暑くて汗が止まらない…! 汗をかきすぎるデメリット&男性におすすめの汗対策グッズ5つ

汗は、体温調節の役割を担っているため、特に夏など気温や湿気が高く蒸し暑い日に外出すると、どうしても汗をかいてしまうもの。
しかし、汗をかく量には個人差があり、中にはまるで豪雨に打たれたかのように大量の汗をかく人もいます。
ちょっとした量の汗であれば、ハンカチやタオルで拭ってしまえば済みますが、汗が止まらない…という男性の場合、身だしなみのマナーも踏まえしっかり対策しておきたいところ。

そこで今回は、汗をかきすぎるデメリットと、汗っかきの男性におすすめの汗対策グッズをご紹介したいと思います。

汗が止まらない? 汗をかきすぎるデメリット3つ

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男性にとって、夏の汗は大敵です。まずは、汗をかきすぎることのデメリットを確認しておきましょう。

(1)放置するとニオイのもとになる

汗は、エクリン腺とアポクリン腺から分泌されます。
アポクリン腺から分泌される汗には、タンパク質やアンモニアなどの成分が含まれているため、放置していなくても嫌なニオイを発生させる特徴があります。
それに対してエクリン腺から分泌される汗は、99%が水の成分で特にニオイはありません。
しかし、汗をかくと雑菌が増殖しやすい肌環境になるため、そのまま汗を放置にすると雑菌が増殖し、皮脂を分解して体臭のニオイを発生させてしまうのです。

(2)暑苦しいイメージを与える

汗をたくさんかいている男性は、周りの人に暑苦しいイメージを持たれてしまう可能性があります。また、着ている洋服がビショビショに濡れてしまうほど大量に汗をかいた場合は、触られたくないのはもちろんのこと、近寄ることさえも敬遠されてしまう恐れがあるでしょう。
どこへ行っても汗が止まらない…という状況は、ビジネスや恋愛、交流など様々なシーンで問題になりますので、きちんと汗対策をしておきたいところです。

(3)かゆみや赤みが出て不潔に見られる

汗を放置にしたことが原因で雑菌が増殖すると、かゆみや赤みなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また、汗をたくさんかいているうえに身体をかゆそうにしていると、不潔なイメージを持たれたり、さらにはポツポツと肌に赤みが見られたりする場合は、見た目的にも不健康そうなイメージを与え、マイナスの支障をきたす恐れがあるでしょう。

汗っかきの男性におすすめの汗対策グッズ5つ

汗っかきの男性は、汗対策グッズを積極的に活用していきましょう。
ここからは、おすすめのアイテム5つをご紹介します。
 

(1)制汗剤

まずは、忙しいときでも手軽に塗れるスティックタイプの「制汗剤」が汗っかきの男性にはおすすめです。
ニオイの元となる皮脂を吸着させることで、汗をかいて雑菌が増えてもニオイが発生しにくくなります。
忙しい朝の時間帯や、汗をかきすぎて制汗剤が落ちてしまった日中など、サッと簡単に塗って汗対策ができますので、特に汗をかきやすい夏の日は常に持ち歩いておくと便利に使えるでしょう。
また、塗った箇所が白くならないため、制汗剤を使っていることを周囲に知られる心配もありません。
 

(2)制汗スプレー

「制汗スプレー」には、肌に成分が密着して汗の分泌を抑える働きがあります。
また、スプレーを吹きかけたときの冷たいヒンヤリ感が、暑さによる熱を抑え、汗の量を減らせる効果も期待できます。
さらに制汗スプレーは、一度シューっと吹きかければ効果が長続きしやすいため、1日に何度も吹きかけ直す必要がないのもメリット。
マリン系の香りで、残った汗のニオイにも対処できるため、まさに汗っかきの男性にはピッタリの商品といえるでしょう。
 

(3)ボディペーパー

気持ちよく汗を拭きとれる「ボディペーパー」。汗のベタつきやニオイをさっと拭き取れるため、外から室内に入ったときなど手軽にニオイケアができます。
また、ハンカチやタオルと違って一度使えばニオイの発生と汗を長時間抑えてくれる点もボディペーパーの魅力。ボディ用として大判タイプになっているため、1枚で全身をケアできます。
こちらの商品は、清涼成分としてメントールが配合されていますが、香り成分が含まれていないため、男性用化粧品の香りが苦手な人にもおすすめのアイテムです。
 

(4)脇汗パッド

汗が溜まりやすくニオイの元になりやすい、ワキの汗。特に汗っかきの男性は、ワキ染みで服が汚れる原因になるため、ワキの汗は抜かりなく予防しておきたいところです。
そんなワキ汗が気になる男性には、ワキの部位にぴったりと張り付く防水シートで、汗をしっかり吸収してくれるこちらの「汗脇パット」がおすすめです。
消臭繊維が配合されているため、不快なニオイをきっちりガード。そして清涼成分を配合しているため、使用感も優れています。
 

(5)除毛クリーム

汗には、身体の毛に絡みついて長時間留まり、雑菌を増殖させてしまう特徴があります。
そのため、腕やすね、ワキなどの部位に生えるムダ毛はあらかじめ除毛しておくことで、汗やニオイの防止に繫がります。
こちらの「除毛クリーム」は、塗るだけで簡単に除毛できるとても便利なアイテム。
グリチルリチン酸2Kやアロエエキスなど、肌をダメージから守る成分が配合されているため、肌荒れが起こりにくい点もメリットといえます。
 
とはいえ、それでも肌荒れになるリスクはゼロではありませんので、必ずパッチテストしてから使いましょう。
まずは、除毛クリームを二の腕の裏など目立たないところに塗り、10~20分放置して洗い流し、48時間程度様子を見てください。
それでも肌トラブルが起こらなければ、使用しても問題はありません。

また、もし肌トラブルが起きたら「光脱毛」や「医療レーザー脱毛」を検討してみましょう。気になる箇所の毛を脱毛してしまえば、日々のムダ毛処理による手間からも解放されます。

汗対策グッズを有効活用しよう

汗っかきの男性は、周りの人から不快に思われている可能性が高く、本人的にもコンプレックスに感じている人も少なくないでしょう。
そんな男性は、汗対策グッズを積極的に使って、小まめに汗のケアに努めることが大切です。
汗の量をできるだけ抑えて、ニオイのないスマートな男性を演出しましょう。

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この記事のライター
加藤良大
加藤良大
歴7年のフリーライター。アパレル企業からライターに転身し、医師監修記事の元原稿や美容記事の執筆本数は10,000本を超える。前職の経験を活かし、ファッション記事、ビジネス記事など幅広く手掛ける。