知らないと損! 女性を怒らせてしまった時に“切り返す言葉”4パターン

女性が怒ったときに適切な対応が取れないと怒りが収まらないだけでなく、関係性も長続きしません。しかし、女性が怒ったときに適切な対処法を知っている男性は少ないのが現状です。
そこで今回は、心理カウンセラーの資格を持つ筆者が、女性を怒らせてしまった時に有効な会話中に切り返すべき言葉についてご紹介します。女性心理の観点を踏まえ、普段から心得ておくことが大切です。

「いつも私ばっかりに負担をかけて!」の場合

image1

「いつも私ばっかりに負担をかけて!」
と言われたときは、
「本当にいつもありがとう。すごく助けてもらってるよ」
と返すようにしましょう。

基本的に女性は、“自分を大切にしてほしい”という気持ちが心の中に強くあります。
そのため、自分のしていることに感謝されないと、
「誰のおかげで、ラクできてると思ってるの!?」
「私ばっかり何でこんな苦労しなきゃいけないの!?」
と相手に不満を感じてしまうのです。

そしてこのような発言をされたときに、ついカッとなって
「俺だって大変なんだよ!」
「自分だけが辛いと思うなよ!」
などと、言葉や態度で応戦してしまうのが男性です。

しかし、女性とより長続きする関係を目指すのであれば、日頃からどんなに些細なことでも
「いつもありがとう」
「すごい助かるよ」
と、まずは相手に対する労い・感謝の言葉をかけてあげましょう。

「どうせ私なんて……」の場合

image2

「どうせ私なんて……」
と自分を卑下するようなことを言われたときは、
「そんなことないよ!!」
と言葉強めに返しましょう。

先ほども述べた通り、基本的に女性は“自分を大切にしてほしい”という気持ちを心の中に強く抱く生き物。そして、女性が自分を卑下するような発言をするときは、たいてい自分が大切にされてないと不満に感じるときによく見られます。

「どうせ私なんて……」
と言う場合は、遠回しに相手から
「そんなことない」
「あなたは必要な存在だ」
と言ってほしい合図でもあるのです。

もし、女性の口から自分の存在を卑下するような発言が見られたときには、『大切にされたい』という欲求を満たしてあげるために、いつもより少し強めの口調で励ましてあげることが大切です。

またその時に、その人の長所や魅力・日頃の感謝の言葉を付け加えてあげると、
「この人は私を大切にしてくれる人だ」
という思いがさらに強まるでしょう。

「だから言ったじゃん!」の場合

image3

「だから言ったじゃん!」
と言われたときには、
「そうだね。君の言う通りだったよ」
と返すようにしましょう。

男性は負けん気の性格が強いため、
「そんなこと言ってねーだろ!」
「そう思ったらなら、なんで強く説得してくれなかったんだよ!?」
などと、事細かに反発してしまいがち。

しかし、男女の関係で勝ち負けをハッキリ決めることに意味はありません。男性同士の会話であれば構いませんが、基本的に男と女は違う生き物です。男性の考える当たり前・ルールを女性との会話の中で持ち出すのは危険、ルール違反とも言えます。

女性の怒りに反論する行為は無意味。異を唱えたい気持ちをグッと堪えれば、
「この人は私の言ってることを理解してくれた」
と反対に女性からの共感を誘うことが出来るのです。

「うぇーーーん」の場合

image4

「うぇーーーん」
と女性が泣き出した場合は、
「大丈夫だよ」
と手をとって優しい口調で声をかけてあげましょう。

「一人のほうが泣きやすいだろう」
「変に声をかけないほうがいいだろう」
と善意のつもりで放っておくこと
「なんであの時、一言声をかけてくれなかったの!?」
と後々面倒な事態に発展しかねません。

女性が泣いているときは、出来る限りソバに寄り添ってあげましょう。
そして女性が泣き止んだら、
「何かあったの?」
と優しい口調で声をかけてあげれば、
「この人には甘えても大丈夫」
という安心感を植えつけることができます。

ここまで読んでみて、
「俺だって感謝されるべきことはいっぱいしてるはずだ!」
「なんで、相手にヘコヘコしなくちゃいけないんだ!」
と、少しイライラと腹立たしい気持ちになった男性もいるかも知れません。

しかし、男と女の関係において最も邪魔なもの…それは『男のプライド』です。女性の前ではプライドを捨て、常に心の中に「感謝」と「謝罪」の気持ちを持つことが長続きの関係を作る上で欠かせません。
そして、このプライドを捨てられない男性こそが、自らの欲求を満たしたいがために2次元の世界へと現実逃避していくのです。

恋愛・デート #女性 #怒る #会話 #切り返す #言葉 #長続き

この記事のライター
高萩 陽平
高萩 陽平
心理カウンセラーの資格を持つフリーライター。 国内だけでなく海外の文献もチェックしており、その幅広い心理学の知識をベースにした合理的な内容の記事を執筆する。