お尻・肛門まわりの毛はなぜ生える? 男性におすすめ「ケツ毛」の処理方法5つ

お尻・肛門の毛は、お尻まわりのニオイの発生元、また不衛生な環境を招く原因のひとつ。そのため最近では女性だけではなく、男性の方でもお尻まわりのケツ毛を処理する人が増えているようです。
そもそもお尻の毛って何のためにあるのか……みなさんご存知ですか?
今回は、お尻の毛がなぜ生えるのか、をご説明した上で、実際にお尻・肛門まわりの毛を自分で処理する方法を、初心者~上級者向けに分けてご紹介したいと思います。

なぜ「ケツ毛」は生える?

image1

体毛の役割は主に外部の衝撃から身を守ったり、異物の侵入を防ぐために存在します。しかしお尻の奥や肛門は、外部に突出している部位ではなく、常に衣類や脂肪などで十分保護されているため、現代人にとってお尻の毛(ケツ毛)の必要性は比較的低いものと考えられています。

では、なぜお尻・肛門まわりに毛が生えているのかと言うと、排便時のティッシュペーパーや下着を穿いたときの摩擦・刺激によって、自然とお尻・肛門まわりを守るための防衛反応が起こり、その免疫効果にともなって毛が生えてしまうのです。



そんな厄介者のお尻&肛門まわりの毛は、思い切って処理してしまうのがおすすめです。

その①(初級)|カミソリではなく、シェーバーを使って剃る

image2

お尻まわりのケツ毛の処理はなかなか容易なことではありません。ましてや自分で処理するとなると、お尻の前に鏡を置いて背中を丸め、ギュっと屈んだ状態で手を伸ばして処理することになり、もしカミソリで剃るときに少しでも手元が狂えば、誤って肛門を切ってしまうなど怪我につながる恐れもあります。

そのため、自分の目では見えにくいケツ毛を処理するときは、電動型の「シェーバー」がおすすすめ。シェーバーは刃が直接皮膚に当たることなく安全に剃ることができます。また、ヒゲ剃り用にシェーバーをお使いの方は、衛生面も考慮しお尻専用のボディシェーバーを新調するようにしましょう。

その②(初級)|ヒートカッターで毛を焼いて切る

image3

体のムダ毛を剃るときに気をつけたいことが、剃った後の“チクチク感”。剃った毛が少し生えてくると尖端の短い毛が皮膚に刺さり、チクチクと痒みや痛みを引き起こす原因になります。特にお尻や肛門は、他の部位に比べ刺激に対する免疫も弱く、大変デリケートな箇所であるため慎重にケアする必要があります。

この剃った後のチクチク感を無くしてケツ毛を処理したいという人には「毛の先端を丸く焼き切って短くする」方法がおすすめ。処理グッズとしては「ヒートカッター」を使いましょう。

毛を焼き切ることで、毛の尖端を丸く処理できるためチクチク感が気になりません。ただしヒートカッターでは根元から綺麗に剃ることはできませんので、事前にある程度ケツ毛を短く剃るなど毛の量を減らす処理は必要になります。

その③(中級)|ブラジリアンワックスで毛を抜く

image4

剃った後の毛がチクチクしない、さらに根元からツルツルに処理したいという人には「ブラジリアンワックス」がおすすめ。

もともとはブラジル人の女性が、アソコの毛を処理するための脱毛アイテムとして認知が広がり、今では日本人の女性にも人気で多くの人に親しまれ、ブラジリアンワックスの専門ショップや種類も豊富に揃っています。

ワックスをお尻に塗って数分そのまま…ワックスが固まったら一気にベリっと剥がすだけで毛が抜けます。最近では男性用に強力なブラジリアンワックスも市販されていますので、気になる方は一度確認してみてください。
商品名

ブラジリアンワックス【スターターキット】

その④(上級)|家庭用脱毛器を使って処理する

image5

もし、ブラジリアンワックスのように根元から綺麗に抜きたいけど、痛いのは嫌だな…という方には、家庭用脱毛器がおすすめです。

エステの光脱毛とほぼ同じ原理で毛を抜くことができる美容器具で、痛みが少ない上に綺麗に脱毛でき、繰り返して使用すれば徐々に毛の量も少なくなっていきます。ただし、購入金額は平均1万~7万円ほどと少々お高め…。

しかし、初期費用はそれなりに掛かってしまいますが、お尻や肛門の毛以外にも全身のムダ毛処理にも活用できますので、「お尻まわり以外にも気になる箇所がある」または「確実に処理したいけどエステに行くのは恥ずかしい」「家でこっそり脱毛したい」という方におすすめです。

その⑤(上級)|脱毛サロンに通って処理する

image6

「自分で処理するのが面倒」「早く綺麗に処理したい」という男性は、脱毛サロンで処理してもらう方法がおすすめです。相場は施術回数によっても異なりますが、5万円前後~とこちらも少々お高め。

最近ではメンズ専用の脱毛サロンも増え、昔に比べて気軽に通え、美容に対する抵抗感も低くなっています。お尻・肛門まわりのケツ毛は、たしかに自分で処理することもできますが、他の箇所に比べてデリケートな部位であるため慎重を喫していても危険は伴います。より確実かつ安全に処理したいという方は、やはり脱毛サロンに通うことをおすすめします。

実際に私もお尻の毛は、脱毛サロンでツルツルに仕上げていますが、時間が経過した今でもツルツルを維持できていますので、「定期的にケツ毛を処理するのは面倒…」という方にもおすすめしたい方法です。

お尻・肛門まわりの毛の処理方法についてご紹介しました。
どの処理方法を選ぶかは、「理想の仕上がり」をイメージすると決めやすいかと思います。とりあえず毛をなくしたいなら「シェーバー」で手間なくスッキリと…半永久的にツルツルにしたいなら「脱毛サロン」がおすすめです。

健康・メンズ美容 #ケツ毛 #お尻 #肛門 #処理 #方法 #剃る #抜く #脱毛

この記事のライター
安井カナ
安井カナ
仕事が大好き33歳です。広告会社で働いていましたが、今はフリーライターとして活動中です。ここでしか出逢えない面白いコトを発信していきたいと思っています。