【男だって“小顔”の時代】顔を小さく見せる! 自宅で簡単「セルフマッサージ」の効果的なやり方

かつて『小顔』といえば、基本的には女性に向けられたコトバという認識でしたが、最近ではメンズエステの店舗数も増え、小顔は老若男女関係なく世の中に深く浸透しています。
そんな時代の変化にあっても、実際のところは「エステに行くのは恥ずかしい…」もしくは「面倒くさい…」「足を運ぶ時間がない…」という男性も少なくないはず。

そこで今回は、今よりも顔を小さく見せたいという男性の方にぜひ覚えてほしい、自宅で簡単にできる「小顔」になるためのセルフマッサージのやり方をご紹介。特に普段からよく人と会う外交職の方、もしくはまだまだ異性の目が気になるという男性も、こっそり小顔を目指してみてはいかがですか?

顔のマッサージは「眼精疲労」や「肩こり」に悩む男性にもおすすめ

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女性が頻繁にエステやマッサージに通う理由は、ただ単にダイエットや美容が目的だけではなく、マッサージによるリラックス効果を求めている人も少なくありません。まさに心身ともにリフレッシュ効果が期待できる顔のマッサージは、仕事やプライベートで疲れている男性にも最適です。

また全身マッサージとなると時間も準備も大変ですが、首から上だけのポイントマッサージであれば、自宅や職場を使ったセルフマッサージも可能。
しかもすぐに見た目に反映されやすいためやりがいもあります。

眼精疲労や肩こりに悩まされている男性には特におすすめ。リラックス効果や疲労回復が期待できるうえに、小顔になれるのであればトライしてみるしかないですよね!

セルフマッサージのポイントは「マッサージ経路」と「力加減」

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セルフマッサージをやる上で一番のコツは、流れに沿った効率的な「マッサージ経路」と、マッサージに適した「力加減」です。

この「マッサージ経路」でまず押さえておきたいポイントとしては、血液やリンパの流れ。古くなった血液は心臓に流し、新しい血液を全身に流すというやり方がマッサージの基本です。
この流れに沿ってスムーズに行うと小顔効果は倍増。反対に流れに逆らって行なってしまうと、せっかくの効果も台無しになってしまいます。顔をマッサージする時は、必ず心臓に向けて流すことを厳守しましょう。

また「力加減」においても、ただ力任せに強い指圧で揉む行為はNGです。強い指圧のほうが効き目もありそうですが、実は逆効果。揉んでいて「気持ちいいな」と感じる程度の力加減がちょうど良く、少しでも痛みを感じるのは強すぎな証拠です。。
特に顔のセルフマッサージにおいては、羽でなでる程度の軽いタッチで行うということを心掛けて実践しましょう。

顔のマッサージに最も適した時間帯は「お風呂上がり」と「寝起き後」

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顔のマッサージに限らず、基本的にマッサージを行うのに最も適した時間帯は「お風呂上がり」と「寝起き」のタイミングです。

本来であれば、お風呂のバスタブに浸かりながら小顔のマッサージを行うのが最も理想的なのですが、忙しくてシャワーだけだという男性も少なくないはず。そういう方は、まだ体が温まっている状態の「お風呂上がり」のタイミングで行いましょう。お風呂上がりは、血液の流れが良好のためマッサージ効果が高いことに加えて、肌に水分を含んでいる状態のためシワになりにくいというメリットがあります。

また、お風呂上がりに加えて長時間体を動かしていない状態の「寝起き後」も、顔のマッサージにおいてはベストタイミング。寝起きで体内に滞った血液を流してあげることで、効果が目に見えて実感できるはずです。特に寝起き後はいつも顔が少し腫れぼったく感じる…という男性は、寝起き後に小顔マッサージをすれば、その1日をスッキリした状態で過ごすことができるでしょう。

顔のセルフマッサージ①|ほうれい線

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男性も女性も気になる「ほうれい線」。特に年齢とともに頬の肉が下がり深いシワが入る箇所ですので、口元だけではなく頬の部分もリフトアップしていきましょう。

●やり方
【手順①】
まずは、たっぷりのクリームまたはオイルを手に取ります。

【手順②】
続いて、手に取ったクリームまたはオイルを口角から耳に向かって斜め上方向に手をスライドさせます。親指以外の4本指、または手のひら全体で行うのがポイントです。少し慣れてきたら両手を使って交互に流していくやり方でも良いでしょう。

【手順③】
最後は、耳の部分に溜まった血液を、耳の後ろを通り首に沿いながら鎖骨まで流して終了です。

また、この「ほうれい線」の対策としてはマッサージだけでなく、口元の筋肉を鍛えることも有効。マッサージを行うとともに、大きく口を開けたりすぼめたりを繰り返すとより効果的です。

顔のセルフマッサージ②|目の周り

目の周りの皮膚は他の部位に比べて皮膚の皮が薄く、くわえて眼球も繊細なため「目の周り」は特にデリケートに扱いマッサージする必要があります。目の周りをマッサージする際は、常に優しいタッチを意識しましょう。

●やり方
【手順①】
まずは、基本的にまぶたも目の下も目頭から目尻に向かってマッサージする点を押さえておきましょう。目の周りをマッサージする際は、1.2本の指の腹を使いなでるように流します。

【手順②】
続いて、目の周りのマッサージが終わったら眉部分も同じように行います。眉頭は「痛気持ちいい」と感じる程度に指先で強めに押し、そのまま眉ラインに沿って数カ所押していきます。

【手順③】
最後に、眉頭から眉尻に向かって血流を流してあげれば終了です。

また目の周りをマッサージする際は、こめかみ部分を強めに押す手法もスッキリして効果的です。

顔のセルフマッサージ③|フェイスライン

頬のラインをシャープにしたいのであれば、顔の「フェイスライン」をスッキリさせるマッサージが効果的です。このフェイスラインに関しては少し強めの力で行なっても問題ありません。

●やり方
【手順①】
まずは両手の指先で顎部分を挟むように持ち、数回押します。

【手順②】
続いて、顔の輪郭に沿って骨を挟みながら両耳に向かっていきます。この際、フェイスラインの肉をつまんでほぐすようにマッサージするのがポイントです。

【手順③】
最後は、耳下のくぼんだ部分を強めに押して、そのまま首元に沿って鎖骨へ流してあげれば終了です。

顔のセルフマッサージ④|ヘッドマッサージ

頭皮がキュッと引き締まる「ヘッドマッサージ」。ヘッドマッサージにより顔全体の皮膚がひっぱられリフトアップ効果も期待できます。顔と頭は同じ皮膚ですので、顔と同様に頭のマッサージも小顔対策におすすめです。

●やり方
【手順①】
まず最初に見つけたいのは、頭のてっぺん部分にある「百会(ひゃくえ)」というツボ。このくぼんだ部分を刺激することで頭がスッキリします。気持ちいいと思える程度の力加減で押してみましょう。

【手順②】
続いて、両手で顔を覆うようにし指先だけでおでこから頭にかけてスライドさせていきます。感覚的に「痛気持ちいい」と思えるくらいの強さで押していきましょう。

【手順③】
最後に、首と頭の境目にあるくぼんだ部分「風池(ふうち)」や「天柱(てんちゅう)」と呼ばれるツボも刺激してみましょう。特にパソコンを使う人や目の悪い人はここを刺激してあげると頭がスッキリします。

マッサージ後の「水分補給」で、より効果的に!

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そしてマッサージ終わりに忘れてはいけいのが「水分補給」です。マッサージによってきちんと血液を流すためには、事前にたっぷりの水分補給を行い血の流れを良くしておくことが肝心。実際のところこの水分補給は面倒くさがって怠る人も多いですが、マッサージの効果をより良くするとともに、健康的なカラダを作るためにも大切なポイントです。

また、血液の流れとともに代謝が良くなったマッサージ後は、身体を冷やしてしまう冷たい飲み物よりも、常温または温かい飲み物を飲むようにしましょう。

お店に足を運ぶような本格的なマッサージではなく、日々の生活習慣に取り入れやすく、ちょっとの空いた時間で実践可能な点がセルフマッサージをおすすめしたい理由。また、人に知られることなくコッソリと小顔を手に入れるのもいいですよね。
まさに継続は力なり。
要所要所のポイントを押さえ、まずは無理なく続けていくことから始めてみましょう。

健康・メンズ美容 #小顔 #マッサージ

この記事のライター
山村 梨花
山村 梨花
地元の美容師専門学校を卒業後に上京。今はOLやってます。 ネイルとコスメ好き。でも休日は割と干物系かも。笑