会社の飲み会に行きたくない…! 職場の人間関係を壊さない上手な「断り方」6つ

会社の上司や先輩から飲み会に誘われたけど行きたくない……そんな時、あなたはどうお断りしていますか?
今回は、職場の人間関係を壊さない上手な飲み会の断り方をご紹介します。たかが飲み会、されど飲み会…社会人たるもの尾を引きずる断り方をしてはいけません。

その➀|その場ですぐ断らない

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会社の上司や先輩に「〇月〇日飲み会だから来てね」と誘われた時、たとえ「断りたいな…」と思ってもその場ですぐにお断りするような対応は控えましょう。

例えば「その日は先約が入っているんですいません。」とその場で簡単に断ってしまうと、誘った上司の気分を害する恐れがあります。上司の立場からすれば、すぐに断ってくるなんて、よほど行きたくないんだな…と違った意味合いに捉えられかねません。

会社の上司や先輩から飲み会に誘われた時は、まずは「予定を確認します」と一旦保留にして、積極的な参加表明の姿勢を見せつつ、後日改めてお断りの連絡を入れるようにしましょう。

その②|前払い済の先約があると伝える

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「先約があるので…」と断る時によくありがちなのが、上司や先輩から「その予定ずらしなよ!」「飲み会のほうが優先だろ!」と言い訳が通用しないパターン。このピンチを避けるには、確実にお断りできる理由をプラスで付け加えることが肝心です。

筆者も会社員時代、先輩たちから強引に飲み会へ誘われる機会が度々ありましたが、本当に断りたい時は「(入場料や会費など)すでに前払い済の先約があるんです…すみません」という言い訳をよく使っていました。

これはあくまで筆者の経験則ですが、前払いしている費用を無駄にしてまで飲み会に強制参加させる上司はいませんでした。「先約がある」だけでは不十分。プラスで付け加えの言い訳が効果的なんです。

その③|スケジュールは予定ぎっしりに埋めておく

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会社の飲み会を上手にお断りするには、抜かりの無い事前準備も大切です。

事前準備の具体的な方法として、まずは普段自分が使っている手帳や会社共有のスケジュール管理表には、あらかじめ終業後の予定もぎっしり詰め込んでおくようにしましょう。もし仮に予定がゼロの時でもフェイクに使える用事をスケジュールに入れてしまい、忙しい雰囲気を匂わせておく方法もアリ。書き込む予定には、セミナー参加や病院、家族の送迎、コンサート等、できるだけ多くの引き出しを用意しておくと便利です。

そして上司や先輩の前でスケジュール帳を開きながら(見ながら)「最近、バタバタだなぁ…」なんて小言を言えれば、”飲み会に参加できませんアピール”も完璧です。

その④|朝から体調不良のふりをしておく

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飲み会の断り文句でよくありがちな「体調不良」は、断りやすい反面、嘘がバレやすい危険性の高い言い訳でもあります。

もし体調不良を理由に当日の飲み会をキャンセルしたい場合は、その日の朝からマスクを装着するなど体調が万全でないこと、体調を崩していることが他人の目からみて一目でわかるよう演出しておくと良いでしょう。

朝から体調の悪そうな社員をみていれば、いくら上司や先輩といえども「ホントに体調悪そうだから、無理に誘うのはかわいそうだな…」と見逃してくれるはずです。上司や先輩との人間関係を良好に保ちたいなら、そんな地道な努力も惜しまないことが大切です。

その⑤|飲み会をドタキャンする時は参加費だけでも支払う

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そして、もし飲み会当日に参加をキャンセルする場合は、上司や先輩・幹事の方への謝罪はもちろん、飲み会の参加費を事前に手渡し(現金)で支払っておくと、参加する人たちに対する誠意も伝わり人間関係もこじらせずに済みます。

もし当日の飲み会がコース料理などでお店を予約している場合は、予約した人数分の料金が発生するため自分がドタキャンしたことで参加する社員にも多大な迷惑を掛けることになりますよね。

飲み会当日の参加キャンセル・ドタキャンは、社会人として大変失礼な行為にあたります。上司や先輩・幹事だけでなく、参加するメンバー全員に対して、謝罪の意も込めて参加できない代わりに会費だけでも先に支払っておくと、参加できないことで生じる変な後ろめたさも感じず好印象が得られます。

その⑥|飲み会に誘ってくれた人にきちんとお礼を言う

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会社の飲み会をお断りする時は、謝罪だけでなく感謝の気持ちを言葉で伝えることも、良好な人間関係を築くうえで大切なことです。

◆「誘ってくれて嬉しいです。ありがとうございます」
◆「本当は行きたかったのですが…お誘いありがとうございます」
◆「今回は参加できなくて残念です。また次の機会に宜しくお願いします」

飲み会を断るにしても、まずは飲み会に誘ってくれたことに対する感謝の気持ちを御礼の言葉(文章)としてきちんと伝えること。これで誘ってくれた相手も傷つかず、断られて気分を害する心配もなくなります。

相手だってなにもあなたのことを困らせたくて飲み会に誘っているわけではありません。仮に飲み会の誘いを断るにしても、社会人として最低限の礼儀ぐらいはわきまえた上でお断りの連絡を入れましょう。

「お酒が苦手…」「飲み会の雰囲気が楽しくない…」「仕事の延長みたいで嫌だ…」等々、会社の飲み会に誘われたけど行きたくない時ってありますよね。そんなときは、職場の人間関係を壊さないよう『断り方』にも気を配ることが大切です。
また、断る時に顔の表情に出てしまう人も意外と多いようです…。相手に分からないよう最後の最後まで上手に切り抜けましょう。

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この記事のライター
安井カナ
安井カナ
仕事が大好き33歳です。広告会社で働いていましたが、今はフリーライターとして活動中です。ここでしか出逢えない面白いコトを発信していきたいと思っています。