彼女を妊娠させてしまった時に男性ができる責任の取り方・6手順【相談・報告・謝罪の仕方まで】

世の中にこれだけ避妊具が広まっているにもかかわらず、なかなか減らない男女間の望まない妊娠。
「今月の生理まだこないよ…」「ねぇ妊娠したっぽいんだけど…」とにかく男性にとって、彼女の妊娠が疑わしい状況はかなり焦るところでしょう。

ごく稀に彼女を妊娠させても知らんぷりで逃げてしまう男性の話も聞きますが、こういうモラルに反することばかりやっていると、いずれ手痛いしっぺ返しを受けることになってしまいます。
仮にも2人が結婚も見据えて付き合っている場合は別ですが、そうではなくただ単に恋愛を楽しむことを目的に交際するカップル、他にもセフレ関係や一夜の過ち行為など、子供を授かる意思のない男女2人でも、普通にセックスで結ばれる仲になれば必然的に相手の女性を妊娠させてしまうリスクはつきまとうわけで、彼女の妊娠が発覚した以上、やっぱり男性としてはそれ相応の責任は取ってしかるべき。

そこで今回は、彼女を妊娠させてしまった時に男性ができる責任の取り方について、相談・報告・謝罪の仕方までそれぞれ手順を追ってご説明したいと思います。

【手順①】彼女の妊娠は本当?まずは病院の検査に付き添う

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もし彼女の口から「今月の生理、遅れてるの…」と告げられた場合、恐らくほとんどの男性が焦ることでしょう。
しかし女性によっては単なる生理不順で遅れているだけというケースも珍しくなく、それを知らずに一人で勝手に(うわぁぁ…妊娠させてしまった!)と勘違いをし、頭が真っ白になり暴走してしまう男性も少なくありません。

ここで大事なのは、彼女の妊娠が確実に証明されるまでは必要以上に慌てないことです。

仮に妊娠検査薬が陽性の反応を示しても、それで100%妊娠したとも限りませんし、彼女の妊娠が本当なのかどうかを確かめるためにも、まずは一緒に病院へ付き添って行きましょう。

どうやって責任を取るべきかを悩む前に、まずは確実な検査を受ける。これが第一歩となります。

【手順②】産みたいか?堕ろしたいか?彼女の意見を聞く

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そして病院の検査を受けた上で彼女の妊娠が発覚した場合、次は彼女の意見を最大限に尊重し、今後の対処について2人で相談する流れになります。

恐らく男性側も改めて彼女の妊娠を目の当たりにし、多少の混乱を抱える状況でしょうが、まずは彼女自身が子供を産みたいのか、それとも堕ろしたいのか、決して男性自身が精神を乱してキレたり、ヘタな誘導尋問などせず彼女が本当に望んでいる意思を聞くことに尽力しましょう。

そこでもし彼女が産みたいと判断すれば、それに応じて男性も動くべきですし、仮に彼女が堕ろす判断を下した場合も、堕ろしたい理由を聞いた上でこちらも極力彼女の意思を尊重すべきです。当然2人の間にできた子供の命ではありますが、それでもお腹を痛めて産むのは彼女本人ですので、男性という立場から責任を取る、また誠意を見せるという意味でも彼女の考えが何より尊重されて然るべきでしょう。

また念のためですが、2人が納得して堕ろすという判断を下した場合、堕胎費用は必ず男性側が負担することもお忘れなく。

【手順③】結婚するか?結婚しないか?自分の判断を早期につける

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また「産むか?」「堕ろすか?」という2人の話し合いにおいては、実際にお腹を痛める彼女の意思を最大限尊重しつつも、一方で「今後2人の関係はどうすべきか?」という相談については、男性側も一旦自分の意思をきちんと整理した上で、相手の彼女へ率直に述べる時間を確保すべきです。

責任を取る覚悟はありつつも「どうしても彼女と今すぐの結婚は考えられない…」「諸事情によって生涯に渡って彼女と子供に付き添うことができない…」など、最低限譲れない部分があるという場合は、きちんとその場で彼女にたいして自分の本心を伝えておかないと、彼女の妊娠発覚から徐々に時間が経つにつれてどんどん袋小路に追い詰められてしまい、最終的に2人にとっても不幸な結果を招きかねません。

中には(彼女を妊娠させてしまった…)という罪悪感からなかなか本音が言えない男性もいるでしょうが、極端に卑屈な姿勢を示すのは逆効果です。彼女の意思とは別に「自分自身は今後どうしていきたいのか?」という意思をハッキリさせて、相手の彼女に伝えましょう。

【手順④】彼女の親に妊娠の報告と謝罪、そして今後について意見を聞く

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女性を妊娠させてしまった以上、責任の範疇はもはや自分と彼女あるいはセフレだけの間で済む話ではなくなってしまいます。

まずは相手の両親に直接対面する時間を設けてもらい、彼女を妊娠させてしまった事後の報告と、さらに謝罪も併せてすべきです。

特に2人が望まない妊娠の場合は、土下座もやむなしの状況だとは思いますが、やってしまった事実は変わりませんので、そこは覚悟と誠意をもって対応しましょう。

そして彼女の両親に、まずは自分達2人の意思を伝えた上で今後どうすべきかについて意見を聞き、互いに納得のいく着地点を見いだす必要があります。

彼女も妊娠していますが、当然相手の親にとって彼女はかけがえのない娘。その意見を無視したままコトを進めてしまっては、後にトラブルへと発展しかねませんので、2人の意思は固めつつもやはり彼女の親としての意見は聞き届けておいた方が無難でしょう。

【手順⑤】彼女のケアを徹底して行う

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子供を産むにせよ、堕胎するにせよ、彼女を妊娠させてしまった以上、肉体的・精神的に大きな負担をかけてしまうことになります。

いくら男性が「責任は俺が取る!」とは言い張っても、母体の体を変わってあげることのできない立場としては、できる限り彼女の心に寄り添い、常にケアができる姿勢を見せることが唯一の解決策。

つわりを含む妊娠初期からお腹がふくらむ妊娠中期、そして出産前の妊娠後期と、子供が産まれる過程がひと段落着くまでは、仕事以外の時間は常に彼女のそばにいても良いぐらいです。

【手順⑥】自分の経済力を高めておく

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そして万が一、妊娠させた相手の彼女が子供を産むという選択をした場合、あなたはその瞬間から父親としての責任を背負うことになります。

そうなった以上、まずは自分の収入を上げる努力に徹することが大事。もし今の給料に不安があるのなら、早々に転職活動をするか、副業で収入を上げる検討をすべきです。

またこの際の出産にかかる費用負担については、彼女と2人でよくよく相談を重ねることは当然ですが、実際のところ彼女と結婚をする・結婚をしない、また2人の年齢や貯金額、さらには相手の親や自分の親など互いの身内にも少なからず影響を及ぼす話ですので、「自分達で全額賄うこと」を前提に各方面の関係者と相談して決めましょう。

それから先ほども触れましたが、基本的に中絶費用は男性側が全額工面すること。彼女を妊娠させてしまいお腹の子を堕ろすという決断をした以上、これは男性が負うべき最低限の責務と心得ましょう。

【最後に…】彼女を妊娠させてしまって不安な男性へ

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たとえ彼女との性行為時にコンドームを使用した場合でも、残念ながら避妊率100%にはなりません。
自分も彼女も望まない妊娠とはいえ、結婚の予定がない男女2人が性行為をすれば、まさかの非常事態に発展することはしばしば巡ってくるものです。セックスで愛し合う以上、そういうリスクはつきもの。

当然、彼女の急な妊娠発覚に不安でどうしようもない気持ちでしょうが、男性としてはここまで説明してきた手順に沿って抜かりなく実践していれば、そう大きな問題は襲ってこないはずです。

彼女を妊娠させてしまった場合、とにかくまずはヘタに焦らず事実確認をすること、そして妊娠の確証が取れた後は、彼女の意思を尊重し話し合いの場を持ち、相手のケアに徹すること。

起きてしまった過去の事実は変えられないわけですから、責任を全うする上でもある程度割り切る気持ちも大切です。

幸いにも筆者はまだ歴代の彼女やセフレに望まない妊娠をさせた経験はないのですが、やっぱりナマですることが一番のリスクに直結しますし、きちんとコンドームを使用していても絶対に安全とは言い切れません。
たまたま全弾外れているだけに過ぎないわけで、きっと同じように思う男性は五万といるはずです。

もし意図せずに彼女を妊娠させてしまい苦しんでいる男性の方は、今回ご紹介した手順の踏み方を参考にしてみてください。

恋愛・デート #彼女 #妊娠 #責任

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。