【白スニーカー】子供っぽくならない、大人のブランドまとめ

オシャレ&ファッション好きの男性であれば、一足は持っていたい「白いスニーカー」。
各ブランド、カラーも豊富なスニーカーの中でも”ホワイト”を履きこなしている人は、何ともクールガイなイメージ☆
そして、スニーカーはカジュアル色が強く、どうにも子供っぽくなりがちな履きこなしも、ブランドものを上手に選ぶことで、オシャレの品を失わず、大人のカジュアルファッションへとステップアップすることができます。

さぁ、自分らしい大人の「白スニーカー」を探してみましょう!

CONVERSE(コンバース)

白スニーカーの定番と言えば、やっぱりコンバースのJack Purcell(ジャックパーセル)!
おしゃれ好きを中心に、今でも人気のスニーカーです。

コンバースと言えば星マークがついているALL STAR(オールスター)が有名ですが、ファッション好きの中で「コンバースの白スニーカー」と言えば、圧倒的にジャックパーセルなんです!

1908年に創業したコンバースは、もともと雨や雪の中で作業する時にも履けるラバー製のシューズを開発したことがはじまりですが、このジャックパーセルが登場したのは1935年。
Jack Purcellは当時のバトミントン選手の名前で、ヒールラベルのデザインから「ヒゲ」と呼ばれたり、つま先のラインが微笑んでいるように見えることから「スマイル」などの愛称を持ち、今でもファッショニスタの間で愛されているモデルです。

adidas(アディダス)

スニーカーブランドと言えば「アディダス」も有名ですね。
街中では「STAN SMITH(スタンスミス)」ブームが再燃しています!
大手セレクトショップも、スタンスミスモデルに独自の別注をかけて販売しているほど。
シンプルでクリアな印象を与えてくれるこのスニーカーは、お洒落なファッションリーダー達に支持されています。

1948年に創業したアディダスが、1965年に発売したテニスシューズ「ハイレット」。
そのモデル名は当時のテニスプレーヤーだった「ロバート・ハイレット」が由来でしたが、その後、ハイレットを愛用していた「スタン・スミス」というテニスプレーヤーがシングルスで39勝、ダブルスで61勝、通算100勝を達成した偉業を称え、なんと1970年に「スタンスミス」へと改名されたのです。

ちなみに、シュータンに書かれている謎のおじさんこそが「スタンスミス」です。

Springcourt(スプリングコート)

1936年にフランスで初めてスニーカーを作ったのが「Springcourt(スプリングコート)」です。
それまでのテニスシューズに革命を起こしたブランドでもあります。

当時のテニスシューズは麻とキャンパス地のエスパドリーユが主流だったのですが、ソールにゴムを使ったテニスシューズを作ったところ、「まるでバネのように跳ねる靴だ!」という評価から、スプリングコートという名前が付いたとも言われています。

スプリングコートのスニーカーは、ソールサイドの4つの通気孔から取り入れられた外気が靴内を循環する仕組みを作っています。そのため、通気性がよく、素足で履いても快適♪
有名人にもファンは多く、あのジョン・レノンがオノ・ヨーコとの挙式のときに履いていたのもスプリングコートの白いスニーカーなんですよ♡

Maison Martin Margiela(メゾンマルタンマルジェラ)

1988年に設立したフランスはパリ生まれの「マルタンマルジェラ」。
マルジェラのデザインを手がけるデザイナーはベルギー生まれ。
業界内でも素顔を知る人物は少ないと言われているミステリアスな人物です。

しかし、手がける洋服たちはメッセージ性に溢れる素晴らしいものばかり!
2008年頃から実質引退状態に入っていますが、反戦や平和をテーマにしたそのデザインは日本でも人気です。

そして、マルジェラのブランド設立当初からあり、一番長く販売されているのが、この「ジャーマントレーナー」というモデルのスニーカー。名前を聞いて「えっ!?」と思うかもしれませんが、まさに、ドイツ軍がトレーニング用として使っていた靴の製法、形をそのままにした、いわば「レプリカ」にあたるモデルなんです。そしてその通り、靴底にも「REPLICA」の文字があります。

ジャーマントレーナーのスニーカーはメンズ・レディースともに国内でも人気が高く、形や製法はそのままに、毎年素材や色を変えて登場している人気モデルです。

diadora(ディアドラ)

「diadora(ディアドラ)」は、1948年にイタリアで登山用靴メーカーとして登場したスポーツ用品メーカーです。
サッカーやテニス、ランニングなど様々なスポーツジャンルを取り扱っていますが、「そういえばあまり聞かないな」というジャンルで、モータースポーツがあります。

モータースポーツの代名詞といえば何と言っても「F1」ですよね。
特にF1には詳しくないという人でも、今なおレジェンドとして語り継がれる英雄、アイルトン・セナのことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

アイルトン・セナのピットクルーが履いていたシューズをベースにしたのが、ディアドラヘリテージのトライデントです。「ディアドラヘリテージ」は、昔のモデルに現代の加工技術を駆使してタウンユースにしたラインで、トライデントもその一つ。
柔らかくて履き心地も良いうえ、オイルで汚れた地面で滑らないように独自開発のラバーを使った靴底。履き心地の良さと、本革スエードを使ったスタイリッシュなビジュアルが人気の秘密です。

Pantofola d’Oro(パントフォラドーロ)

1886年、祖父、父に続いて自身も靴職人となったエミディオ・ラザリーが立ち上げたブランドが「Pantofola d’Oro(パントフォラ・ドーロ)」。
メンズ雑誌にも度々掲載されている人気ブランドの一つです。

元々は自分が趣味として楽しんでいたレスリングのシューズの履き心地が悪く、自分で作ってしまったのが、このブランドのはじまり。「この靴の技術はレスリングだけでなく、他のスポーツにも応用できるはずだ!」と閃き、その後サッカーシューズへ応用したところ評判を呼び、有名選手にも愛用されるほどになりました。
2000年になると本格的なサッカーシューズを手掛けながらも、知的でノスタルジックな「大人のためのラグジュアリーシューズブランド」としての名を広めます。

その代表格といえるのが、このダブルモンクストラップです。
ローカットだけでなく、ハイカットもありますが、スーツやジャケットスタイルに合わせるならローカットをチョイスすると◎。

TOP SEVEN(トップセブン)

2001年に日本で創業された大人のためのスニーカー作りを目指す「TOP SEVEN(トップセブン)」。
スニーカーはカジュアルなので、人によっては子供っぽく感じるという人もいると思います。
そんな大人メンズの声を受け入れて作られたブランド。
ファッション界をリードする「パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海、東京」の7都市からインスパイアされたデザインの靴を作り出します。

クラシカルなテニスシューズをイメージした「TS7703」モデルは本革とランニングソールを組み合わせたハイブリッドスニーカーです。
さりげなくパンチでブランドの「7」が入っているのもオシャレ。

普段はドレスシューズを履くことが多い、でもあまり高級なスニーカーはちょっと…と悩める大人メンズにオススメのブランドです。

PHILIPPE MODEL (フィリップモデル)

「PHILIPPE MODEL (フィリップ モデル)」が1978年にフランスで婦人帽子職人として成功を収め、実際にパリでブティックをオープンさせたのは1984年でした。
ジャンポール・ゴルチェや、イッセイ・ミヤケなどの有名デザイナーのコレクションに帽子を製作提供したこともあります。そんな中でグローブやバッグ、シューズの製作もしていました。
1980年の初め頃、ストレッチ素材を初めて靴に取り入れたモデルが爆発的な人気となり、靴メーカーとしても人気を博します。

真っ白いレザーを使ったクラシックシリーズのスニーカーは、見た目、履き心地ともにエレガント。熟練された職人の手によって、すばらしい素材に特殊な加工を惜しみなく駆使し、独自の製法によって、ドレスシューズも見事にスニーカーへと昇華させました。
エレガントなドレススニーカーは、多くのセレブリティーやファッショニスタも愛用しています。

BURBERRY(バーバリー)

若干21歳で「BURBERRY(バーバリー)」というブランドを立ち上げたトーマス・バーバリー。
1879年に、耐久性、防水性に優れた新素材「ギャバジン」という生地を開発して1888年に特許を取得し、防寒着や飛行用衣料として愛用され、その後、英国王室御用達を授かります。

1924年になると、コートの裏地に使われていたバーバリーチェックが一大ブームに!
今でもその人気は衰えることはありません。
あのチェック模様があしらわれているだけでバーバリーと分かるまでになりました。

真っ白なスニーカーにアクセントであしらわれたバーバリーチェックのライン。
上品でありながら、ちょっとした遊び心をブレンドしたアイテムは、トータルコーディネートのアクセントにもなりそうです。

PRADA(プラダ)

ちょっと意外かもしれませんが、「PRADA(プラダ)」にもスニーカーはあります!

プラダは、1913年に皮革製品店となる「Fratelli Prada(プラダ兄弟)」からその歴史は始まります。珍しい素材や高品質の皮革製品は評判となり、イタリア王室の御用達となります。
アパレル分野に進出してきたのは意外と遅く、1985年のこと。
その第一歩となったのが靴作りです。

アパレル分野の原点となるプラダの靴は、スニーカーといえども上質なレザーを贅沢に使っているところが何よりも魅力!
プラダのGOLFモデルは、きめ細やかなスムーズレザーと肉厚のソールと安定感のある履き心地。
紳士のスポーツにもぴったりですが、シティーウエアとしてもオシャレです。

おしゃれな男性であれば一足は持っておきたい白いスニーカー。
夏ファッション以外でも、さまざまな洋服スタイルに合せやすいこともスニーカー履きのメリットです。
その日の気分に合わせて、白スニーカーのファッションコーデを楽しんでみましょう♪

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この記事のライター
木下京子
木下京子
旅行が大の趣味。子持ちの母です。 これからもたくさんの国を訪問したいです^^