すれ違い、密集、接近時……女性が好きな「男性の香り」について意見を聞いてみた。

職場や路上のすれ違いざま、または電車・エレベーターの密集時など、男性の近くに寄ったら「臭くて一瞬で萎えた…」という女性の声は頻繁に聞く。
恋愛関係のアリ・ナシに関わらず異性と接近するときは、やはり「臭い…!」ではなく「いい香り」と印象付けたいもの。
今回は、実際に女性が好きな男性の香り(匂い)について意見を聞いてみた。香り付けは特に何もしていないという男性でも、体臭のニオイは自然と振りまいてしまうもの。アラサーを超えた男性であれば、香りの対策は必須と言えるだろう。

やっぱり「柑橘系」の香りは女性人気が高い

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「シトラスの香り」(22歳/病院/事務)

「きつすぎない程度のオレンジ、レモンなどの爽やかな柑橘系の香りが好きですね」(25歳/百貨店/接客)

「さっぱりした柑橘の香りがいい!」(24歳/クリーニング)

「グレープフルーツとか柑橘系の爽やかな香りかな」(23歳/飲食店/接客/)



まず女性にもっとも人気のある香りは、爽やかな柑橘系のようだ。一般的に柑橘系の香りは、嗅ぐとリフレッシュ効果が得られると言われている。ということは、その香りを嗅いだ人はストレスや緊張をほぐれる効果があってもおかしくはない。またはアロマテラピーのように香りで人の精神状態を左右することだって十分にあり得る。
身にまとう香りは、ただ単に自分の好きな匂いという観点で選ぶのではなく、相手が匂いを嗅いだ時にその人にプラスの影響を与えられる観点から香りを選んでみるのも面白いかもしれない。

「石鹸」の香りは清潔感を感じさせる

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「爽やかな匂い、特に洗濯したばかりの柔軟剤の香りが好きですね」(26歳/公務員)

「石鹸のような清潔感のある香りが良い」(24歳/飲食店/接客)

「やっぱり清潔な石鹸の香り!」(26歳/介護士/未婚)



一般的に「爽やか・清潔=石鹸の香り」というイメージが定着しているが、中でも石鹸の香りはどこか優しい印象すら与える。男性に近づいた時、すれ違いざまに、相手の衣服から石鹸の香りがしてマイナスな印象になることはまずない。
そして女性が恋愛対象にするのは、絶対と言っていいほど「清潔感のある男性」である。もし女性から恋愛対象として見られたいのであれば、見た目の清潔感をキープすることももちろん大事だが、あえて石鹸臭の香水を身にまとう等、より清潔感のある男を演じてみても効果的かもしれない。

結局、好きな香りは十人十色のようだ

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「たばこのニオイが好きですね」(25歳/IT/エンジニア)

「個人的には、香水を強めに振り撒いている人が好き」(28歳/メーカー/事務)

「ラムネみたいに爽やかな匂いがいい」(27歳/商社/経理)



たばこのニオイを臭いと思う女性もいれば、逆にいい香りと感じる女性もいるんだそう。よく、臭いニオイの代表格にも挙げられるタバコだが、一概にそうとも言えなさそうだ。もしかしたら、スーツなどの衣服に染みついたタバコのニオイが逆に男っぽいと感じるのかもしれない。
また香水もほのかに香る程度ではなく、キツめに香る方が好きという女性もいる。結局のところ、香りの好みは十人十色ということだが、大人たるものTPOに合わせて、ニオイのキツさはある程度調整した方が良いだろう。あまりにも場違いな香りを振りまいていると本当に敬遠される恐れもある…。

男性が思っている以上に女性は人の香りに対して敏感。
香りひとつで、その人に対する印象も変わり、恋に発展することさえも十分あり得る。普段から外見のオシャレだけではなく、エチケットの観点として「香り」にも細心の注意を払った方が良いだろう。
そして香りは相手の記憶に残るもの。相手に自分を覚えてもらうためにも香りを上手く取り入れるのは効果的だろう。

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この記事のライター
上田 愛子
上田 愛子
都内在住。フリーの編集者。男性の気になるテーマを掘り下げてまとめていきます