筋トレよりも効率的! プロのアスリート達も注目する「ピラティス」の凄さとは?

体を鍛えるためにジム通いをしたり、体力増強のためにランニングをするなど運動する人は最近ますます増えています。しかし年齢を重ねていくと、激しい運動や筋トレが体に及ぼす負担が徐々に増えていきますよね。
そんな中高年の男性におすすめのトレーニング方法が「ピラティス」。体全体の柔軟性を高め、体型維持にも役立つ、そして程よく汗をかけてストレス発散にも繫がることから男性の受講生も増えているんだとか。プロのアスリート達も注目するピラティスの凄さについてご紹介したいと思います。

「ピラティス」が注目されるワケとは?

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ピラティスは、普段あまり使うことの少ない体の奥の筋肉であるインナーマッスルを刺激するトレーニング方法。体の表面ではなく奥のインナーマッスルを鍛えることによって、体の柔軟性やバランスを鍛える効果も期待できます。

また、このピラティスの運動は、基礎代謝や体内の肝機能向上にも役立ち、筋トレやランニングなど激しい運動をしなくとも、体全体の引き締めに効果を発揮します。床の上にマットを敷き、その上でさまざまなポーズを取り一定時間静止。基本的にはその繰り返しです。他の運動に比べて体を動かす負担も少ないことから、女性だけでなく、日頃運動不足になりがちな中高年の男性にも注目されているトレーニング方法なのです。

筋トレよりも効率的に鍛えられる「ピラティス」

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このピラティスは、ほんの少し前までは主に女性が体型維持のために行うトレーニング、というイメージも強かったのですが、その運動効率の高さに注目が集まり、健康志向の強い男性(主にジム通いが負担になる中高年の男性)を中心に利用者も増えつつあります。

ピラティスは、トレーニングを継続していくことで、しなやかで柔軟性のある筋肉に変えることができます。バーベルを持ち上げるなど筋肉に負荷をかけるトレーニングに比べて多少の時間はかかりますが、ペース配分もゆったり目で継続しやすい点が何よりのメリット。中でも運動はしたいけど続かない…という方にとっては、ジムで一人黙々と行う筋トレに比べてはるかに効率的に鍛えられるようです。

「ピラティス」のトレーニング方法は2種類

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ピラティスには、マットを使って行う「マットピラティス」、そして機械を使う「マシンピラティス」の2種類があります。

その基本的なやり方は、ヨガの流れを汲むものから『ピラティス・ヨガ』とも呼ばれ、戦後になって開発された新しいエクササイズ方法です。2001年には、ピラティスメソッドの教育と指導のための非営利団体も設立され、近年になって益々活発な広がりを見せています。

プロのアスリートも「ピラティス」を実践!

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かの世界的なプロゴルファー、タイガー・ウッズもピラティスの指導を受けた一人。

ピラティスは元々、ドイツ人看護師だったジョセフ・ピラティス氏によって考案。このドイツ生まれのピラティスは、幼少の頃から体が弱く、そんな病弱な自分の体を鍛えるためにボクシング・ヨガ・座禅・体操・武術など多種多様のスポーツを経験、その経験から独自の運動法ピラティスが生まれました。

スポーツ競技者とくにトップアスリートにとって、己のボディバランスを整えることはとても重要。そして多種多様なスポーツ競技からそれぞれの要素を取り入れ開発されたピラティスは、アスリート競技者にとってはまさにうってつけの方法だったというわけです。

さらにこのピラティスは、メジャーリーガーのイチローさんも取り入れていて、現在も現役で活躍しているボディバランスを見れば、ピラティスの効果をうかがい知ることができるでしょう。

まだまだ「ピラティス=女性がやるもの」というイメージの男性も多いと思いますが、健康や体型維持のための筋トレやランニングなど、激しい運動が苦手という方には特におすすめのトレーニング方法です。またピラティスは、普段生活する中であまり使わないインナーマッスルも鍛えられるという点では、下手な筋トレよりもよほど効率的と言えるかもしれません。運動が嫌い、いつも続かない…という方は、見学・体験から申し込むことも可能ですので是非検討してみてください。

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この記事のライター
猫女
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駆け出しのライターです。 幅広くいろんな記事を書きながら、なるほどと思わされることが たくさんある毎日を送っています。