見た目年齢が高い…「老け顔」に見られるオトコの特徴6つと、その対策方法を紹介!

「年齢」と「見た目」は、必ずしも一致しません。
なかには、実際の年齢よりもかなり老けた印象をもたれる“老け顔”の人もいます。 この実年齢よりも見た目年齢が高いイメージを与える原因は、しわやたるみ・しみなどの肌トラブルから、薄毛や白髪など頭髪事情までさまざま。
そこで今回は、老け顔に見られる男性の特徴6つと、老け顔の対策方法についてご紹介したいと思います。

老け顔に見られるオトコ①|しわが多い

老け顔に見られるオトコ①|しわが多い

顔を中心として身体全体にできる「しわ」は、老けた印象を与える代表的な肌トラブルです。
肌は、上から順に表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下(ひか)組織で構成されており、真皮にあるコラーゲンやエラスチンが肌の弾力を保っています。また、表皮の角質層には、ヒアルロン酸やセラミドがあり、肌のキメを整えてくれているのです。

しかし加齢や紫外線を浴びた影響により、肌のキメが乱れたり弾力を保つ成分が減少したりして、しわができてしまいます。

老け顔に見られるオトコ②|肌がくすんでいる

老け顔に見られるオトコ②|肌がくすんでいる

「肌のくすみ」は、紫外線や摩擦などのダメージから肌を守るメラニン色素が肌に沈着したもの。シミとくすみは同じ原理で発生するため、普段から肌に刺激を受けていると、両方が発生してしまいます。

メラニン色素は、自然に排出されるため、若い人であればシミやくすみはほとんどありません。しかし、加齢や紫外線・保湿不足・栄養不足などが原因でメラニン色素を排出させるターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)が乱れると、肌に沈着してしまうというわけです。

老け顔に見られるオトコ③|顔の皮膚がたるんでいる

老け顔に見られるオトコ③|顔の皮膚がたるんでいる

真皮にあるコラーゲンやエラスチンの減少や、肌を支える顔の筋肉の衰えなどによって、「たるみ」が引き起こされます。肌がたるむと、皮膚が寄ってしわになり、さらに老けた印象を与えてしまうのです。

たとえば、数年ぶりに再開した昔の友人や知人に対して、まるで別人のように老けた印象を持ったことのある人もいるでしょう。これはまさに、顔のたるみが大きな要因です。

また顔のたるみは、日常生活を過ごすうえでなかなか自分では気づきにくく、しかし明らかに顔全体の印象を大きく変えてしまうため、できるだけ早めに対処しておきたいところでしょう。

老け顔に見られるオトコ④|薄毛や白髪が目立つ

老け顔に見られるオトコ④|薄毛や白髪が目立つ

もちろん中には若ハゲに悩む人もいますが、薄毛や白髪はオジサン世代に多く見られるため、頭髪環境がよろしくない男性は、実年齢に対して見た目年齢が高く老けたイメージを与えてしまうでしょう。

薄毛は、男性ホルモンのテストステロンが変化したジヒドロテストステロンによって引き起こされる「AGA」が主な原因です。AGAは遺伝性があり、20~30代のうちに薄毛にケースことも珍しくありません。
また、白髪も遺伝的な要因が強いため、完全に防ぐことは難しいでしょう。

老け顔に見られるオトコ⑤|濃いヒゲや青ヒゲ

老け顔に見られるオトコ⑤|濃いヒゲや青ヒゲ

濃いヒゲや青ヒゲは、顔全体の印象を暗くしてしまいます。もともと濃い顔立ちでヒゲが似合う人、また整ったヒゲであればオシャレな印象に見られる可能性もありますが、手入れがされていない濃すぎるヒゲや青ヒゲは、不潔なイメージを与えてしまうでしょう。

男性の中には、毎朝きちんとヒゲを剃っていても、昼すぎや夕方頃にはヒゲが生えてきてしまう人もいます。ヒゲの濃さは、男性ホルモンが大きく関係しているため、薄くするためには脱毛を受けるしか対策方法はありません。
また青ヒゲの場合は、正しい方法でシェービングするか、脱毛によって解消することができます。

老け顔に見られるオトコ⑥|表情が生き生きしていない

老け顔に見られるオトコ⑥|表情が生き生きしていない

疲労やストレスが溜まっている状態では、自然と顔の表情が暗くなり、姿勢も下向き加減になってしまいます。
他にも目の下にはクマがあり、口元やまぶたがゆるんだ表情では、覇気のない印象を相手に与えてしまうでしょう。また場合によっては、怖いイメージを持たれてしまい近寄り難い存在として警戒されてしまう恐れもあります。

このようにパッと見の表情が生き生きしてない男性は、人としての魅力に欠け、実年齢よりも見た目年齢が高く老け顔に見られてしまいますので、日頃から心身のケアに努めることも大事といえるでしょう。

老け顔に見られるオトコの対策方法3つ!

よく人から老け顔に見られてしまう男性も、まずはしっかりと原因を知り、それに合わせてきちんと対策をすれば、実年齢相応か、それ以上にもっと若く見られることも可能。
ここからは、見た目年齢が高く見られてしまう男性に、オススメの対処法を3つご紹介します。

(1)毎日の生活習慣を整える

毎日の生活習慣を整える十分かつ良質な睡眠、適度な運動など生活習慣を整えることで、肌のターンオーバーが整い、刺激を受けにくくなります。その結果、シミやしわ、たるみなどが起こりにくくなるのです。早寝早起きだけではなく、睡眠の質にも注目しましょう。
たとえば、寝る前に激しい運動をしたりテレビやスマホを見たりすると、睡眠の質が低下します。寝る前は部屋を薄暗くして静かに過ごすことが大切です。

また、運動を習慣づける際には、続けやすいウォーキングやジョギング・サイクリングなど軽めの運動から始めてみることをオススメします。

(2)食生活を見直す

食生活を見直す正しい肌の新陳代謝を作るうえでは、ビタミンやミネラル・タンパク質など様々な栄養摂取が必要不可欠。
毎日の食生活においては、肉や魚・卵・緑黄色野菜・果物・海藻類などをバランスよく取り入れた食事のメニューを心がけましょう。
反対に、外食やコンビニ飯に頼るような食事のサイクルは、老化を招く最大の原因になります。

また、忙しくて栄養バランスを考える余裕がない男性の場合は、不足している栄養分をサプリメントで補うことも1つの対処法です。

(3)自分に合ったストレスケアを見つける

自分に合ったストレスケアを見つける定期的なストレスケアで、日々の疲れとストレスを解消させましょう。十分かつ良質な睡眠は、疲れとストレスの両方を解消し、生き生きした表情へと導いてくれます。他にもストレスだけを解消するのであれば、カラオケや趣味を楽しむ、映画鑑賞、音楽鑑賞、適度な運動などがオススメです。

とはいえ、忙しい毎日を過ごしつつ並行してストレスを解消することはなかなか困難ですので、まずは短時間で実践可能なストレス解消法を見つけることから始めてみましょう。
たとえば、毎日のお風呂では必ず湯船につかる、漫画を1冊読んでから寝るなど、スケジュールのルーティンに組み込むことが大切です。

まずは「老け顔」に見られる原因から探りましょう

実年齢よりも見た目年齢が高く見られると、やっぱりショックですよね。
老け顔に見られてしまう男性の特徴には、しわやたるみ・シミ・ストレス・疲労・薄毛・白髪など様々な要因があります。 まずは自分が老け顔に見られる原因を知り、改善に努めることから始めてみましょう。

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この記事のライター
加藤良大
加藤良大
歴7年のフリーライター。アパレル企業からライターに転身し、医師監修記事の元原稿や美容記事の執筆本数は10,000本を超える。前職の経験を活かし、ファッション記事、ビジネス記事など幅広く手掛ける。