モテたいなら“察すること”を心得よ! 女性のコトバの裏に隠された「本音」と「建前」とは?

基本的に女性は、思ったことを口に出さず、相手に察してもらうことを好む生き物。そのため、女性が発したコトバをそのまま額面通りに受け取ることは本当にオススメできません。
今回は、女性の発言の裏に隠された『本音』と『建前』について、心理カウンセラーの資格を持つ筆者が解説します。

「ライン全然見ないんだよね~」▶(あなたとはラインしたくありません)

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「ラインのID交換しようよ」
と言ったとき、
「ライン全然見ないんだよね~」
などと発言する女性は、
「本当はラインのID教えたくないけど、ここで断るとなんか気まずいし……」
という心理を抱えています。

はっきり申し上げて、今の時代ラインを全く見ない女性はなかなか存在しません。
とくに女性は、人との対話・コミュニケーションを何より重視し、ラインの返信一つにも細心の注意を払うもの。それゆえ『ライン全然見ないんだよね~』という言葉の裏には、『興味のない人の返信には時間を割きたくない』という本音が隠れていると捉えるべきでしょう。

もしこの発言をされた場合は、残念ながら現時点では“脈ナシ”で間違いありません。
それでも「この女性とどうしても仲良くしたい!」と思うなら、ちょくちょくメッセージを送って様子を見るようにしましょう。くれぐれもいきなり距離を縮めるなどの行為は危険です。

「最近忙しいんだ……」▶(あなたと交流する気はありません)

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忙しいことをアピールしたがる人は「自分は多くの人から必要とされてる人間なんだぜ」ということを周囲に伝えたいのが本音とよく言われます。

しかし、控えめなテンションで、
「最近忙しいんだ……」
という女性は、
「あなたとはあまり仲良くしたくないな」
「デートとかあんまり誘ってこないでね」
という心理を抱えています。

もちろん、本当にバタバタしていて「忙しいんだ…」という女性もいるでしょうが、ほとんどのケースでは、あなたに対する興味が薄く、やんわりお断りする気持ちからの建前の発言と捉えるべきでしょう。

もし「忙しいんだ…」という言葉で毎回濁されるようであれば、
「落ち着いたらご飯食べに行かない?おしゃれなレストランを見つけたから行ってみたいんだ」
などと、一歩踏み込んだ誘い方に変えてみましょう。

この誘い方でも相手から良いリアクションがもらえないようであれば、残念ながら現時点では“脈ナシ”。時間を置いて出直しましょう。

「なんでもいいよ~」▶(私がどうしたいのか察してよ)

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前述しましたが、女性は思ったことを口に出さず、察してもらうことを期待する生き物です。(これは本当に大切なことなので2度言います)

例えば、意中の女性と首尾よくデートにこぎつけたとします。
お昼時に、
男「そろそろランチにしよっか?食べたいものある?」
と聞いたら
女「なんでもいいよ~」
と答えてきたとします。

この「なんでもいいよ~」の言葉は、実はなんでもよくありません。「なんでもいいよ~」の言葉の裏には「私の気持ちをどれぐらい察することができるのかを試す」という心理が働いているのです。

そしてこの「なんでもいいよ~」という言葉を額面通りそのまま受け取ってしまい、お店をテキトーに選んでしまうと後々取り返しのつかないことになりかねません。もし「なんでもいいよ~」と言われても、決して鵜呑みにせず、あくまで試されていると心得え、慎重に判断しましょう。

「明日朝早いから~」▶(あなたとは夜遅くまで一緒にいたくない)

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会う前に、
「明日朝早いから~」
と念を押された場合、
「あなたとは夜遅くまで一緒にいたくない」
という心理を抱えています。

しかし、事前にこの言葉で警告されたとしても、悲観することはありません。会う約束を取り付けられている時点で、相手の女性はそこまであなたに対して警戒心を持ってはいないと考えられるからです。

この場合、女性の心理を察して先回りの気遣い・行動を積み重ねることができれば、一緒に長い夜を過ごせる可能性は十分にあり得ます。

基本的に女性のコトバには『本音』と『建前』が存在します。
とくに警戒心の強い女性と、初めから仲良くなることはなかなか難しいものですが、女性心理を正しく理解すれば、適切な距離感でアプローチすることが可能です。ガツガツしすぎず素っ気なさすぎず、女性の心と向き合ったコミュニケーションを意識していきましょう。

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この記事のライター
高萩 陽平
高萩 陽平
心理カウンセラーの資格を持つフリーライター。 国内だけでなく海外の文献もチェックしており、その幅広い心理学の知識をベースにした合理的な内容の記事を執筆する。