SNSやマッチングアプリにわんさかいる……スーツ姿の自撮り男性が女性にウケない理由4つ

今の時代、出会いの機会を作るためにはインターネットを効果的に活用することも大事ですよね。
たとえばSNS。それからマッチングアプリ。
こういったものを上手に使うことで、より効率的に女性との出会いを得ることができるでしょう。

しかし、合コンや婚活など直接対面式の出会いとは違い、インターネットを介して出会う場合は、それなりの心得というものがあります。
その一つが、“没個性的な存在になってはいけない”という考え方。
特に気をつけたいのが、出会いの確率を上げようと画策しがちな、プロフィール欄の自己紹介文や写真画像が、みな似たり寄ったりになってしまうこと。
当然みな似たり寄ったりのプロフィールでは、せっかくの個性が埋没してしまい、女性から見た印象が、そこら辺にいる大勢の男性陣とそうそう変わらなくなってしまいます。
中でも数年前から割と多く目につくのが、首から下のスーツ姿の自撮りをアイコンに設定している男性。
実はこれ、無難に思ってる男性も多いようですが、出会い目的のプロフィール写真としてはマイナス要素の宝庫なんですよね…。

今回は、そんなSNSやマッチングアプリにわんさかいる、スーツ姿の自撮り男性がウケにくい理由について解説したいと思います。

その①|スーツに焦点があたってしまい、肝心の「顔」が見えないから…

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まずそもそも論として、インターネットを介して出会いを求める場合は、自分の顔を相手に見てもらうことが大前提。

“百聞は一見に如かず”という言葉もあるように、要は自分の顔をSNSなりマッチングアプリにアップし、それで誰かの琴線に触れるようなら、それだけで出会いに直結するケースも珍しくありません。
なんだかんだ、初対面同士の男女が出会いを成功させるためには、ルックスという情報が一番重要なのです。

その点、スーツ姿の自撮り男性は、出会う上での前提条件であるルックスの情報を相手に隠し、首から下、主にスーツの部位に焦点をあててしまうため、相手の判断材料にすら乗らないのが実態。
男性のみなさんも、出会いを求める上では、女性のルックスは当然気にしますよね。女性だって同じこと。スーツなんかより、遥かに顔の方が気になるのです。

女性がもっとも知りたい『顔』に対する情報を一切得られないスーツ姿の自撮り写真なんて、まさに女性にウケない理由の筆頭格と言えるでしょう。

その②|スーツ姿の自撮り男性が多すぎて、もはや差別化にならないから…

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また、よしんばスーツ姿の自撮り男性の中には、きちんと顔の認識が確認できる写真をアップしている人もいますが、よほど高級かつ良質なブランドもののスーツでない限り、出会い目的の初対面の相手にはなかなか響きにくく、他の男性たちとの差別化も極めて難しいという点も忘れてはいけません。

スーツ姿の自撮り男性が、出会いのプロフ欄で不利を被る理由はさまざまありますが、ときに大量生産かつ低品質な生地で作られた安物のスーツを着て、まるで「キマッタ!」とでも言わんばかりに、ドヤ顔の写真を堂々とプロフ欄のアイコンに使用して、見事に失笑されるというケースも少なくないんですよね。

自分の体型や着こなしのチェック、もしくは記念用の写真として、フォルダにストックしておくならまだしも、インターネットを介したSNSやマッチングアプリは、立派な公の場。
女性から見れば、当然痛々しく感じる人もいるでしょうし、中には「この人お金持ってなさそう…」という更なるマイナス評価を受けてしまう人もいることでしょう。

スーツ姿で自撮りをするにしても、その品質とプロフィールにふさわしいのかの見極めは、くれぐれも気をつけたいところですね。

その③|スーツのせいで、私服のセンスを隠しているように見えるから…

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そして、出会い目的でマッチングアプリなりSNSなりを利用している女性にとっては、男性の私服のセンスも重要な情報源になっています。
ところがその情報を得ようにも、スーツ姿の自撮り男性の画像は、肝心の私服センスが全く見えてきません。

さらに男性の中には、私服のコーデが壊滅的におかしな人もしばしばいますが、そういう男性を避けたいという女性にとっては、スーツ姿の自撮り男性は意図的に避けてしまう危険牌のようなもの。

これはあくまで、出会うこと目的にSNSやマッチングアプリを利用する場合に限っての話ですが、わざわざ自らの私服センスを隠すような写真で得られるメリットは、そう多くないと考えておくことも大事でしょう。

その④|そもそもスーツ好きな女性のパイは小さく、競争がカオスだから…

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ここまでスーツ姿の自撮り男性が没個性的であるということを繰り返し主張してきたのですが、一方で男性のスーツ姿にドキドキする女性が少なからず存在することも確かです。
そういう意味ではスーツ姿の自撮りも、ある程度は有用なものかもしれません。
ただし、“スーツ”という武器は男性であればほとんどが手にしている、きわめて一般的な装備であるという認識は欠かせないところですね。

そもそも自分のスーツ姿を自撮りしている男性にときめく女性は、ただ単に「男性の着用するスーツ」という属性が好きなだけというケースも多く、そんな女性は、自分以外でスーツの自撮り写真をアップしている他の男性に目移りしやすいため、ライバル達との差別化が極めて難しいのです。

男性の勝負服とも言える“スーツ”ですが、出会いのキッカケを掴むためには、効果的な部分はあるものの、そうは言っても決して万能の武器ではありません。

たとえば、twitterなんかをよく拝見していると、スーツ姿のバストアップ画像をアイコンにした男性が日夜出会いを求めて右往左往しているのですが、こういう人達って対象となる獲物(女性)が被っちゃうことも珍しくないんですよね。

実際に、スーツ姿をしている自撮りの男性同士で少ないパイ(スーツ姿の男性に萌える一部の女性)を奪い合ってるだけ…というカオスな状況を目の当たりにすることもありますし、いくら女性に好意的な印象を与えたいからとはいえ、スーツに頼りきってしまうこと自体が、出会うキッカケを遠ざけている原因とも言えるでしょう。

スーツ姿の自撮り男性の方が、女性に好意的な印象を与えやすいという側面も確かにあるのですが、それ以上に女性にウケない、マイナス要素の部分も実は結構多いんですよね。

インターネットを介して出会いを求める場合には、何も今更ありふれたスーツ姿の自撮り写真など使わず、もっと差別化できるようなアイコンを用意した方が効果的ではないでしょうか。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。