基本のおさらい。始める前に知りたい株式投資のこととは?

日本経済が回復基調。株価が順調に上がっているなんてニュースも。でも給与は伸び悩み。貯蓄に回すだけでは将来も心もとないなぁ、なんて考える今日この頃。資産形成には、やっぱり株式投資をしてみたい。でも、何から始めたらいい?――株式投資を始める前に、まずは知っておいていただきたいことがあります。いまさら人に聞けない、株式投資の基本中の基本事項。ここでおさらいしてみましょう。

1. 株式投資とは?

「株で大損をした」なんて言葉を聞いたりして、株式投資に否定的なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。でも、株とは、企業が資金を調達するために発行しているもの。投資家に株を買ってもらって得た資金をもとに事業を運営・拡大していく、いわば経済の原動力となるものです。

ただし、理解しておかなければならないのは、株を買うということは、企業にお金を貸しているわけではないので、全額を必ず返してもらうということができないことです。

その代り、企業の価値が上がれば、株価も上がり、それを売れば利益を得ることができるという仕組みです。
株式投資には、大きな利益があるかもしれない一方で、元金を回収できなくなるかもしれないというリスクがつきものであることは、知っておかなければなりません。

2. 余裕資金を使って運用するのが基本

ですから、株式投資を始める前に最も必要なのが、「株式投資は余裕資金で行う」ということです。

生活費を株式投資に充てて生活するのは、適当ではありません!

生活費以外で、貯めておいた貯金や、毎月のお給料から生活費を差し引いて貯蓄する分の金額を使って、リスクを低減させましょう。
また、短期的な売り買いを繰り返すのではなく、できれば長期で保有できる余裕が欲しいものです。

3. 証券会社選び

それでは、実際に株の取引を行うのに必要な準備は、承継会社に口座を開くことです。
証券会社には店舗型とネット型があります。

証券会社によって手数料、取り扱っているサービス、情報量などが違いますので、まずはそれぞれの証券会社のホームページなどを参考に、自分にとって最適な証券会社を選びましょう。

初心者にお勧めなのは、安心の大手のネット証券。手数料の安さを基準に選ぶと良いでしょう。

4. 銘柄選び、運用

どの銘柄を買えばいいのか。株式投資は経験を積むのが一番ですが、初心者にお勧めなのは、自分が好きな商品やサービスを提供している会社の株を買うこと。自分のお金が好きな会社を応援していると思うと、株価の上下に一喜一憂することも少なくなります。

また、株には一株当たりの配当金が得られるものや、株主優待でプレゼントや商品券などがもらえるものもありますので、自分にとって魅力的なオプションを提供してくれる企業の株を長期的に持って楽しむこともできます。

株の運用は、株価だけに振り回されることなく、できるだけ広い情報から判断することが大事です。世の中で起きていることが株価に影響を与えているという意識を持って、ニュースや経済新聞をチェックするくせをつけましょう。

株式を売るタイミングは、株式投資で一番難しいと言われています。「もう少し待てばもっと利益が得られるかも」と思って上昇を見守っていたら、結局株価が下がって利益を損なうこともあります。

自分の中で「○○円になったら売ろう」と明確に決めておけば、ためらわずに売却でき、そしてその価格にならなければ次の機会を待つ、という方法や、自分のライフプランに合わせて、10年後までに○○万円が必要なので、その年まで保有すると決めておく方法もあります。いずれにしても、マイペースで、自分にとって最適なタイミングを見極めることが大切です。

いかがでしたか。そんなに難しいと感じることはないのではないでしょうか。株を始める前に知識をできる限り詰め込まないと、ということはありません。眠ったお金を無駄に眠らせておくことも、逆の意味でリスクと考えれば、まずはえいやっと始めてみて、だんだん知識を広げていくのがいいのかもしれません。

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この記事のライター
大久保桃
大久保桃
フリーライター。 美しいもの、食べること、健康、猫を筆頭に、色々なことに興味あり。 人生のモットーは、「チャレンジ、笑顔、美しく」