「器が大きい男」に見られるには? 意外とできていない必須条件のポイント3つ!

男に生まれたからには、やっぱり「器が小さい人」よりも「器の大きい人」に見られたいものです。
多少のトラブルに動じることなく、笑顔を振りまき、どんな状況かつ誰にたいしても冷静に対処することができる。そのイメージによって周囲からの信頼が厚く、常に自分を慕う人たちがいて、なにかと頼られる機会も多く大勢の人から真に愛される男性……そんな人になることできれば、きっとあなたも「器の大きい男」と評価されることになるでしょう。

しかし現実問題、これを実現できる男性というのは、日頃から無駄に人と争わず、怒らず、的確な物の見方が出来るごくごく限られた人のみ。
また「あの人、器が大きくて頼もしいよね」という周囲からの評判は、とうぜん一朝一夕で手に入るものではなく、日々のコツコツとした言動の積み重ねが大切です。

そこで今回は、器が大きい人に見られたい男性の方に、日々の習慣としてぜひ身につけた方がいい必須条件のポイント3つをご紹介したいと思います。
とくに、普段よく友人・知人や同僚に器が小さいと言われがちな人、また自分自身でも器の小さいことを自覚している人は、これらのポイントをぜひ参考にしてみてください。

器が大きい男に見られる条件①|お金の貸し借りをしないこと!

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まず、器が大きい男に見られたいと思ったときに、絶対やってはいけない行為があります。
それは、誰もが容易に思いつくような行動をとること。

たとえば、周囲にたいして笑顔でお金を貸すようなマネは、一見すると太っ腹な行為で、器が大きい存在に思えるものですが、これは絶対にやるべきではないでしょう。

一度でも誰かにお金を貸してしまうと、大抵そのお金はスムーズに戻ってきません。

かと言って「あいつに金を貸したのに返済がない」などと周囲に愚痴を漏らしてしまえば、そのたびに第三者からは「この人、なんかセコいな…」という悪い印象に見られてしまい、結果的に自分自身がお金と信望を失うことになりやすいのです。

そもそも、本当に人から愛され信頼されている人には、普通誰しも「この人からはお金を借りたくない」という心理が働くもの。
「お金貸してよ」と気軽に頼まれている時点で、本心では大事に思われていないわけです。
ですので、たとえ相手が尊敬する先輩や上司、気心の知れた昔からの友人など、誰であろうともお金の貸し借りだけは心を鬼にして断る勇気をもちましょう。

器が大きい男に見られる条件②|相手の話しを最後まで聞くこと!

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次に、これは特に交際中の彼女や今まさに狙っている女性から「この人、器が大きいなぁ」と、好印象に見られたい男性が覚えておくと役立つポイントなのですが、相手の主張や言い分を最初から否定しないという意識をもつだけでも、随分と女性からの心象が良くなります。

しばしば、自分勝手でワガママな言動をする女性はいるものですが、そういう自分とは考え方の違う意見を受け入れ、一応最後まで聞いてあげることによって、器の大きい・小さいまでには繋がらないまでも、頭ごなしに否定する男性とは明確に差別化が図れるでしょう。

もちろん、場合によっては相手の話している内容があまりにも幼稚的で、つい我慢できなくなってしまい、会話の途中で「いや違う!」「おいちょっと待て!」と突っ込んでしまいたくなる時もあるでしょうが、とにかく相手の話しが一区切りつくまで、グッと堪えて聞き入れてあげるのです。

いくらお喋り好きな女性も、基本的に言いたいことを全部吐き出せば、多少はすっきりとして気が晴れるというもの。
仮に相手の女性が理不尽なことを要求してこようと、まずはそれを全て声に出して吐かせることで、「この人は私の意見をちゃんと聞いてくれる人だ」という印象を相手に植えつけることができます。少なくとも「私と対等に話し合いをする気がある」という認識ぐらいは持ってもらえるでしょう。

このように、まずは男性側が女性の話しを受け入れ最後まで聞くというスタンスを見せることで、会話する相手にたいして安心感を与え、話しやすさから嘘偽りのない本音ベースの会話へと繫がり、よりスムーズで生産性の高い対話をすることができます。

感情でモノゴトを判断しやすい女性にたいして、このような安心感を抱かせる行為はせっかちな男性にはなかなかマネのできないこと。
器の大きな男性に見られたいのであれば、反射的になんでもかんでも人を頭ごなしに否定してしまうクセをなくし、グッと我慢することを覚えてましょう。

器が大きい男に見られる条件③|彼女と割り勘はしないこと!

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たまに混同している男性もいるようですが、器が大きい男=太っ腹、というわけではありません。

器が大きい人というのは、やっぱり寛容な性格の持ち主であることが一番であり、そこに金銭面における余裕の有無は実のところあまり関係がなく、だからこそお金の貸し借りはしないでおくべきと前述したとおりなのですが、とにかく徹頭徹尾、金銭面で周囲を甘やかすことは不要です。
お金に余裕がある風の振る舞いは、ただ単に甘い汁をねだる人々を吸い寄せるだけなんですよね……。

ただし、交際中の彼女となると、こればかりは例外です。

やはりデートの度に、毎回毎回彼女と割り勘をしていては、相手の財布に負担を強いることは火を見るよりも明らか。
それよりはいっそのこと、割り勘をしないという鉄の掟を自分自身に課す方が、結果的に器の大きさに寄与することに繋がります。

この理由はいたってシンプルで、こと恋愛においては、女性に財布を出させないことが評価アップに繋がりやすいため“しない理由がない”というだけのこと。

また、周囲にたいして器の大きな男として認知させたいと思っているのに、一方で交際相手にもかかわらず毎回細かく割り勘を要求しているという姿勢は、仮にその事実が明るみに出た際「ケチだなあ。彼女ぐらいおごってあげればいいのに…」などと人づてにマイナスの印象を受けるリスクが生じます。
これはそうならないための、いわば防護策ということですね。

察しの良い男性はとっくにお気づきのことでしょう。
今回、器が大きい男になるためのポイントとして挙げた3点は、結局のところ、器の小さな男たちがやらかしている、周囲に与えてしまいがちなマイナス査定の原因でもある、“お金を貸した後で返済がないことに文句を言う”、“交際相手を頭ごなしに批判する”、“デートで男らしさを見せない”というアクションにたいして、そうならないように行動することが大事だと言っているだけの話なんですよね。

器が小さいと思われる原因を消去法で潰していき、同じ徹を踏まないように振る舞う。
小手先だけであれこれ頑張っても、遅かれ早かれいずれボロがでます。
器の大きい人に見られたいのであれば、まずは基盤となる素養を身につけることを徹底しましょう。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。