「マリッジブルー」になるとどうなる? 結婚を控えた女性心理を紐解く!

プロポーズをしてこれから幸せな結婚生活のはじまり!……のはずなのに、どうして彼女はイライラしたり落ち込んだりしているの?
「もしかして、これがマリッジブルー??」なんて戸惑う“プレ夫婦”の悩み。
一体どうして女性はマリッジブルーになるのでしょうか。

「マリッジブルー」になるとどうなるの?

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「マリッジブルー」と聞いても、あまりピンとこない人もいると思います。

気分に波が出る「情緒不安定」、自分の気持ちがうまく伝えれない「ヒステリック」、普通に見えるけど「ネガティブな発言が増える」……等々があります。
そしてマリッジブルーは、一種の「うつ状態」とも言われ、男性の方でもマリッジブルーになることがあるんです。

マリッジブルーの時期は、二人の意見が衝突することもありますが、そのまま放っておくと破局を迎えたり、結婚式を無事に終えてもすぐに離婚してしまうケースもあるほど。
では、どうしてマリッジブルーになってしまうのでしょうか?

「マリッジブルー」に陥る女性心理①|漠然とした不安

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「本当にこれで良かったの?」という思いは、「より優秀な遺伝子を残したい」という生態的な女性の本能として、「この人で本当にいいんだろうか」と悩んでしまうという説があります。
「このヒト(オス)が安心で安全な生活を保障してくれる生命体であるかどうか」を、生物的本能で考えてしまうということ。

夫となる人に対して特別な不満があるわけではなく、「漠然とした不安」として心の中に生まれる自問自答なので、不安要素が見当たらなければすぐに解消される悩みでしょう。

「マリッジブルー」に陥る女性心理②|感情が入り乱れる

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新しいことに挑戦するときって、緊張してドキドキしたり、期待で胸をふくらませてワクワクしたり、逆に失敗したらどうしようと不安だらけになりませんか?

それは「結婚」という新しい生活スタイルに突入するときも同じです。住み慣れた場所を離れる緊張感と、家族と離れる寂しさ。
未来が見えない不安と新生活の楽しみで、感情が急上昇と急降下を繰り返すことで「情緒不安定」になってしまうんですね。

「マリッジブルー」に陥る女性心理③|自分だけ報われない気持ちになる

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引っ越しや仕事の都合などで、女性だけ仕事を辞めなくてはならない。
共働きとはいえ、家事負担も平等とはいかないだろうという不安感。

自分だけ損をしているのではないか、結婚したら自由が奪われてしまうのではないだろうかという思いがあります。
子どもができたら育休を取るというのも、まだまだ女性だけですよね。
自分だけが損をしそう、報われなさそうという思いから不安になってしまうんです。

「マリッジブルー」に陥る女性心理④|嫁姑、家族問題

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両家の顔合わせや食事会で話してみても、やっぱり実際生活してみないと分からないことはたくさんあります。「ご挨拶したときは優しそうだったけど、実際どうなのか分からない」という見えない不安があります。

「俺の親はそんな怖くないよ」と言われても、やっぱり嫁としては不安です。
「万が一、お母さんと揉めたら夫はどっちの味方になってくれるんだろう?」という不安が全くないという嫁はあまりいないでしょう。

「マリッジブルー」に陥る女性心理⑤|結婚準備へのイライラ

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「結婚式は全部好きにしていいよ」と言ってくれるのはとても嬉しいのですが、「好きにさせる=丸投げする」という構図になってしまうと、彼女に負担がかかり過ぎてしまいます。

また、「相談した」「聞いてない」などのケンカを防ぐためにも、結婚式の準備には極力関わるようにしたほうが◎。
手伝えるところはちゃんと手伝わないと、必ず意見のすれ違いが起きてきます。結婚式の準備は特に、お互いの「金銭感覚」や「価値観」などの違いも再認識することになります。
結婚式は二人が主役。「初めての共同作業」は、実はここからはじまっているんです。

「マリッジブルー」に陥る女性心理⑥|元彼と再会してしまった

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元彼と再会してしまったり、昔好きだった人との再会によって心が揺れ動くことがあります。
ドラマのようですが、実際にあるケースでもあります。

結婚式の準備が上手くいってないときや、「これから結婚するんだ」という報告をしたら相手が動揺したので自分まで動揺してしまったなど、彼女の心に不意に生まれた“隙”からマリッジブルーになってしまうことも。

「マリッジブルー」に陥る女性心理⑦|仕事や金銭面での不安

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彼女がバリキャリだった場合、自分の好きなことを諦めたくない、仕事量を減らすなんて考えられないという女性もいるでしょう。
すると、「夫は今まで通りでいいよ」と彼女の仕事を理解して許してくれるかどうかという疑問が生じます。

また、収入面で夫の収入だけで生活できるのか、子どもができた場合はどうか、もし収入面で不安が生じたら自分がパートで働くことを許してもらえるのかなど、今後の生活に対する不安が生まれることがあります。

「マリッジブルー」に陥る女性心理⑧|生活、人生の変化への恐怖心

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これまで「まだまだ子どもだな…」と感じていた自分が結婚するとなると、今度は「自分はちゃんと子育てできるのだろうか?」という不安が頭をもたげてきます。

「仕事をしながら子育てできるかな?」
「“彼女”という立場から“良き妻”になれるかな?」
「ヘタをしたら離婚なんて言われないかな…?」

これからはじまる夫婦生活において、「絶対に失敗は許されない」と思い込んでいてストレスになってしまうことがあるんです。

女性にとって、結婚という変化は、苗字が変わり、親戚が増え、子供ができ、仕事の接し方が変わったり、友達付き合いも変わるなど、「女の人生」の変化に置き換わることが多くなります。
「ライフスタイルの変化に対応できるか」という不安もマリッジブルーの原因になっているんです。

女性が「マリッジブルー」に陥る多くの原因は、男性との話し合いが少ないことにあります。
悩みを相談できない、思っていることを言えない、幸せなのに不安だと言ったら嫌われるのではないか…。
マリッジブルーに陥る女性心理は、二人で話し合う以外に解決法はありません。結婚前の女性はセンシティブなので、できるだけ話し合う時間を設けるようにしてあげてくださいね。

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この記事のライター
華見 月
華見 月
気になることはすぐに調べたくなる性分。海外ドラマや映画が好きだけどジャンルが偏りがち。その日にあった嫌なことは大体寝れば忘れていくスタイル。