なぜ「すね毛」は生える? すね毛のメカニズムから目的に合った正しいすね毛処理を徹底解説!
膝(ひざ)から踝(くるぶし)の部位にかけて生える「すね毛」。
すね毛がたくさん生えていると、特に夏などハーフパンツを穿いたときは、身だしなみ的にだらしないマイナスの印象を与えたり、またムダ毛の一種から女性に気持ち悪がられたりする可能性があります。
そのため、すね毛は完全になくすなり、量を減らすなりしたいところですが、すね毛の処理にも剃る・すく・抜く・などさまざまなやり方があり、間違ったやり方で対処すると、皮膚を傷つけたり、中には取り返しのつかない肌トラブルに繋がったりすることも……。
そこで今回は、すね毛の生え方や伸び方、長さや濃さといった「すね毛」のメカニズムをはじめ、自分の目的に合ったすね毛の正しい処理方法について解説していきます。
すね毛がたくさん生えていると、特に夏などハーフパンツを穿いたときは、身だしなみ的にだらしないマイナスの印象を与えたり、またムダ毛の一種から女性に気持ち悪がられたりする可能性があります。
そのため、すね毛は完全になくすなり、量を減らすなりしたいところですが、すね毛の処理にも剃る・すく・抜く・などさまざまなやり方があり、間違ったやり方で対処すると、皮膚を傷つけたり、中には取り返しのつかない肌トラブルに繋がったりすることも……。
そこで今回は、すね毛の生え方や伸び方、長さや濃さといった「すね毛」のメカニズムをはじめ、自分の目的に合ったすね毛の正しい処理方法について解説していきます。
なぜ「すね毛」は生える? すね毛のメカニズムを知ろう。
「すね毛」は、主に外部刺激から肌を守ったり、刺激を察知する感覚機能だったり、また紫外線をカットする役割も持ちます。すね毛を含めすべての体毛は、ヘアサイクルに合わせて生え変わりを繰り返しているため、ある程度の長さになると自然と抜け落ちてしまいます。
また人の体毛には、毛が伸びる“成長期”、毛の成長が止まる“退行期”、毛が自然に抜ける“休止期”があり、男の人のすね毛は、男性ホルモンの影響で成長しやすい成長期にあたる点が特徴です。
すね毛が伸びるスピードは?
体毛が伸びるスピードは、身体の部位によってそれぞれ異なります。
すね毛の場合は、1日あたり約0.2~0.4mm伸びるとされており、成長期の周期サイクル(一度抜けた毛が新しく生えかわるまでの期間)は、約3~5ヶ月程度となっています。
すね毛の場合は、1日あたり約0.2~0.4mm伸びるとされており、成長期の周期サイクル(一度抜けた毛が新しく生えかわるまでの期間)は、約3~5ヶ月程度となっています。
すね毛が「濃い人」と「薄い人」の違いは?
すね毛は、人によって量が多かったり、1本あたりの毛が長かったりと、「濃い人」と「薄い人」に分かれます。
この違いが生じる原因は、ホルモンバランスの影響によって体毛の長さや濃さが変わるからです。
頭の毛髪は、女性ホルモンの“エストロゲン”が、眉毛から下の部位に生える体毛は、男性ホルモンの“アンドロゲン”が成長促進に大きく関係しているのです。
つまりすね毛が濃い人は、人よりも男性ホルモンのアンドロゲンの分泌が多かったり、感受性が強かったりするという特徴があるといえるでしょう。
また、男性ホルモンの過剰分泌によって体毛が濃くなる「多毛症」という病気もあります。
この違いが生じる原因は、ホルモンバランスの影響によって体毛の長さや濃さが変わるからです。
頭の毛髪は、女性ホルモンの“エストロゲン”が、眉毛から下の部位に生える体毛は、男性ホルモンの“アンドロゲン”が成長促進に大きく関係しているのです。
つまりすね毛が濃い人は、人よりも男性ホルモンのアンドロゲンの分泌が多かったり、感受性が強かったりするという特徴があるといえるでしょう。
また、男性ホルモンの過剰分泌によって体毛が濃くなる「多毛症」という病気もあります。
目的に応じたオススメのすね毛処理2パターン
すね毛の量を減らしたい、もしくは完全にすね毛をなくしたい人は、まず自分の目的に合ったすね毛の処理方法を見つけることから始めましょう。
ここでは、目的に応じたオススメのすね毛処理について2パターンご紹介します。
ここでは、目的に応じたオススメのすね毛処理について2パターンご紹介します。
【1】すね毛の量を減らしたい人は「すきばさみ」を使う
まず、すね毛の量を減らしたい場合は「すきばさみ」を使いましょう。すね毛専用のすきばさみはありませんので、ホームセンターや薬局、ドラッグストア、100円ショップなどで売っている一般的なすきばさみを使います。
【2】すね毛を完全になくしたい人は「シェーバー」か「カミソリ」を使う
すね毛を完全になくしたい場合は、「電気シェーバー」か「カミソリ」を使いましょう。常にすね毛がない状態を保ちたい人の場合は、毎日剃ることになります。
また、間違った方法ですね毛を処理すると、繊細な皮膚を傷つけ取り返しのつかない肌トラブルを招く危険もありますので、正しい方法で処理しましょう。
また、間違った方法ですね毛を処理すると、繊細な皮膚を傷つけ取り返しのつかない肌トラブルを招く危険もありますので、正しい方法で処理しましょう。
すね毛処理の正しい手順を解説!
すね毛を処理する前に、まずは正しいやり方の手順を確認しておきましょう。
すね毛を薄くしたい人のための「すきばさみ」と、すね毛を完全になくしたい人のための「シェーバー」&「カミソリ」を使った処理方法についてご紹介します。
すね毛を薄くしたい人のための「すきばさみ」と、すね毛を完全になくしたい人のための「シェーバー」&「カミソリ」を使った処理方法についてご紹介します。
【1】「すきばさみ」を使った処理方法
「すきばさみ」を使ったすね毛の処理は、基本的にハサミを肌に密着させてカットしていくだけですので、特に難しい技術は必要ありません。
すきばさみは肌を傷つける心配もありませんが、毛を切るときに皮膚をはさまないようにだけ注意してください。
また、部分的にすね毛の濃さが違うと見た目に違和感が生じるため、均等にカットすることを意識しましょう。
すきばさみは肌を傷つける心配もありませんが、毛を切るときに皮膚をはさまないようにだけ注意してください。
また、部分的にすね毛の濃さが違うと見た目に違和感が生じるため、均等にカットすることを意識しましょう。
【2】「電気シェーバー」か「カミソリ」を使った処理方法
「電気シェーバー」もしくは「カミソリ」を使ってすね毛の処理をする場合は、剃る前に必ずシェービングクリームを塗りましょう。
また、電気シェーバーの中にはシェービングクリームが非対応のタイプもありますので、事前に確認が必要です。
また、電気シェーバーの中にはシェービングクリームが非対応のタイプもありますので、事前に確認が必要です。
すね毛処理の手順
(1)まず蒸しタオルを使ってすね全体を温め、毛を柔らかくしておきましょう。
(2)続いて、すね毛が気になる部分にシェービングクリームを塗り、カミソリをあて一定方向に動かしながら剃っていきます。
(3)仕上げに、すね毛を逆剃りしてください。ただし、何度も逆剃りをすると肌への負担が大きくなるため、最後に1回だけ逆剃りするようにしましょう。
(4)すね毛を剃った後は、膝全体を化粧水で保湿ケアしてください。
(2)続いて、すね毛が気になる部分にシェービングクリームを塗り、カミソリをあて一定方向に動かしながら剃っていきます。
(3)仕上げに、すね毛を逆剃りしてください。ただし、何度も逆剃りをすると肌への負担が大きくなるため、最後に1回だけ逆剃りするようにしましょう。
(4)すね毛を剃った後は、膝全体を化粧水で保湿ケアしてください。
間違ったすね毛の処理方法とは?
すね毛の処理をするうえで、肌に負担をかける間違った処理方法があります。次に挙げるような対処方法は、絶対に避けましょう。
・毛抜きのピンセットで抜く
毛抜きのピンセットですね毛を抜くと、皮膚が破れてしまう危険があります。
また、場合によっては新しいすね毛が生えてくる前に皮膚が閉じてしまい、皮膚の下に毛が埋まってしまうことにもなりかねません。
これを「埋没毛(まいぼつもう)」といい、ポツポツとした黒い点々がたくさんあるように見えるため、見た目的にも非常にカッコ悪くなります。
また、場合によっては新しいすね毛が生えてくる前に皮膚が閉じてしまい、皮膚の下に毛が埋まってしまうことにもなりかねません。
これを「埋没毛(まいぼつもう)」といい、ポツポツとした黒い点々がたくさんあるように見えるため、見た目的にも非常にカッコ悪くなります。
・除毛クリームで剃る
除毛クリームは一見便利な処理方法ですが、除毛クリームの中には毛のタンパク質を溶かす成分が含まれている商品もあるため、除毛クリームを使ってすね毛を剃ると、同じくタンパク質でできている肌まで溶かしてしまう恐れがあります。
その結果、肌トラブルに繫がる危険性が高まるため、除毛クリームでのすね毛処理も避けた方がいいでしょう。
その結果、肌トラブルに繫がる危険性が高まるため、除毛クリームでのすね毛処理も避けた方がいいでしょう。
・ブラジリアンワックスで剥がす
ブラジリアンワックスは、膝に毛を固めてまとめるためのワックスを塗り、その上から専用のシートを被せ、所定の時間が経ってから一気にシートを剥がし取るという処理方法です。
ブラジリアンワックスも毛抜きと同じく、埋没毛のリスクが高いため避けた方がいいでしょう。
また、すね毛を剥がす際に皮膚を傷つけるなど、肌トラブルに繫がる可能性が高い処理方法といえます。
ブラジリアンワックスも毛抜きと同じく、埋没毛のリスクが高いため避けた方がいいでしょう。
また、すね毛を剥がす際に皮膚を傷つけるなど、肌トラブルに繫がる可能性が高い処理方法といえます。
・脱色させる
脱色によって、すね毛の色を抜くことで目立ちにくくできます。また、毛のタンパク質には反応しますが、除毛クリームと違って肌のタンパク質には反応しにくいため、肌トラブルのリスクも抑えられるかもしれません。
しかし、それでも赤みやかぶれなどのトラブルが起きやすい処理方法のため、できれば避けた方が無難です。
しかし、それでも赤みやかぶれなどのトラブルが起きやすい処理方法のため、できれば避けた方が無難です。
すね毛は正しく処理しよう!
今回は、「すね毛」のメカニズムから正しい処理方法まで詳しく解説してきました。自宅ですね毛をセルフケアする際は、すきばさみで薄くする、もしくは電気シェーバーかカミソリで完全になくす処理方法がおすすめです。
また、日ごろの手入れを面倒に感じる男性は、すね毛の脱毛を検討してもいいかもしれませんね。
正しいすね毛ケアで、ハーフパンツが似合うカッコいい男を目指しましょう。