【ユニクロ冬のヒートテック特集】これまでの歴史と最新モノまでを振り返る

冬に欠かすことのできないアイテムといえば、ユニクロの「ヒートテック」ではないでしょうか。もはや毎日着用している人も多いかと思います。
今では定番化しているユニクロのヒートテックは、いつから始まり、どのような歴史をたどっているのでしょうか?
今回は、ユニクロのヒートテックの歴史についてご紹介したいと思います!

2003年:ユニクロにヒートテックが誕生

ユニクロと東レ株式会社が共同で開発したインナーが「ヒートテック」です。
ヒートテックは、汗を吸収することで温かさに変換する特殊な繊維で作られています。「発熱」「保湿」「DRY」の3つの高機能を備えたインナーでありながら、ユニクロならではの手の届きやすい価格設定にしたことにより、多くの人が手に取って購入していきました。

2004年:どんな時でも清潔でいられるヒートテックへ

ヒートテックの機能に「部屋干ししてもにおわない」がプラスされました。洗濯物の乾きにくい冬の季節でも、快適にヒートテックを着用できるのは嬉しいですよね。
温かさだけでなく、衛生面もしっかりと視野に入れてヒートテックは作られていたんです。今となっては当たり前のように感じていた方も多いかと思いますが、大きな技術の進歩と言えるのではないでしょうか。

2007年:保温機能が向上した伸縮性のあるヒートテックに

ヒートテックに中空紡績糸を採用することで、今まで以上に温かいヒートテックが完成しました。ストレッチ機能もバッチリなので、着心地の良い仕上がりになっています。
年々ヒートテックの人気は上昇していき、品薄状態が無いように、共同開発している東レ株式会社の生産体制を強化。ヒートテック下着の所有枚数が一人当たり2~3枚と言われるほど、人気は拡大していきました。

2008年:ヒートテックのグローバル展開

2008年は、日本でブームを巻き起こしたユニクロのヒートテックが世界進出を果たした年です。世界の各都市に、なんとヒートテックの巨大自動販売機を設置し、ヒートテックギフティングキットをプレゼントするイベントを行いました。
もちろんこのプロモーションは成功に終わり、世界中にユニクロというブランドと、ヒートテックの良さを伝えることができたといわれています。

2009年:いつまでも着心地の変わらない素材の追求

ヒートテックは冬に欠かすことのできない肌着なので、洋服よりも着用頻度も洗濯頻度も高いですよね。いつまでも着心地のよいヒートテックを展開していきたいという想いから、「形状保持」の機能をプラスしたヒートテックが誕生しました。
他にも、冬につきものである静電気を防止する機能もプラスされ、より高機能なインナーへと進化していったのです。

2011年:日本の冬に頑張る人たちへ、ヒートテックを届ける

東日本大震災で日本中が混乱していた2011年。日本の寒い冬に頑張って働く人たちへ、ヒートテックを10万枚届けるプロジェクトを開始しました。職業は問わず、頑張っている人であれば、誰でも応援するというユニクロの心意気に、グッと心を惹かれた人も多かったはず。
このプロジェクトは翌年も行われるほど、好評だったイベントだったんです。どんな人からも愛されるユニクロのインナーは、この時から欠かすことができない存在になりつつあったのです。

2013年:「HEATTECH STORE」がオープン

ユニクロのヒートテックシリーズを取り揃えた「HEATTECH STORE」が期間限定でオープンしました。欲しいものをすぐに見つけることのできるように、店内展開されていたのも工夫の一つでした。このHEATTECH STOREは、ヒートテックの魅力を消費者に対してしっかりと伝えることの出来たイベントといわれています。

2014年:極暖ヒートテックの登場

従来のヒートテックよりも、約1.5倍も暖かさを感じることの出来る「極暖シリーズ」が誕生しました。もちろん暖かさだけではなく、ストレッチ性などの機能面もしっかりと向上しています。
ユニクロのヒートテックは、年々「快適さ」を追求して、消費者のもとへを届けています。このユニクロの研究熱心さが、大ヒットを生んだと思うと納得ですね。

2014年:ヒートテックのプロジェクトは世界規模に拡大

日本の寒い冬に頑張って働く人たちへヒートテックを配布するイベントは、世界にまで展開されていきました。「ユニクロのヒートテックを着用して頑張りたい」「ユニクロのヒートテックを着用して頑張ってほしい人たち」を対象に、なんと無償で配布されました。配布された枚数は約20万着!世界中に「ユニクロのヒートテック」がより一層広まった2014年と言われています。

2016年:ドライ機能とストレッチ性UP

ユニクロの極暖シリーズの繊維をマイクロ化にすることに成功!
私たちの体は、冬であっても汗をかきます。湿ったままの肌着だと、汗が冷たくなって体も冷えてしまいます。そこで、ベタつきを感じることなく、今まで以上に吸収性の高い素材へと進化。
また、ストレッチ性もより高くなり、着心地が更に向上しました。
「一度着用したら離したくない」「今年の冬も手放せない!」今やそんな存在のヒートテック。今年もたくさんお世話になりましょう♪

今回は、ユニクロのヒートテックの歴史についてご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
ユニクロのヒートテックは、年々進化しており、私たちの生活からは切り離すことの出来ない存在へとなっています。これからもユニクロのヒートテックの進化に目が離せませんね!

Cover画像: www.uniqlo.com

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この記事のライター
元松エミリ
元松エミリ
企業で秘書として働いておりました。現在はライターとして執筆活動中です。 キラキラしているものとおいしいものが大好きです♪ 皆様に読んでいただける記事を目指して頑張ります!