【風俗嬢に聞いたハナシ】風俗でセックスに自信をつけた男性が全員ウザい件…

男性にとっては、自らの性的欲求を満たす場所である「風俗」。先輩に連れられて、または友達と一緒に飲んだ帰りに、はたまた中には自分一人で行くという人もいるでしょう。今の時代、生理的欲求を解消する術はいろいろありますが、やはり生身の女性を相手にセックスが楽しめる空間は格別です。
実際のところ、人によっては風俗店でセックスを経験したことが、そのまま自分に対する自信につながり、心の余裕を身につけるとともに実践の場で役立つことだって少なくないでしょう。

ただし、何事においても“過信”や“驕り”は禁物。
しばしば風俗店での体験を、見たまま、感じたまま受け取ってしまうことで、誤ったセックス観に囚われてしまう男性もいるようです。
今回は、そんな風俗好きの男性が注意したい、日常セックスでやりがちなウザい言動について、風俗嬢から聞いたリアルな声とともにご紹介したいと思います。

風俗通いの男性は、セックスが上手いと勘違いしている…

image1

風俗店は、広義的な意味合いとしては「サービス業」。
お客さんの性的欲求を満たしてあげることはもちろん、居心地のいい空間で気持ち良くさせたり、おだてる行為も料金の一部に含まれているものですが、その際に、たとえば“性行為中の演技”や風俗嬢にかけられる“お世辞の言葉”を真に受けてしまい、あたかも自分は普通の人よりもセックスが上手などと勘違いをしてしまう男性がいるようです。

そして風俗通いで自信をつけた男性は、彼女など一般の女性と夜の営みを実践する場においても、過剰にインスパイアされたテクニックを披露しては、相手をドン引きさせることも少なくないようです。

実際に以前、筆者が知人の風俗嬢にヒアリングしてみたところ、結構な人数の男性客が風俗店だからこそ許される限定的なプレイを、日常のセックスの場に持ち込んでいるという痛々しく生々しい事例を聞くことができました。

ここからは、筆者がこの風俗嬢から聞いたリアルな悲鳴、風俗店を利用する男性客が、つい勘違いして普段のセックスでもやりがちなウザい言動をお届けします。

その①|激しい手マンをされて喜ぶ女性はほぼいない…

image2

まずは風俗へ通う男性客に限らず、チラホラと風の噂でも聞いたことのあるウザい言動から挙げていきましょう。

ずばり、アダルトビデオのAVにガッツリ影響されたと思しき、激しいにも程がある手マンをやたらめったら繰り出そうとする男性。風俗嬢にとっては本当に厄介なお客なんだそうです。

「濡れてないうちから手マンが激しくて、そういうお客さんに指名されると血が出るのが当たり前。最近は接客前にワセリンを塗っておいて、少しでも摩擦でアソコが傷つかないように自衛してます」とは、今回話を聞いた風俗嬢の弁。

さらに「アソコが痛いのを我慢して、さも感じてるフリの演技って結構疲れるんですよ」と繰り返し発言していました。

そして、こういうKYな行為をしてくる男性客の大半が「俺の手マンでイカないほうがおかしい」と本気で信じているのだそうです。

女性の陰部はかなりデリケートな部位。AVなどで表現される手マンは所詮作品です。風俗店では、あくまで演出としての手マンであると心に留めておきましょう。

その②|身の丈に合わない言葉攻めは笑いのネタになる…

image3

それから性行為のプレイ中、妙に高圧的な態度で言葉攻めをしてくる男性客も、風俗嬢にとっては滑稽に見えるそうです。

一つ事例を挙げてもらったところ「ほら、こういう店で働くぐらい君やらしいことが好きなんだろ!」というテイストの言葉攻めなんかは、一応風俗嬢側もそれに合わせてはいるものの、内心では声に出して笑っているんだとか。

「やらしいことが好きなんだろって言われても、お金を出してまでそういうことをしに来てる人に言われたくないですね。むしろ『それはこっちの台詞だよ』って。ただお金を稼ぐ目的で働いてるだけだし。」こう話す風俗嬢。まさしく仰るとおりですね…。

さらに、ごくごく普通のプレイにも関わらず「こんなに気持ちいいセックスしたことある?」と、意気揚々と質問してくる男性もなかなかのウザ客なんだそう。

この場合も「うんうん、はじめて!」と返答するそうですが、どう考えても社交辞令ですよね。しかし、その言葉を真に受けてしまう男性も現実問題いるわけです。

風俗店という“お店”で受けたサービス内容を、あたかも自分に都合の良い解釈で受け取ってしまったがために、それ以外の場所でセックスを実践する際に火傷を負うことは間違いありません。
己の身の丈を知り、冷静に客観視する目を持つことは、極めて大事なことと言えるでしょう。

その③|特殊なプレイを日常セックスでやっててドン引き…

image4

そして最後に、普段から風俗店によく通い、また日常的にAV鑑賞を繰り返している男性は、セックスの基準・常識の範囲内というものがよく分からなくなってしまうようです。

たとえば、本格的なSMプレイや黄金・聖水など……これら一般的ではない性行為のプレイは、AVの世界や一部の風俗店では見たり、実際に体験することができますよね。

しかし、こういうコアなプレイばかりを目の当たりにしているうちに、頭が麻痺してしまい、いつしか普通のカップルでもこんなプレイを日常的にやっていると、本気で思い込むウザい男性客もいるんだそうです。

風俗嬢が語ったこの話は、かなり実感を伴って理解できます。
筆者は以前、アダルトグッズの販売店でアルバイトをした経験があるのですが、1日に最低でも5回は店に来店し、つぶさに新作のエグめのアダルトDVDのチェックをし、在庫が切れたら無言電話で嫌がらせをしてくるようなお客さんだとか、黄金のプレイグッズが大好きすぎて、いつしかお店のど真ん中で用を足すことに快感を覚えるようになって出入り禁止を言い渡されたお客さんだとか、もう本当に異常すぎる行動で、こちらの頭がおかしくなりそうな男性客は、決して少なくありませんでした。

たとえ映像や風俗店を通してでも、毎日のように特殊なプレイや過剰なものに触れているうち、いつしかそれが当たり前のように思えてくるというケースは、現実的にあり得るということです。

「前にSMプレイ好きの常連客が来て、彼女に同じようなプレイを要求してドン引きされて、そのまま破局したって話を悲しげにしてきて『僕、間違ってないよね』と質問されたから、流石に『普通はしないよ』と教えてあげましたよ」と苦笑いの表情で語る風俗嬢。

自分の中の常識は、一般的な人たちの観点からすると、案外非常識であるという好事例かもしれませんね。

風俗店は、あくまで“サービス業”です!

image5

今回ご紹介した内容は、あくまで一部の話にすぎませんが、風俗嬢としては「面白いけど、正直 勘弁してほしい」と呆れる男性客は意外にたくさんいるそうです。

そして、こういう男性客に共通する一番の問題点としては、決して風俗嬢に失笑されることなどではなく、自分の彼女や一般の女性が相手でも、同じようなウザい言動を繰り返し、ドン引きされて嫌われてしまう可能性が高い点と言えるでしょう。

実際に今回ヒアリングした風俗嬢も基本的に客商売のため、あまり強い口調で「それは間違ってる」と強く否定できない部分もあるようで、日々この手のお客には本当に苦慮しているとのことでした。

いずれにしても「風俗店は、あくまでサービス業」という大前提のルール、非日常が体験できる特別な空間である、ということを忘れず肝に銘じておくべきですね。

風俗嬢にしてみれば、自分たちに要求してくる分においては、お金をもらっているのでギリギリ我慢はしてくれるでしょうが、彼女または一般の女性相手にセックスをする場合においては、まずは常識の範囲内に留めておくのが正解でしょう。

みなさんの周囲にも「こんなセックスをした」「あんなプレイがしたい」などと、自慢気に語ってくるイタい友達はいませんか?
そしてこういう男性に限って、過去にベッドを共にした女性陣からは大不評を買っていたりするものです。
もしも周囲にこんな男性がいたら、「おい、それ普通じゃないぞ」と、そっとたしなめてあげましょう。

恋愛・デート #風俗 #AV #セックス #勘違い #ウザい #言動

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。