かっこいい世界の経営者4人

世界中には、誰しもが憧れるようなかっこいい経営者が多数存在します。
天性のカリスマ性だけではなく、素晴らしい人格や輝かしい功績が彼らの人気を集めるのです。
今回は、そんなかっこいい経営者を4人ご紹介します。

ジャック・ウェルチ

世界最大の複合企業であるゼネラル・エレクトリック社の最高経営者を務めていた人物です。

彼が行ったのは、大規模なリストラによる経営の立て直しと、会社の国際化やM&Aでした。彼の功績は、1999年のフォーチュン誌にて「世界最高の経営者」と評価されています。

従業員を切ってでも会社を立て直したことから、一見冷たい人に見えますよね。
しかし、「人は第一、戦略は二の次」という言葉を残していることからも、大事な従業員を守るために会社の立て直しが必要だと考えており、そのためにリストラを行ったのではないかと考えられています。周りの意見を気にせず自分の意志を貫く姿勢は、とても潔くかっこいいです。

松下幸之助

ご存知の方も多い、松下幸之助。
日本だけではなく、世界から人気を集めている経営者の一人です。

彼が起業した松下電器は、今や世界でも信頼の高いブランドですよね。企業をたった一代でそれほどまでに成長させたため、経営の神様とも呼ばれています。

また、彼が発した言葉は名言集として多数出版されているほど、社員への思いやりに溢れた人物でした。
「こけたら立ちなはれ」
この名言は、当時の彼の部下だけではなく、現在でも多くの人を励ましています。

ミルトン・スネイバリー・ハーシー

世界的に有名なチョコレート会社、ハーシーの創設者です。

開業した菓子店が何度も閉店したにもかかわらず、彼は常に前進し続け、ハーシーを巨大なチョコレートブランドに育てあげました。また、工場がある街の環境整備にも尽力し、病院や学校の建設など、従業員の暮らしが快適になるように街を開発したエピソードも有名です。

「品質が最高の広告だ」と彼は生前語っており、常にチョコレートの品質にこだわり続ける真摯な姿勢は、ぜひお手本にしたいものですね。

イングヴァール・カンプラード

近年、日本でも人気が出ている北欧家具。そのブームの火付け役となったIKEAの創設者です。

長年北欧の家具業界は封鎖的なもので、新規参入もできないものでした。その現状を打ち破ったのが、まさしく彼。

彼の業績を妬む他社からの陰湿なイジメにも耐え、むしろそれを転機に自社製品の開発を始めるなど、発想の転換の重要さを彼から教わることができます。

また、経営者という立場でありながらもカジュアルな服装を好み、飛行機もエコノミークラスを利用するなど、いつまでも顧客目線を忘れないところも素敵です。

彼らに共通するのは、自分の意志を決して曲げないこと、そして、それぞれの形ではあるものの人への思いやりを忘れないということ。
彼らから学ぶことは実に基本的なことではありますが、人生において最も大切にすべきことかもしれませんね。

Cover画像: www.photo-ac.com

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この記事のライター
吉井ルナ
吉井ルナ
1歳の娘を子育て中の20代女子です。 様々なジャンルの新書を読み漁ることが好きですが、ショッピングやダンス、ファッションも大好きです。 「後悔しない人生を」をモットーにしています。