新入社員の女性が憧れる職場の上司とは?「理想の上司」を目指すための心得4つ

職場で優秀と評される男性は、おしなべて部下や後輩に愛され、指導や教育に長けているもの。
しかし、ある程度年齢を重ねていくと、若手との価値観にギャップが生じてしまい「何を考えているのかわからない…」という事態にもなりかねません。ましてや接する相手が女性の場合は、尚のこと理解に苦しむという人もいるでしょう。
そこで今回は、イマドキの新入社員の女性が憧れる上司像、また理想の上司を目指すため心得たいこと4つをご紹介します。

その①▶率先して話しかけ緊張を解きほぐす

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会社の同僚であろうと、プライベートの友達であろうと、人間同士が関係性を築く上で、互いに思いやる気持ちは欠かせません。
ましてや社会人になりたての新入社員であれば、不慣れな職場環境になにかと戸惑うことは多くなるもの。

そんな慣れない職場環境に、もしあたりを右往左往している女性社員を見かけたら、まずは何でもいいので、一言話しかけてみましょう。
内容うんぬんではなく、話しかけてもらえた状況がないより嬉しく安心するのです。

また職場環境に慣れるまでは終始緊張しっぱなしの新入社員にとって、特別気の利いたアドバイスやジョークはなかなか通常しません。
いきなり本質を突いたアドバイスを繰り出しても、まだ本人に理解するだけの余裕が備わっていないからです。

まずは、何かに反応するときは「ありがとう」の言葉をかけて、警戒心や緊張をほぐし、リラックスさせてあげることを心掛けましょう。

その②▶意見を押しつけるのではなく、意見を聞くスタンスを身につける

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基本的に女性は、自分の話を真剣に聞いてくれる人にたいして好意を抱きやすい特徴があります。
ごく稀に、「新人なんだから、俺の言うことだけ聞いていればいい!」などと、俺様気質の上司も見かけますが、これではただ自分の意見を強制的に押し付けることとなり、短期目線ではスピードは上がっても、長期目線でみればかなりのマイナス。

とくに幼い頃から当たり前のようにネット環境に触れ、SNS等を通じてさまざまな意見を見聞きしている今どきの新入社員にとっては、ただ己の自我を押し通すのではなく、自分の意見や悩みにたいして真摯に耳を傾けられる器の大きい人を理想の上司として求める傾向が強くなっています。

しかし、なんでもかんでも新入社員の意見を聞き入れればいいというわけではありません。
間違っていると思うことがあれば、逃げずに指摘し、ただのご機嫌取りにならないようにしましょう。

その③▶まずは、自分自身を厳しい目で律する

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よく巷で言われる、苦手な上司像として「言うことと、やることに一貫性がない」という特徴が挙げられます。

例えば、自分は朝が苦手で遅刻常習犯、会議や約束の時間にルーズにも関わらず部下や後輩にたいして「時間を守れ!」などと、自分の行動も垣間見ずに????責している上司をたまに見かけます。

「言うは易く行うは難し」「人の振り見て我が振り直せ」ということわざにもある通り、まずは自分自身の言動を、冷静かつ素直に振り返スタンスはとても大切なことです。そして自分ができていないにも関わらず、他人を叱っても逆効果になるだけ。

まずは上司という立場以前に、1人の社会人として、自分自身が新入社員にとって尊敬や理想に値するかどうか、厳しい目で律していきましょう。

その④▶嫌われ役を買ってでも、チームのために叱る

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新入社員の女性にも、タイプはさまざまいるもの。
また女性は本来か弱い存在であり、なかには甘え上手やぶりっ子など演技派な人もいることでしょう。
とくに「頼られたい」という男性心を逆手につき、その欲求を巧みに利用する女性には注意が必要かもしれません。

嫌われないために、新入社員のワガママをなんどもかんでも聞いて、ご機嫌取りに徹しているようでは、時間とともにナメられてしまうのがオチ。それでは理想の上司とは言えません。
本当に優れた上司とは、きちんと指摘すべきことは指導し、間違っている場合には率先して嫌われ役を買ってでも、チームのために叱れる人のことを言います。

ただし、????責するときのポイントは「怒る」ではなく「叱る」こと。
感情のままに怒鳴りつけるのではなく、冷静になって何がいけなかったのかを諭すように伝えてあげましょう。
このアメ(褒める)とムチ(叱る)を上手に使い分けられる人こそ、新入社員に関わらず、職場のチーム全員に愛される理想の上司像といえるでしょう。

新入社員も人よって性格やタイプはさまざま。
もし上司という立場で、新入社員の指導や教育にあたる際は、昔のやり方がそのまま通用しないという点は押さえておくべきポイントかもしれません。
お互いに良好な関係を築くため、また仕事をスムーズにこなすため、新入社員が憧れるような上司像を目指しましょう。

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この記事のライター
アリス
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