サマージャケットの魅力とは? 夏コーデにきちんと感を取り入れたおすすめの着こなしコーデ!

蒸し暑~い夏の季節に重宝する「サマージャケット」。
ビジネススーツの上着や、フォーマルな格好のジャケットとして大活躍します。
男性の中には、季節に関係なく一年中同じスーツを使いまわしている人もいますよね…。

そこで今回は、暑い夏を涼しく快適に過ごせる「サマージャケット」の魅力や特徴をはじめ、ジャケット選びのコツ、さらにサマージャケットを使ったおすすめの着こなしコーデをいくつかご紹介します。

サマージャケットの特徴は?

サマージャケットの特徴は?「サマージャケット」という言葉は聞いたことがあっても、実際のところ秋冬用のジャケットと何が違うのかわからない…なんて男性もいるでしょう。

サマージャケットとは、湿気で汗をかきやすい梅雨から夏シーズンを乗り切るために作られたテーラードジャケットのこと。
秋冬用のジャケットは防寒を目的にウール素材を使用しますが、サマージャケットは通気性と吸湿性を考慮し、綿や麻・ポリエステルといった生地素材を使用します。

また、基本的にサマージャケットは一重の薄手仕様になっており、軽く羽織れる点が特徴といえるでしょう。

サマージャケットの魅力は?

サマージャケットの魅力は?ここからは、サマージャケットの魅力をご紹介します。

(1)手軽にきちんと感を作れる

夏ファッションは、Tシャツやポロシャツなど肌見せの洋服が多いため、どうしても上品さを失いがち。
そんな薄着スタイルにサマージャケットを1枚羽織るだけで、手軽にきちんと感を作れるのは魅力でしょう。

(2)軽くて動きやすい

サマージャケットは、素材が軽く動きやすい点がメリットです。
上着を羽織っている感覚を忘れるぐらい軽く、ちょっとした動作も楽チンです。

(3)汗をかきにくい

ウール素地のジャケットは、防寒目的から風通しが悪く、夏はクーラーのきいた室内にいても汗が滝のように流れてきます。
通気性に優れているサマージャケットを羽織れば、汗をかきにくく、室内・室外ともに快適に過ごせるでしょう。

サマージャケットのデメリットは?

サマージャケットのデメリットは?サマージャケットはその名の通り、基本的には暖かくなる春から夏にかけて身にまとうジャケットです。

ガマンをすれば秋冬シーズンも着れなくはないですが、かなり寒い思いをするでしょう。
そのような点を踏まえると、サマージャケットは年中着ることができず、同じジャケットを年中着まわしている方に比べてコスパ面で劣ることはデメリットといえるかもしれません。

とはいえ、仕事の関係で夏場もスーツジャケットの着用が必須な方は、サマージャケットを何枚か持っておくと便利に使えるでしょう。

サマージャケットの選び方3つ

サマージャケットの選び方ここからは、サマージャケットの選び方についてご紹介します。

(1)素材に注目して選ぶ

サマージャケットは清涼感がウリですので、まずは素材に注目して選んでください。
通気性のいい綿や麻、また速乾性に優れている素材のサマージャケットを選ぶようにしましょう。

(2)洗濯機で洗えるものを選ぶ

サマージャケットは、素材のみならず洗濯機で洗えるかどうかの機能性も重要なポイント。
特に汗をかきやすい夏の季節に羽織るジャケットだからこそ、定期的に洗えて、なおかつ長持ちする素材を選ぶことが大切です。
買う前に、しっかり洗濯方法を確認しておくようにしましょう。

(3)見た目の涼しさを意識して選ぶ

サマージャケットは素材や機能性にくわえて、見た目の清涼感も考慮して選ぶようにしましょう。
ブルーやホワイト、グレー系など見た目的に汗かきとは無縁の涼しいサマージャケットを羽織れば、イメージアップにも繋がります。

サマージャケットを使ったおすすめの着こなしコーデ4つ!

サマージャケットの特徴や選び方を確認したところで、ここからはサマージャケットを使った着こなしコーデの作り方をいくつかの事例を交えてご紹介したいと思います。

(1)カジュアルコーデにきちんと感をもたらす

Tシャツにジーンズにスニーカー。この組み合わせだけだとかなりカジュアル寄りな印象になりますが、Tシャツの上からサマージャケットを羽織るだけで「きちんと感」のあるコーデに。
仕事のビジネスシーンや、プライベートの遊びにも万能に使えるコーディネートです。さらにジーパンの裾をロールアップにすることで、ぐっと爽やかな印象に仕上がりますよ。

(2)白パンにはストライプ柄がよく似合う

おしゃれ男子の中では定番になりつつある白パンツですが、コーディネートによっては少し「軽い男」という印象を持たれやすいのが難点…。
そんな白パンのチャラい印象を避けたい人は、伝統的かつ古風なデザインが特徴的なトラッドアイテムをミックスしましょう。
例えば、白パンの上着にストライプ柄のサマージャケットを羽織れば、きちんと感が増しグッと大人の着こなしに仕上がります。

(3)ワントーンコーデで大人っぽい着こなしに

上着のサマージャケットとパンツをワントーンのカラーで統一することで、大人っぽいシックな着こなしに。
「コーディネートに自信がない…」もしくは、「組み合わせを考えるのが面倒…」という人は、セットアップ風のアイテムを揃えておくと、毎日の着替えも楽ちんです。
また、「シックにキマりすぎるのがちょっと…」というときには、足元をスニーカーで外したり白Tシャツをインナーに持ってきたりすると、カジュアル寄りの着こなしに仕上げることができます。

(4)短パンツとの組み合わせで大人のヤンチャコーデに

キャンプやBBQなどちょっとしたアウトドアシーンにおすすめのサマージャケットを使った着こなしが、ハーフパンツと組み合わせたコーディネート。
上品さの中に少しヤンチャさを取り入れた、大人メンズの遊び心を感じさせる着こなしスタイルです。
さらに足元は、サンダル以外にスニーカーやローファーを合わせることで、よりおしゃれ上級者をアピールできるでしょう。

サマージャケットで夏のおしゃれを楽しもう!

蒸し暑い夏の日に涼しさをもたらすサマージャケット。
通気性がいいため快適に過ごせて、どんなコーデも手軽に『きちんと感』を持たせられるのがサマージャケットの魅力です。
サマージャケットを使って、夏のおしゃれを存分に楽しみましょう!

ファッション #サマージャケット #夏 #スーツ

この記事のライター
彩香
彩香
ライター兼メディアディレクター。文化服装学院出身。 得意分野はファッションと恋愛で、男性・女性を問わず多数のメディアで執筆や編集を手がける。 趣味は「酒」と「フェス」。