早食いをやめるには? 健康&美容に与えるデメリットと、早食いのクセを治すコツ4つ

男性はよく、「ランチを早く済ませて仕事に戻りたい!」「お腹が空いているから早くお腹を膨らませたい…」などといって早食いをしがち。 早食いをしても、すぐには身体に問題は起こりませんが、早食いがクセになり長く続けていると、健康だけではなく美容にも悪影響が及びます。
しかし中には、早食いがいけないと知りつつも、なかなかやめられないという人もいるでしょう。 そこで今回は、早食いにおける具体的なデメリットと、早食いをやめるコツについてご紹介したいと思います。

【健康編】早食いのデメリット3つ

【健康編】早食いのデメリット3つまずは、健康の観点より早食いのデメリットを詳しくみていきましょう。

▶太りやすくなる

早食いは、血糖値を急激に上昇させ、結果的に体重の増加を招きます。
血糖値とは、血液中の糖の値のこと。本来は、血糖値が上昇することで、インシュリンというホルモンによって血糖値が下がるのですが、早食いによって血糖値が急激に上昇すると、十分に下げきれなくなるのです。
そして、余った血液中の糖は中性脂肪として身体に蓄えられ、太りやすくなるというわけです。
また、本来は食事をとることで満腹中枢が刺激され徐々に食欲が低下するのですが、早食いのようにあまり噛まないで食べると満腹中枢の刺激が遅れるため、ついつい食べ過ぎてしまう点も早食いが体重増加に繋がりやすい理由として挙げられるでしょう。

▶胃に不調が起こりやすくなる

早食いをすると、十分に噛み砕かれていない食べ物が胃に送り込まれます。すると、胃が食べ物をスムーズに消化できず、胃痛や胃もたれなどの症状が現れやすくなります。
もはや食事中のクセとして、早食いの行為が習慣づいている男性は、カラダのだるさやキリキリという胃の痛み、胃の調子が悪い状態と常に向き合うことになるでしょう。

▶逆流性食道炎のリスクが高くなる

早食いの行為は、食べ物と一緒に空気も飲み込んでしまいがち。そうすると、胃に溜まった空気がゲップとして出てしまいます。そのときに、胃と食道のつなぎ目にある噴門(ふんもん)が開いて、胃酸が逆流します。その結果、胸やけや胸の痛みなどの症状が現れやすくなるでしょう。
症状の傾向として、普段から胸のあたりがチクチクしたり、喉のあたりが酸っぱく感じたりしている男性は、胃酸が逆流している可能性が考えられます。

【美容編】早食いのデメリット3つ

【美容編】早食いのデメリット3つ続いては、身だしなみやエチケットも踏まえた美容の観点より早食いのデメリットを詳しくみていきましょう。

▶口臭の原因になる

早食いの行為は、口臭の原因になる可能性が高いでしょう。
本来は、食べ物を噛むと唾液が分泌されるのですが、この唾液には口の中の細菌や食べかすを洗い流す作用があるのです。しかし早食いは、食べ物を噛む回数が少ないため、唾液の分泌量が減少して口の中が不潔になりがち。
その結果、細菌が食べかすに含まれる成分を分解して嫌なニオイを発生させるのです。

▶ニキビやくすみが起こりやすくなる

早食いは、胃だけではなく腸にまで負担をかけます。腸には、食べ物から栄養分を吸収して血液中に取り込むという役割があり、全身の肌に対する栄養の供給に深く関わっています。
そのため、腸の調子が悪いと肌に十分な栄養を送り届けられなくなり、肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまうのです。ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことで、肌の内部で作られた肌細胞が肌の表面へ上がっていき、古い角質と入れ替わります。
つまりこのターンオーバーの周期に遅れが生じると、古い角質が肌の表面に溜まり、くすみを引き起こす原因になるというわけです。さらにターンオーバーの周期が乱れ、毛穴に古い角質が詰まることでニキビができるリスクも高まるでしょう。

▶肌トラブルが起こりやすくなる

ターンオーバーの周期が遅れて古い角質が肌に留まってしまうと、外部刺激に弱い肌質へと変わります。ちょっとした刺激で皮膚が赤くなったり、ブツブツができたりする敏感肌になり、なにかと肌トラブルに悩まされることになるでしょう。
早食いによって腸の不調を引き起こし、ターンオーバーの乱れから肌のくすみやニキビに加え、赤みやブツブツまでできてしまうと、周囲の人に不潔な印象を与えてしまうかもしれません。

早食いをやめるコツ4つ

早食いをやめるコツ早食いをやめたいけど、なかなかやめられないという男性は、次に挙げる4つのコツを押さえましょう。

(1)1口あたり20回~30回噛む

だいたいの目安として、1口あたり20回~30回は噛むことが大切です。口に食べ物を入れる度に、頭の中で20回~30回を数えましょう。また、自分でも気づかないうちに早食いをした場合に備え、家族や友人など周囲の人に指摘してもらうやり方もおすすめです。

(2)小さいスプーンを使う

小さいスプーンを使って食事をすれば、1回あたり口に入れる量が必然的に少なくなるため、早食いを抑える効果が期待できます。普段お箸を使っている人は小さいスプーンに変えてみる、また普段使っているスプーンを小さめのサイズに変えてみましょう。ただし、あまりにも小さいスプーンを使うと食事に時間がかかって、そのストレスから暴飲暴食に走り逆効果になる恐れもありますので気をつけてください。

(3)お茶やスープを最初に飲む

食事の最初にお茶やスープを飲むことで、お腹を膨らませられます。こうすることで、特にお腹が空いているために、早く食べたいという欲求を抑えられるでしょう。
また、難消化性デキストリンなど血糖値の上昇をゆるやかにする成分が含まれたお茶であれば、早食いによる肥満対策にもなります。

(4)硬いものを食べる

食事のメニューに硬い食材が含まれていれば、自然と噛む回数が増えます。赤身ステーキ、鶏軟骨、レンコン、ゴボウ、玄米、フランスパンなどを食べるといいでしょう。
また、最初に硬いものを食べることで、結果的に唾液の分泌が促されたり、満腹中枢が刺激されたりします。早食いによる口臭や食べすぎの予防にも繫がるでしょう。

致命的な問題が起きる前に、早食いのクセを治しましょう


何気なくやってしまいがちな食事の早食いですが、この早食いには、胃腸に負担をかけたり肌トラブルのリスクを高めたりと、さまざまなデメリットがあります。 早食いをやめることで、健康と美容への好影響が期待できるでしょう。 1口あたり20回~30回は噛む、小さいスプーンを使う、硬いものを食べるなどして、早食いのクセを解消しましょう。

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この記事のライター
加藤良大
加藤良大
歴7年のフリーライター。アパレル企業からライターに転身し、医師監修記事の元原稿や美容記事の執筆本数は10,000本を超える。前職の経験を活かし、ファッション記事、ビジネス記事など幅広く手掛ける。