「こなれ感」ってなに? キメすぎない男のオシャレテクニック

よくファッション雑誌などで「こなれ感」という言葉を見かけますよね。「こなれ感」というのは、オシャレに慣れている上級者のようなキメキメの格好ではなく、「その辺にあったものを適当に来てきたけど、なんかオシャレ」というような、キメすぎずそれでいてカジュアルすぎないオシャレのこと。
そんなこと言われたって、実際どう「こなれ」を作ればいいのか分からない……。そんなあなたに、今回は「男のこなれ感」の演出テクニックを実例交えてご紹介したいと思います。

キレイめ×カジュアルを作る

「こなれ感」を演出する為のもっとも簡単な方法は、キレイめなアイテムとカジュアルなアイテムを組み合わせること。そうすると、キメすぎず抜きすぎずバランスの良いコーディネートが作れます。

たとえば、同じスウェットパンツでも、組み合わせにTシャツを選ぶか、シャツやジャケットを選ぶかで全体の見た目の印象もだいぶ変わってくると思います。

とはいえ、スウェットパンツなどのカジュアル寄りのアイテムに、ジャケットやシャツ(あるいはネクタイ)などの比較的カッチリ目のアイテムを組み合わせは、逆に狙いすぎた印象に仕上がってしまいます…。

そんな狙いすぎた着こなしで、周りから浮いてしまうことに懸念を抱くこなれ初心者の方は、まず写真のように、デニムシャツや厚手のカーディガンなどと組み合わせることで、キメすぎず抜きすぎない程よいこなれ感を演出したコーディネートに仕上げることができます。

さらにサンダルはTPOで選ぶと◎。

素材で選ぶ

こなれ感を演出する際に「ジャケット」はかなり使えるアイテム。さらに普通のジャケットではなく「パイル」や「ニット」などのカジュアルな素材を選ぶと、よりこなれ感が演出できます。

写真はパイル素材を使ったジャケット。その他のアイテムはかなりカジュアルなアイテムですが、このジャケットを一枚羽織るだけでこなれた男のスタイルに早変わり。

夏は涼しげなリネン素材を使ったアイテムも出回りますので、そちらもオススメです。
大人の男は、アイテムを素材で選びましょう!

白パンツを選ぶ

「白パンツ」はカジュアル感の演出にはもってこいのファッションアイテムですが、見た目の透明感とどことなく全体コーデをキレイ目にまとめてくれますので、こちらもこなれアイテムとしてチョイスしてみましょう。着こなしの中に、ひとつ「白パンツ」を取り入れるだけで少し小洒落たお店でも浮かないくらいのこなれコーデに仕上がります。

少しカジュアルすぎるな、と思う人は、このスタイルにカーディガンやシャツを羽織ってもOK。

ただし、この「白パンツ」を選ぶときに注意したいのが「丈の長さ」。短すぎるとカジュアル度合いが増してこなれ感から離れてしまいますので、フルレングスのものを少し織り上げる程度に留めておきましょう。

エスパドリーユも使える

夏のこなれた足元、といえばエスパドリーユ。数年前に爆発的流行を見せましたが、まだまだ今どきファッションにも使えるアイテム。

普通のスニーカーやサンダルだとちょっと……でも革靴はドレッシーすぎるし……。そんな時に使えるエスパドリーユは一足持っておくと便利。履くだけでオシャレ上級者に見えるところも、こなれ感を演出したい男性におすすめのポイントです。

写真のようにジャケットスタイルに合わせるも良し。ハーフパンツに合わせるも良し。無地&シンプルなデザインは使い勝手が良さそうですね。

また、流行のボタニカル柄(草木がモチーフの柄)などのアイテムを取り入れた着こなしも、全体コーデのアクセントになります。

「こなれ感」の演出でもっとも重要なのは、「さらりと無理なく着こなしている」こと。
格好つけすぎるのではなく、デートでも普段使っているようなアイテムを多く取り入れて、こなれた大人の男と印象付けたいものですね!

ファッション #こなれ感 #ファッション #着こなし #演出 #テクニック #オシャレ

この記事のライター
彩香
彩香
ライター兼メディアディレクター。文化服装学院出身。 得意分野はファッションと恋愛で、男性・女性を問わず多数のメディアで執筆や編集を手がける。 趣味は「酒」と「フェス」。