【彼女と同棲を始める男性へ】同棲経験者の女子たちに「同棲後のギャップ」について、本音を聞いた!

引っ越しのシーズンにあわせて、同棲を計画しているカップルもいることでしょう。これまでは実家で親と一緒に暮らしていた人、または長いこと一人暮らしをしていた人、さまざまなパターンがあると思います。

しかし幸せいっぱいでスタートした同棲生活も、互いの価値観や生活リズムの不一致から、同棲後に「こんなハズじゃなかったのに…」というギャップを抱える女子は少なくありません。
そこで今回は、これから彼女と同棲を始めようという男性に知ってほしい、女子が感じる同棲後のギャップについて、同棲経験者の女子複数人の本音をご紹介します!

同棲後のギャップ①|「家事の負担が増えて、大変になった…」

image1
「彼と一緒に住んだら、家事も半分になると期待してたんですけど、実際のところ気がついたら家のことはほぼ私がやるみたいな状態になってて…。むしろ同棲して2人分になったので、一人暮らしの時よりやることが増えました。仕事は同じくらい大変なのに。」(27歳/不動産/同棲中)

どれだけ共働きが当たり前の社会になっても、「家事は女がするもの」という風潮だけはなかなか変わりません。
それは、まだ結婚にいたらない交際中のカップルでも同じことが言えます。
男と女が一緒に暮らせば、自然と料理や掃除・片付けは女子がやる流れになってしまうのでしょう。

基本的に同棲を始めるカップルの場合、家事は得意/不得意で分ける、もしくは均等に役割分担を決めておく、というやり方が望ましいとは思いますが、どちらかの比重が極端に大きくなりすぎるのはNG。確実にトラブルの原因へと繋がります。
彼女との同棲生活を長続きさせたいのなら、仕事も含めて互いの労力は同じくらいになるよう心がけましょう。

同棲後のギャップ②|「帰る時間に対して、彼がうるさくなった…」

image2
「一緒に住んでいない時は私の帰る時間とか全然気にしてなくて、何も言ってこなかったくせに、同棲を始めた途端『自分より遅く帰るとかありえない』みたいな雰囲気を出されましたね。彼だって遅く帰ってくることは多いのに、私ばかり時間を気にしなきゃいけないのが苦痛です。」(24歳/広告/同棲中)

「自分より遅く帰ってくるな!」などと、昭和の亭主関白風なことを言う男性も今では珍しいのかもしれませんが、それでも例えば会社の飲み会に参加して、彼女が自分よりも遅く帰ってくると、あからさまに仏頂面で不機嫌な態度で接してしまう男性は多い様子。

また、同棲前であれば「俺は彼女が遅く帰ってきても全然許せる!」と公言していた男性が、実際に彼女と一緒に暮らし始めてみると「彼女の帰りが遅いと、浮気されてるんじゃ?って不安になる…」と、同棲後に意見がコロッと変わってしまう男性も少なくないようです。

たしかに、自分より外で飲み歩いている女子なんて嫌だ……という意見はごもっともかもしれません。
しかし、いくら彼女と同棲を始めたからといって、会社関係や友達付き合いなど、お互いにそれぞれ属しているコミュニティがあるのは変わらないもの。
同棲をきっかけに、それがいきなり制限されてしまうのは、窮屈でしかないでしょう。

同棲後のギャップ③|「同棲前に比べて、スキンシップが減った…」

image3
「彼と同棲したら、ラブラブな時間が増えると思ってたんですね。でも実際は、徐々にスキンシップの回数も減ってレスに…。こんなことなら同棲なんてしなければよかった、と後悔する日々でした。」(28歳/公務員/同棲経験アリ)

いつも同じ空間で、一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、相手の見たくはない一面に遭遇してしまう機会は増えるもの。また、そんな生活にも慣れてくると徐々に家族のような関係になっていきます。
「家族のような関係」とは聞こえがいいかもしれませんが、結婚前のカップルがその状態に陥ってしまうのは、少し考えもの。

基本的に女子は、ラブラブしている時間が減れば減るほど、不安になってしまいます。そしてその不安な感情が蓄積されていくと、徐々に物足りなさなど不満な感情が増えていき、恋愛に対して冷めてしまったり、あるいは人によって浮気など相手を嫉妬させる行為に走ることも……。
いくら結婚を意識しているカップルでも、同棲を始めたことがきっかけでスキンシップの回数が減り、破局に至るというケースも実は珍しくないのです。

同棲後のギャップ④|「彼のケチ臭い一面がみえて、楽しくなかった…」

image4
「当時付き合ってた彼は、デートの時はいつも雰囲気のいいお店に連れて行ってくれて、旅行代とかも全部払ってくれたんですよね。内心(かなり稼いでいるんだろうな…)と思ってたんですけど、一緒に暮らし始めたらただの“どケチ”だということが発覚。同棲後からはいつも家デートばっかだし、私の買い物にも口出ししてくるし……こんな人だとは思わなかったです。」(25歳/商社/同棲経験アリ)

いずれは結婚も視野に入れて交際するとなると、やっぱり金遣いの荒い人よりも堅実な人を選ぶのは当然のこと。ですが、つい彼女の前では見栄を張ってしまう……という男性は少し注意した方がいいかもしれません。

特に彼女から「リッチな男性」というイメージを持たれている場合は、自分ではちょっとした節約のつもりが、同棲前と同棲後でのマイナスギャップに繋がってしまうこともあるでしょう。

2人の今後も見据えて、私生活の出費を切り詰めてケチになるのは本来いいこと。ですが、今まで「羽振りのいい彼氏」で通ってきたのなら、同棲後に彼女の稼いだお金の使い道に口を出したり、電気の付けっ放しなどでいちいち怒鳴ったりするのはやめておいた方がいいでしょう。

本当に彼女との将来を考えているのなら、外ではケチって家では豪快に。これが彼女との同棲生活を成功させる秘訣とも言えます。

同棲後のギャップにご注意を…

ある程度の交際期間をへたカップルであれば、一度ぐらいは話題にあがる同棲事情。
一緒に暮らせば「いつも一緒にいられる」というメリットがある反面、デメリットも決して少なくありません。
彼女との同棲を計画中の男性は、今回意見として挙がった女子が感じる同棲後のギャップも参考に、彼女とますます愛が育まれるような同棲生活を目指しましょう。

恋愛・デート #彼女 #同棲 #同棲後 #ギャップ

この記事のライター
彩香
彩香
ライター兼メディアディレクター。文化服装学院出身。 得意分野はファッションと恋愛で、男性・女性を問わず多数のメディアで執筆や編集を手がける。 趣味は「酒」と「フェス」。