「だから何だよ…」「興味ねーわ…」彼女との会話でイライラしないためのコツ3つ

「○○知ってる？」などと話しかけてくる彼女に、素っ気なく「知らない」と返すのではなく、「え、知らない、何それ？」と興味を示すような返答を心掛けてみましょう。

特に何事に対しても、合理的主義を貫こうとする性格の男性は、物事の価値を判断する際に、“目的”や“役立つ”の視点で判断しがち。
そして、自分に関連性が薄く、興味のないテーマや質問を振られると、（知っていることでも）つい「だから何だよ」「興味ねーわ」とイライラしてしまい、「知らない」という言葉を使い、早々に会話を断ち切ろうとしてしまいます。

しかし、男性と違い共感を重視する女性にとって、「知らない」という返答だけでは意図が伝わっておらず、「知らないんだ」と真に受け、そのことについて延々と説明をしはじめ、思考がズレたまま会話が進行し、そのズレがイライラの蓄積に繋がってしまうのです。

そのため、彼女の質問に対してただ一方的に「知らない」と切り捨てるのではなく、好奇心を抱き聞く姿勢を持つことが肝心。興味を持って話を聞いてみると「そういうものがあるんだ」「へー知らなかった」と新しい発見・情報が見つかるかもしれません。

彼女の話題に対してただ耳を傾け聞くだけでは疲れてしまいますので、要所要所で面白そうなポイントを自己解釈を交えて聞くと良いでしょう。

主観や自己愛が強すぎる人は、自分と同じ考え・意見を持つことを相手に求めがちです。

そういう性格の男性は「私はこう思う」などと、彼女が自分とは違う意見を述べた場合、「いや、それは変だよ」「そんなわけないじゃん」とイライラしながら否定してしまいます。

しかし、人間の考えは十人十色。
いくら仲良しのカップル・恋人の関係とはいえ、根っこの部分では赤の他人。付き合う相手の彼女が自分と同じ価値観を持つなどは、万が一の状況でも基本的にはあり得ないことなのです。

まずは、この互いの価値観が違うことを今一度冷静に見つめ直すこと。
そして、もし彼女が自分と違う意見を述べた場合でも、「俺はそう思わないけど、そういう考え方もあるのかな」と、一歩引いた視点を持つと良いでしょう。

彼女と会話をする際は、極力無駄な感情移入を無くし、それでいて彼女の立場・考えを尊重するスタンスで話を聞くことをオススメします。

基本的に人は、イライラやモヤモヤが蓄積された状態では、心の冷静さを保てなくなってしまいます。

その証拠に、彼女との会話でどちらか一方がイライラしてしまうと、後々ケンカに発展してしまうことを経験した方もいることでしょう。
そして、そのケンカがきっかけで、二人の関係に亀裂が入り、本当は大好きな彼女だったにも関わらず失ってしまう人もいます。まさにイライラが尾を引きずり、後戻りできなくなるパターン。

そんな最悪の事態を招かないためにも、「あ、オレ今、彼女にイライラしたな」と少しでも心の異変に気付いた瞬間、「別に彼女のことが嫌いでイライラしてるわけじゃない」と心の中でつぶやくようにしましょう。

また、心のイライラは、自己の冷静さを失うだけでなく、相手のことを悪意ある偏見の目で見てしまう側面もあります。
その悪意が心の中に充満すると、彼女の存在すべてに対してイライラしてしまい、関係のないことまで否定してしまうのです。

人間に感情がある以上、イライラしないことは不可能。
大切なのは、そのイライラとどう向き合い、コントロールしていくかです。
もしイライラの兆候を感じたときは、心の中で「彼女のことが嫌いではない」と一言つぶやくことで、彼女に対する偏見の悪意は薄れ、イライラの感情も少しは抑えることができるはずです。