【仕事に役立つ】女子部下をやる気にさせる「魔法の言葉」10選!

同じ職場で働く同僚女子。
中でも同じチームに属する女子部下に対しては、どのように接するのが正解か…いろいろと戸惑う男性も少なくないでしょう。
性別だけではなく、世代が違うと尚さら困ることも多いですよね。

今回は、そんな日々あたまを悩ませる男性上司の方に、女子部下をやる気にさせる「魔法の言葉」をお教えします!
女子部下と気持ちよく仕事をするためにも、ぜひこのコトバを覚えておきましょう。

やる気にさせる言葉①|注意する時は「こうするともっとよくなるよ」

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特に若い女子部下の中には、少し他人から注意を受けただけで勝手に叱られたと勘違いし「プン!」とむくれた態度をとったり、中には精神的な落ち込みが激しすぎてやる気を失った挙句、まったく仕事が進まなくなってしまうような人もいます。

そのため仕事のミスなどで女子部下を注意する時は、まず良くできた部分を褒めてあげることが大事。
たとえば「全体的に良くまとまってるね。あとは〇〇に気をつけると完璧かな」という風に、最初に褒める言葉を述べて、後半にダメな部分を指摘するようなイメージです。

また、指摘する際も「ここが良くない」というストレートな表現ではなく、「こうするともっとよくなると思うよ」と、改善点として提示してあげると良いでしょう。

やる気にさせる言葉②|自信のない人には「君のおかげで助かった」

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まだ会社に入社して日が浅かったり、毎日一生懸命に頑張っていてもなかなか成果が出ない女子部下の場合は、自信を喪失してしまっている可能性が考えられます。

そんな自信喪失が原因で陥るネガティブ思考が、さらなる失敗を招く可能性もありますので、いまいち自信が持てていない女子部下に対しては「君のおかげで助かったよ!」と、その女子部下がチームや職場に必要な人であると示し、心のケアに努めることが大切です。
伝えるタイミングは、どんな些細な成功事例の時でも構いません。

自分の仕事が上司やチーム・会社の役に立ったと認識することで、その人自身の自信回復だけではなく、やる気にさせることも期待できますので、この「おかげ様」という言葉はぜひ積極的に言葉の中に含むようにしましょう。

やる気にさせる言葉③|疑い深い人には「もう1人でも大丈夫かな」

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(はたして上司は自分を信頼しているのか…)と、褒め言葉をいちいち疑ってしまうような慎重派で心配性な女子部下に対しては、「もうそろそろ1人でも大丈夫かな」という言葉を使って相手の気分を盛り上げ、その気にさせましょう。

何気ない言葉のようにも思いますが、女子部下にとっては「自分を頼りにしてくれている」「自分を評価してくれている」という承認された気持ちになりやすく、また上司の本音が透けてみえるという点においてとても魅力的な言葉なのです。

また相手をやる気にさせる上では、つい口からポロっと出てしまったというようにつぶやいてみせると、より効果が見込めるでしょう。

やる気にさせる言葉④|マメな「ありがとう」が信頼関係を作る

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職場の勤務歴も長く、経験豊富な先輩社員や上司にとっては簡単なことでも、相手の女子部下にとっては想像以上に負担が重いというケースは珍しくありません。

そんな日常の当たり前や慣れが原因で、意外と忘れやすいのが「ありがとう」という感謝の気持ちを述べる言葉。
人間関係を保つ上での基本、かつコミュニケーションをとる上でも最低限の言葉ですが、案外言えない人も多いのではないでしょうか。

“親しき中にも礼儀あり”の言葉通り、どんなに些細なことでも、きちんと対面で「ありがとう」と言える上司に対しては女子部下も信頼を抱きやすく、人をやる気にさせる上でも自ら態度で示すことは重要です。

やる気にさせる言葉⑤|自分の非を素直に認める「自分が悪かった」

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職場の人間関係を良好に保つ上で、絶対的に欠かせないのが互いに信頼を築くこと。
その上で、人に対してお礼や感謝の気持ちを言葉で述べることは割と容易にできる人でも、たとえばプライドの高い人など、自分がミスをした際にきちんと謝罪や非を認める言葉を口に出せる人はそう多くはありません。

たとえば何かでチームに問題が起きた際、「自分が悪かった」という言葉を素直に吐ける男性上司は、それだけで部下に信頼を得られ、好感度も上げられるでしょう。

特に女子部下をはじめとした女性の場合、会社の上下関係にかかわらず誰に対しても分け隔てなく低姿勢で向き合える人のことを好む傾向が強く、その謙虚なスタンスを尊敬し「部下に対して誠実に接してくれる上司のもとで一生懸命頑張りたい!」と、仕事上においても自然と相手のやる気を引き出しやすいのです。

やる気にさせる言葉⑥|プライドの高い人を叱る時は「いつもみたいにやって」

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人をやる気にさせるためには褒めることが大事…とは知りつつも、仕事上絶対に許されない失敗や毎回ミスを連発する女子部下に対して、時には厳しく叱らなければいけないシーンも当然あります。
特に人を怒ることが苦手な上司にとっては、かなり気が重く憂鬱、またプライドの高い女子部下が相手の場合は多少気を遣う必要もあり、できれば避けたいシチュエーション。

そんな時は「以前と同じ感じでもう一回やってみてよ」「いつもやってくれてる感じで構わないから」などの言葉を使い、『普段はちゃんとできているけど、今回はダメ』というニュアンスを含めて伝えてあげると良いでしょう。

“普段の仕事ぶりは評価している”という前提をもとに叱れば、へたに女子部下の機嫌を損ねてモチベーションを下げたり、嫌われる心配も少なくて済みますし、伝え方ひとつで相手をやる気にさせることも十分可能です。

やる気にさせる言葉⑦|マイペース&控えめな人には「いいね!」

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やる気があるのかどうかわからない…というマイペースな性格や控えめな女子部下に対しては、日常的にポジティブな言葉をかけてあげるのが効果的でしょう。

特に新しい取り組みのみならず、日々のルーティンでこなす雑務に対しても当たり障りなく使える「いいね!」は、さりげない言葉ですが人のモチベーションを高め、やる気にさせる魔法の言葉。「いいね!」の言葉は、“私はあなたを認めています”という表現になります。

普段から口癖のように「いいね!」という言葉が出てくるようになれば、女子部下も期待以上の仕事をこなしてくれるかもしれませんよ。

やる気にさせる言葉⑧|自立心の強い人には「どんな調子?」

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責任感の強い女子部下の場合は、ある程度業務を丸投げしても逃げ出す心配も少なく、最後までやり遂げるタイプでもあるのですが、その反面人に対して甘えることが苦手で、何でもかんでも1人で抱え込んでしまう不器用な一面も持ち合せています。

また割と孤独に強い性格の女性でも、あまりにも長期間放置をし過ぎると「誰も気にかけてくれない…」という不安と不満な気持ちから、場合によってはその放任主義が原因で相手のやる気が削がれてしまう可能性も無きにしも非ず。

そんな自立心が強めの女子部下に対しては、放任主義のマネジメントを基本としつつも、ちょくちょく経過観測を尋ねる意味でも「どんな調子?」という言葉を投げかけ、進捗や問題の有無を確かめるだけではなく、相手の仕事に興味を示しくれぐれも完全孤立にはさせないスタンスで向き合うと良いでしょう。

ただしここで気をつけたいのは、似た表現として「大丈夫?」という言葉は使わないこと。
大丈夫かどうかを聞かれると、人間心理的にどんな人でもたいていは「大丈夫です」と反射的に答えてしまうもの。しかし実際のところは時間がたつにつれて、全然大丈夫じゃなかった!というピンチの状況に陥るケースは珍しくありません。
そんなことにならないよう、あえて「どんな調子?」という言葉を投げかけ、具体的な返答を求める聞き方が大切なのです。

やる気にさせる言葉⑨|チャレンジさせたい時は「君に任せたい」

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多少の不安はありつつも、同じ職場で働く上司と部下の関係である以上「そろそろ彼女をひとり立ちさせたい」「この仕事にチャレンジしてみてほしい」というシチュエーションは遅かれ早かれ訪れるもの。

そんな時は、心配がゆえについあれこれ口を出したくなってしまうものですが、女子部下をやる気にさせるためにも、ここはあえて「君に任せたい」という言葉で、相手の背中を押しつつ信頼している様子が伝わるストレートな表現で依頼しましょう。

その際、けして業務を放り投げるスタンスで依頼するのではなく、「君ならできると信じているから任せるのだ」というニュアンスで、きちんと気持ちを込めて依頼するのがポイント。

「任せる」という信頼感にくわえて「任せたい」という謙虚な姿勢が伝われば、相手の女子部下も期待にこたえようと張り切って仕事に取り組んでくれるはずです。

やる気にさせる言葉⑩|自主性を持たせたい時は「君にしかできない」

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上司という立場上、ひとり立ちした部下には、ある程度の自主性と創造性を持ちながら行動してもらいたいもの。

そんな時は、ただ相手をやる気にさせる言葉を投げかけるのではなく、そこからさらに一歩踏み込み、より相手に責任感を持ってもらうためにも「これは君にしかできない仕事だよ」という伝え方や、過去の成果を事例に「君だからできたことなんだよ」と伝えることで、女子部下は一層責任感を持って業務に取り組んでくれるようになるでしょう。

ある程度向上心が強く、野心家の人にしか使えない言葉ではありますが、「君にしかできない」「やれるだけやってみろ」という言葉が、女子部下が持つポテンシャルを大きく開花させ、さらなる成長のキッカケを提供できるはずです。

今回は、同じ職場で働く女子部下をやる気にさせる「魔法の言葉」をシチュエーション別にいくつかご紹介しました。

基本的に部下は、上司の何気ない言葉もしっかりと記憶しているもの。
普段かけてくれる言葉で、やる気が出たり能力が大きく開花されたりと、信頼関係は大きく変わります。
特に人の上に立つリーダー職の男性は、今回ご紹介した内容も参考に、人のモチベーションを高める言葉は普段から積極的に口で伝えるように意識しましょう。

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この記事のライター
岸 真理恵
岸 真理恵
大人になっても面白いこと、楽しいことが大好き!美味しいお酒と美味しいご飯があれば幸せ。