【結婚したい男性へ】海外の心理士が教える「幸せな結婚生活」を送るための心得7つ

今や3組に1組が離婚する時代。生涯独身で過ごす人が増えているため一部では「ソロ社会」などと呼ばれたりもするようですが、それでもいつかは伴侶を見つけたいと結婚を夢見る男性も少なくないでしょう。
そんな男性たちに、海外の心理士Christian Nwasor氏が少しでも幸せな結婚生活を送るためのアドバイスをしていたので、その内容を翻訳してご紹介します。

その①▶彼女と自分は他人である

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『彼女といつも意気投合するわけではない』

人は誰しも身近にいる人にこそ、自分の考えや想いに共感してほしいと望むもの。しかし、どれだけ一緒に長い時間を共に過ごす相手であろうと価値観が完全に一致することなどあり得ません。

「自分と相手は違う価値観の持ち主なんだ」と理解することが、人とお付き合いする上での第一歩になるのです。

その②▶彼女の成功を喜ぼう

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『もし幸せな結婚生活を長く続けたいのであれば、パートナーの成功に嫉妬してはいけない』

彼女のほうが仕事の年収や職場での役職が上であることに、深くプライドを傷つけてしまう男性もいるかもしれません。
しかし、結婚相手はあなたと何かを競うライバルではなく、協力のうえ生活を共にしていくパートナーです。「パートナーの成功=自分の成功」と考えを改める必要があるでしょう。

その③▶彼女は戦友であるべきだ

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『今お付き合いする彼女と恋愛のすえ、結婚を見据えているのであれば、日常の中で起きる良い点・悪い点に対して頼りになる人間でなくてはいけない』

一生ラブラブのまま結婚生活を送れるカップルなどごく僅かです。彼女のことを“恋愛対象”まま見るのではなく、楽しいときや辛いときも一緒に乗り越える、いわば“戦友”という仲間意識を持つことが長続きする結婚につながる秘訣かもしれません。

その④▶歳の差は離婚に多大な影響を及ぼす

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『年齢が近いカップルほど結婚生活を長続きさせるというデータがある』

これは少し考えればわかりそうなことですね。2人の年齢が離れている場合、会話にギャップが生まれ、お互いに生きてきた過程・価値観も大きく異なります。
年上・年下に関係なく、もしお付き合いする彼女と年齢が離れている場合は、必要以上に彼女への気配りを意識してあげましょう。

その⑤▶家事に参加しよう

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『家事などは平等に分担しよう』

たとえ専業主婦の女性であっても、自分の旦那が家事をしてくれないことに不満を抱く人は少なくありません。
「俺は働いているんだから家庭のことは全部やってくれよ!」と考えたくなる気持ちも分からなくもないですが、彼女にも彼女なりの苦労があります。
幸せな結婚生活を送るためには、お互い話し合うことを怠らず、何事もまずは平等に分担するよう心掛けましょう。

その⑥▶結婚を決断することに焦るな

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『23歳まで結婚を待った人は、より長い結婚生活を送れている』

平均的にみて23歳とは、大学を卒業し社会人になる年齢。
当然23歳以下ではあまり収入が見込めません。加えて23歳頃は、人生の中でも最も遊び盛りの時期であり、結婚して遊ぶことをセーブいなければいけないストレスに耐えかね、結局離婚してしまうカップルも少なくないようです。

もし、23歳以下で真剣に結婚しようと考えている方は、「お互いにいつ結婚するのがベストなのか?」を自分の気持ちと向き合いつつ、彼女ともしっかり話し合いの場をもつことを強くオススメします。

その⑦▶お互いの“好き”は永遠ではない

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『恋愛の延長でラブラブのまま過ごせる結婚生活は大体1年くらいだ。1年経過したら、お互いに交流するための新しくて楽しい方法を探さなくてはいけない』

ふつう結婚式では“永遠の愛”を誓うものですが、当然「愛情」は不変のものではありません。
今現時点で相手(彼女)に対してどれほどの愛情を抱いているのかを自分の胸に問いつつ、打算的に接し方を考えていくことが、より結婚生活を長続きさせる上で大切と言えるでしょう。

今回ご紹介した7項目すべてを今すぐに実践に移すことは困難と言えるでしょう。
まずは、これまで自分が抱いていた価値観がすべてではないことを理解した上で、幸せな結婚生活を送るための下地を作る段階から始めてみてはいかがでしょうか。

参考文献:WILD NOTICE

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この記事のライター
高萩 陽平
高萩 陽平
心理カウンセラーの資格を持つフリーライター。 国内だけでなく海外の文献もチェックしており、その幅広い心理学の知識をベースにした合理的な内容の記事を執筆する。