秋、冬、春……季節をまたいで大活躍! 着回しにも役立つ「ニットカーディガン」の着こなしコーデ

春・秋はもちろん、真冬だって活躍してくれるのがニットカーディガン。
特に厚手のニットカーディガンは、少し温かい日ならアウター代わりに、ジャケットの役割も担ってくれるのでとても重宝する優れもの。
今回は、秋・冬・春と季節をまたいで大活躍してくれるニットカーディガンの特徴と、着回しに覚えておきたいニットカーディガンの着こなしコーディネートをご紹介します。

だから手放せない!ニットカーディガンの特徴

秋から冬、そして春にかけて活躍してくれる『ニットカーディガン』は、アウラ―に羽織る厚手のタイプと、ジャケットなどのインナーとして身につける薄手のタイプの2つに分かれます。

薄手タイプのニットカーディガンは、ジャケットのインナーとしての着こなしが中心。
しかし今回ご紹介する、厚手タイプのニットカーディガンは、ジャケットやセーターなどと同様に、アウター代わりとしても着こなせますので、ニットカーディガンのデザイン次第では、カジュアルだけでなくビジカジスタイルにも着回すことができる点が、最大の魅力であり特徴です。
厚手のニットカーディガンを1枚持っているだけで、冬ファッションの着こなしコーデの幅もグンと広がります☆

それでは、厚手のニットカーディガン1枚で具体的にどんな着こなしが作れるのかチェックしてみましょう!

シンプルな着こなしに合わせてナチュラルに

こちらの着こなしは、普段のナチュラルなスタイルにニットカーディガンを羽織っただけのごくごくシンプルなコーディネートですが、普通のニットカーディガンと比べたら、見た目から「暖かそう」という印象に仕上がります。

天気の良い春秋ならこのスタイルで外まで出かけられますし、真冬のシーズンでも上からコートを羽織れば寒さ対策もバッチリ!インナーに身につけるTシャツやロンTの色柄を変えれば、バリエーションも豊富に着回せる、厚手のニットカーディガンがよく似合う基本的な着こなしコーデです。

シャツと合わせてジャケット風に着こなす

少し高い位置までボタンのついている厚手のニットカーディガンをシャツと組み合わせることで、ジャケット風に着こなすことができます。

セーターよりも着脱しやすい厚手のカーディガンなら、オフィスの暖房が暑ければボタンを開けて体温調節をすることができますよね。
中でも襟のついたショールカラーのカーディガンは、ジャケット風の着こなしと相性抜群!ネクタイなどビジネスシーンに身につける小物系とも好相性のコーディネートスタイルです。

セーターと合わせて温かい重ね着コーデ

イルミネーションデートや初詣など、本当に寒い真冬の時期は、厚手のニットカーディガンを使った重ね着コーデが断然オススメ!

中でもニットonニットで防寒対策にもなる組み合わせがイチオシの着こなしスタイルです。セーターの上からニットカーディガンを羽織れば、オシャレで温かい一石二鳥のコーディネートに仕上がります。

ただし、襟元から何枚ものシャツが見えていると「重ね着しすぎてダサい」と思われてしまいますので、バランス重視で着こなしましょう。

パーカーと合わせてカジュアルに着こなす

薄手タイプのニットカーディガンでは、あまり意味がなさそうなパーカーの上からカーディガンを羽織るコーディネートスタイルも、厚手タイプのニットカーディガンならスマートに着こなせます。

インナーにニットを合わせるときと同様、オーバーサイズのニットカーディガンを選んで、アウターとして着るのが組み合わせのコツです。ジャケットやコートでは難しい柄物も、ニットカーディガンならオシャレに着こなせますよね!

カウチン風ならチェック柄を合わせてアメカジ風に

ノルディック柄やカウチンニットなど、柄物のニットカーディガンでも意外と柄物のシャツとも好相性に着こなせます。
たとえば、インナーにチェック柄のシャツを合わせると、簡単にアメカジ風にコーディネートに仕上げることができます。

このアメカジ風の着こなしは、人によって無理した若作り風のイメージも与えてしまいますので、年相応にブラッシュアップしていくことが大事。
大人の男性であれば、若すぎるスタジャンよりも、ニットカーディガンを羽織って年相応に落ち着いた雰囲気を作ると良いでしょう。

ダウンベストと合わせて重ね着コーデを楽しむ

案外暖かいと評判のダウンベストを、より暖かく着こなすならニットカーディガンと合わせる着こなしスタイルがオススメ。

アウターとして着こなしたい厚手のニットカーディガンの上からダウンベストをコーディネートしてみましょう。襟のついたショールカラーカーディガンの襟を立てれば、ダウンベストが首元にあたってひんやりする感触も軽減されます。マフラーなどでワンクッション挟んだ着こなしもオシャレですね。

冬コーデのアウターならデニムシャツよりもGジャンがオススメ

ニットカーディガンのインナーにデニムシャツを合わせる着こなしは定番ですが、さらに厚みのあるGジャンを組み合わせてもオシャレ◎。

セーターやパーカーが合わせられるなら、Gジャンだって合わせられます。デニムシャツだけではちょっと寒そうな印象のコーディネートも、Gジャンなら暖かそうですよね。甘辛ミックスのコーディネートでオシャレ度UPに仕上げてみましょう。

マフラーを差し色に使って、デートにも似合うコーディネートに

厚手のニットカーディガンを買うときは、どうせなら着回しがしやすいものを選びたいですよね。
どんなファッションにも馴染むシンプルなニットカーディガンを着こなすなら、小物使いで冒険してみるとオシャレです。

全体のアクセントにもなる、マフラーやストールなど差し色をプラスするだけで、大人の着こなしコーデに早変わり!既存服を着回すときにどうしてもワンパターンになりがちなコーディネートには、小物使いを工夫してみましょう。

カーディガンの色柄の特徴を押さえれば、着こなしの幅も広がる

厚手のニットカーディガンは、大体1~2色の色柄でデザインされたものが多いんですよね。
2色使いのニットカーディガンでも、多くは「グレー×白」「黒×白」「ネイビー×白」などの組み合わせのパターンがほとんど。

実はこれらの組み合わせって、ボーダー柄でも目にする色使いなんですよね。そんな特徴を活かして、たとえば、ニットカーディガンとボーダー柄シャツの色を合わせてコーディネートすると、全体もスッキリした印象に仕上がり、とてもオシャレに着こなすことができます。

厚手のニットカーディガンは、アウターとして使える点が最大の特徴ですが、もちろんインナー使いにも優れていますので、組み合わせ次第で豊富に着回しコーデが作れます。
ただ単にカジュアルな着こなしを作るだけではなく、ビジカジやデートコーデにも活躍の幅を広げていきましょう☆

Cover画像: wear.jp

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この記事のライター
椎名 香澄
椎名 香澄
元アパレル系販売員。ジェントル系メンズファッションがお好み。素敵なスタイルをご提案していけるように頑張りマス♡