「夜は時間ないし、朝入ればいっか…」朝シャンの時に気をつけたいこと

毎日忙しく仕事に追われ、深夜帰宅が続いたりすると「時間ないし、朝シャンでいっか…」と、つい夜のお風呂を敬遠してしまう人も多いですよね。
本当は一日の汚れを落とし体の疲れを癒す意味でも、お風呂はきちんと夜に入ることが望ましいのですが、朝シャンでさっぱりしてから出かけたい…帰宅が深夜帯なので朝シャンの方が効率的…という理由から生活習慣として朝シャンが根付ている方もいると思います。
そんな方のために今回は、朝シャンで気をつけたいこと、正しい朝シャンの入り方についてご紹介したいと思います。

お風呂場でシャワーを浴びる前に「ブラッシング」をすること

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朝は可能な限り出かける時間ギリギリまで寝ていたい…という寝ぼけ状態から、そのまま慌ててお風呂場へと移動し、いきなり髪や頭皮にシャワーをかけてしまう人も多いと思います。

しかし、このやり方はNG。まずシャワーを浴びる前に、ブラッシングで軽く髪をほぐすやり方が正解です。ブラッシングをすることで、髪に付着した汚れや毛穴に詰まった皮脂を浮き上がらせ、髪同士の絡まりも解けるため、より効率的かつ清潔にシャンプーを行うことができます。

時間がなく慌ただしい朝は、ついそのままお風呂場に飛び込んでシャワーを浴びたつもりになっていても、結局は寝癖が落とせる程度で、きちんと汚れを落とせていない可能性が高いのです。お風呂場に入る前に鏡の前で一旦立ち止まりブラッシングを施してからシャワーを浴びるようにしましょう。

朝シャンは38度のぬるま湯が適温

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朝シャンの正しい入り方を実践する上では、「水温」にも気をつけなければなりません。

暑い夏の季節などは特に、シャワー後にあまり汗をかかないようにと、わざと低い水温のシャワーを浴びがちですが、これでは頭皮の毛穴が開かず皮脂汚れを十分に洗い落とすことができません。

反対に冬などの寒い季節は、体を温めるためにと、ついお湯を熱めに沸かしてシャワーを浴びたくなりますが、こちらも頭皮が乾燥し髪にダメージを受けやすく、また髪本来がもつキューティクルさを失いパサつきを生む原因へと繋がります。

特に朝風呂は、布団の中で十分に体が温まった状態からいきなり裸の状態になるため、つい熱湯を欲してしまいがち。朝シャンは、38度くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。

朝は頭皮の毛穴が開きやすいため水圧は弱めること

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寝起き状態の頭皮は、毛穴が開いた状態と言われています。

そんな毛穴が開いた状態の頭に、いきなり水圧の強いシャワーを浴びせては、刺激のダメージが強すぎるため抜け毛や傷みの原因を引き起こします。

毛穴が開き、ただでさえ傷つきやすい朝の頭皮環境には、水圧を緩めたシャワーを浴びるようにしましょう。また時間の限られた朝シャンは、夜に比べて心の落ち着きも乏しく、シャンプーのすすぎ残しも実際多いようです。のちのち頭皮トラブルを招かないためにも、洗い忘れ・すすぎ残しには十分気をつけましょう。

時間のない朝は「生乾き」の状態がもっとも危険

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そして最後、朝シャン後はドライヤーですね。

この時、皆さんはきちんと髪を乾かせていますか?
忙しい朝はろくに時間がとれないことも多いと思います。しかし十分に髪を乾かさず生乾きの状態のまま外出してしまうと髪のキューティクルさを失う原因になります。さらに半乾きで濡れた状態の髪は、空気中の臭いや埃を吸いやすく、それが汗と混ざり雑菌が増え、頭皮から悪臭を発する原因にも繋がるのです。

せっかく朝シャンで清潔感を保ったつもりが、これでは元も子もありません。髪や頭皮を外敵から守りニオイを防ぐためにもきちんと髪を乾かしてから出かけるようにしましょう。

普段何気なく朝シャンをやっている方もいると思いますが、気をつけるべき点は意外に多いのです。
その最たる理由が「時間がない」こと。時間がないから……という言い訳のもと、髪や頭皮に負担をかけないよう正しい朝シャンのやり方を身につけましょう。

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この記事のライター
きたの奈々
きたの奈々
人として、誠実に生きることに価値を見出しています。成果につながらなくても、努力することが大切。 たくさんの人に読んでもらえたら嬉しいです!