ダンディな男ってどんな人？ 女子目線からみた「ダンディな男」の条件4つ

ダンディな男としてまず第一に絶対欠かすことのできない条件が、きちんとした身なり。何気ない日でもスーツを綺麗に着こなして来たり、私服もどこへ行っても恥ずかしくないような服を着ていたり。ダンディな男は、普段の外出時からあまり砕けた格好をしない、そして相手に隙を見せないイメージです。

また、服以外の小物類にもそこそこ気を遣い良いモノを身につけていることもフツウの男とダンディな男を見分ける判断基準のひとつ。時計や財布、靴などさりげない小物類にもある程度お金をかけたほうが無難でしょう。

ただし、こと「洋服」に関してはその限りではありません。むやみに高い服に頼るだけでは、逆にダサいと思われてしまうこともあります。洋服の形（デザイン）や色合い、組み合わせ方など自分に似合っていて、なおかつ着こなしが小洒落ている男性こそが真のダンディな男と言えるのです。

身なりがきちんとしていることにも繫がる話ですが、ブランド物という点だけにとらわれず、本当に良いモノを知っていることも、ダンディな男の条件。

世間一般の誰もが知っているような知名度抜群のブランド品でなくとも、例えばこだわりの天然素材をもとに作られているアイテムだったり、使う度に味の出る本革を使用していたり、いわば一生モノとして長く愛用できる「ホンモノ」を知っている男はやっぱりカッコいい…。

そしてこの良いモノとは、何も身なりの服や持ち物だけを指すわけではありません。食事や飲み物など、値段やラベルだけでは伝わらない、食材の良さやお店の人柄・歴史など、そのお店を選んだ理由も意外なほど女子を惹きつけます。

良いモノを知る、そして見極めるためには、何よりも経験が大事。雑誌やネットなどで仕入れた情報、はたまた人の意見に流されるのではなく、実際に自分の足で通いつめ、心の底から自分が良いと思うモノをセレクトし、人に語ることが本物のダンディな男と言えるでしょう。

基本的に男は他人に自慢したい生き物。そしてそれを知っている女子は、とにかく相槌を打てば相手が満足することを心得ていますし、男の自慢話には頷いて共感してあげることが何よりも大切と思っています。

そしてそもそも、なぜ女子がダンディな男に惹かれてしまうのか？？
その答えは、たいていの男が話す自慢話にいちいち相槌を打つ手間が省けるから。もっと言えば時間を共有することに無理をする必要がなく、何より一緒にいて心地が良いのです。

ダンディな男は、多くを語らない。それでいて、自分の話を優しく聞いてくれる。変なウンチクもなければ自慢話もない。そんな大人の対応に触れ、女子は「自己満のうるさい男」とは明らかに違うことを察し、ダンディな男に魅力を感じてしまうのでしょう。

ダンディな男は、自らを語らず徹底して聞く。そして会話を引き出す質問力に長け、相手を満足させることに生きがいを持つ。これもダンディと呼ぶにふさわしい男が持つ条件の一つと言えます。

最後に、ダンディな男はとにかくエスコートが上手。それも、女子が気がつかないほどさりげなく、そして自然に振る舞えてしまうから不思議です。

「気がつかれなきゃ意味ないじゃん…」とお思いの男性もいるかもしれませんが、そもそも褒めてもらおうとか、好かれようという下心の見えるエスコートに女子はそこまで喜びません。

当たり前のように椅子を引いてあげたり、おもてなしの意味を込めてさりげなくお高めのドリンクを注文してあげたり、トイレに行く隙に支払いを済ませるなど…確実に普段からしていないとできないであろうくらいの自然さが、女子にとって「もっと知りたい」「一緒にいたい」という気持ちに変わるのです。

その場限りの押し付けがましいエスコートではなく、「いつか気がついてくれればいいな」くらいの気持ちで女子をエスコートしてあげた方が良いでしょう。