ保てれば、大抵の女性は相手が好きか嫌いかはあまり気にしないもの。バレンタインの義理チョコは、渡すことにこそ意味があるからです。

それでもバレンタイン前に「甘いもの好き？」と聞いてくる場合は、少し脈アリ＝本命を期待していいかもしれません。
事前に確認してくるということは、相手が食べてくれるか、受け取って嫌じゃないか、迷惑にならないかを気にしている証拠であり、それだけ相手の感情を優先したい気持ちの現れとも考えられます。

もし事前に聞かれたチョコを、人目につかない場所やメッセージ付きで渡された場合は、高確率で本命と思っても差し支えないでしょう。

とはいえ、バレンタインに配るチョコの渡し方も意味の込め方も人それぞれ。

そんなバレンタインに「本命」と「義理」を正しく見分けるには、本人に直接聞いてみるのが一番確実な方法と言えるでしょう。

そして確認する時は、まるで本命を匂わせるかように聞くこと。
もし女性が本命チョコのつもりで渡していても「これって義理でしょ」と聞いてしまうと、相手を傷つけてしまう恐れがあるからです。
チョコを受け取る際に、冗談っぽく「もちろんこれって本命だよね？笑」とサラッと聞いてしまうのが一番良いでしょう。そして質問を投げかけた時の相手の反応や表情をみて本命なのか、義理なのかを見分けましょう。