メンズの秋アウターで「シャツ」を選ぶときに守るべきポイント5つ

すっかり気温も涼しくなり、半袖だけで過ごすには肌寒い季節になりましたね。この時期は暑すぎず寒すぎず…アウター選びに頭を悩ませてはいませんか?
今回は、一枚羽織るだけでサマになる!メンズの秋アウターで「シャツ」を選ぶときに守るべきポイント5つをご紹介したいと思います。

その①|ビッグシルエットのシャツを選ぶ

ここ最近流行中のビッグシルエットですが、アウター一枚にシャツを羽織るときにも大活躍します。
ビッグシルエットのシャツは、ジャケットの下にインナーとして着ると、袖の縫いあわせであるアームホールの余った生地が、肩の動きを邪魔したり見た目もややダラしなく見えがちですが、アウターとして一枚で羽織れば話は別。

生地をたっぷり使い、面積が広々としたシャツには存在感があり、肩の落ち具合や風になびくドレープ感が、何となく単調になりがちな無地シャツの着こなしに変化をつけることができます。

その②|ワッペンや刺繍入りのシャツを選ぶ

生地の素材やデザインの形状は、通常のカッターシャツ同様で、かつジャケットのインナーとして着てもまぁまぁしっくり合うシャツでも、アウター一枚として羽織ると何となくインパクトに欠けてしまうのが難点…という方は、刺繍やワッペンなど、ワンポイントのデザインが入ったシャツを選んでみてはいかがでしょうか?

見た目のシルエットや生地の触れ心地はこれまでと同じ…それでもデザイン柄の入ったシャツを着れば、よりアウター感を出すことができます。

もちろんインターとして着ることもできますが、せっかくワンポイント柄のアクセントをつけたシャツですので、アウターとして羽織りデザインの特長を最大限生かしましょう。

その③|フード付きシャツを選ぶ

こちらは秋冬物の定番であるチェック柄のネルシャツに、肩幅・身幅を大きく保ちトップの頭にフードを付けたシャツ。
もしシャツを着こなしの主役にする場合は、以下4点に気をつけましょう。

(1)サイズ感
-ルーズまたはタイトに着る
(2)生地感
-薄手の綿素材ではなく、化学繊維の素材など触り心地が変わった生地感をしているか?
(3)色
-アウターのトップに相応しい色合いを選ぶ
(4)全体デザイン
-ワッペンや刺繍などワンポイントのアクセントが入っているか?

これら4つのうち、1つまたは2つまでの要素を取り入れたシャツを選ぶことで、全体を主張し過ぎない着こなしができます。

その④|シャツジャケットを選ぶ

シャツのように軽く羽織れて、はじめからアウターとして着ることを前提に作られたシャツのことを「シャツジャケット」と呼びます。

デザインの形としては、シャツタイプ以外に、テーラードジャケットやカバーオールタイプがこれらに該当します。
今回ご紹介するのは「CPOシャツ」。
CPOとは“チーフペティオフィサー”の略で、アメリカ海軍の下士官を意味しておりミリタリーテイストの物です。

左右両胸にある大きなポケットとウール素材を使って作られている点が特徴ですが、他にも柄や色もさまざま取り揃えてあります。黒無地タイプを選べばモードな着こなしに、そしてチェック柄を選んでデニムと合わせればアメカジ風としても着こなせる、まさに万能シャツと言えるでしょう。

その⑤|シャツジャケットには厚手タイプの生地を選ぶ

シャツジャケットを選ぶときは、厚手の生地を選ぶと活用範囲が広がります。

春夏モノと違って秋冬モノは、インナーにスエットパーカーやタートルネックのニットなど、それなりに厚手の生地を持ってくることが多くなります。そして着こなしの基本として、アウターはインナーよりも厚手になるように組み合わせるのが鉄則です。

その点からも、秋冬モノのシャツジャケットには“厚手のタイプ”を選んでおくことで、カットソーやニットセーターなど、薄手のインナーにもすんなり合わせることができます。

いかがでしたでしょうか?
今回は、一枚羽織るだけでサマになる「シャツの選び方」と、アウターとして着られる「シャツの種類(タイプ)」についてご紹介しました。
シャツを着こなしの主役にするためには、生地の素材感と刺繍などのデザイン性に着目して選んでみましょう。
組み合わせのアイデア次第で、さまざまなコーディネートが楽しめるはずです。

Cover画像: wear.jp

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この記事のライター
ヨシカズ
ヨシカズ
DCブランドのコレクター。 MENDYのアンバサダーとして「ファッション」をテーマに執筆活動しています。