プールダイエットの魅力とは? 水中を使ったオススメの痩せるトレーニングメニュー6つ!

ダイエットで効率よく痩せたいなら、継続的な運動が欠かせません。
また、運動の中でも十分な酸素を取り入れながら行う「有酸素運動」は、脂肪の燃焼効果が高いため是非取り入れたいところ。
そんな有酸素運動の中でも、特におすすめなのがプールで行う水泳です。

今回は、プールダイエットの魅力をはじめ、全身をくまなく痩せるためのトレーニングメニュー6つをご紹介します。ジムの中に併設されているプール、また夏は市民プールでも構いません。注意点を守りつつ有効活用していきましょう。

プールダイエットの魅力4つ

プールダイエットの魅力まずは、水中を使ったプールダイエットの魅力から見ていきましょう。ウォーキングやランニングなど、いわゆる陸上で行う有酸素運動との違いも踏まえてご紹介します。

1.夏でも涼しく運動できる

陸上の有酸素運動は、強い日差しを受けながら行うため、熱中症の危険もあり、特に夏場はかなりしんどいもの。
その点プールダイエットは、常に水につかっているため、夏でも涼しく運動できます。

2.天候に左右されにくい

屋外のプールは難しいですが、ジムの中に併設されているプールなど室内のプールでトレーニングする場合は、天候に左右される心配がなく長続きさせやすいのがメリットでしょう。
陸上トレーニングの場合、雨の日はやる気をなくしたり、さぼり癖がついたりと、モチベーションの維持が困難な一面があります。

3.少ない運動量で大きな負荷をかけられる

プールの中は、想像以上に水の抵抗を受けます。陸上に比べて水中は少ない運動量で大きな負荷をかけられるため、効率よくカラダを鍛えられるでしょう。
忙しくて運動の時間をとれない人でも、プールダイエットなら1日15分程度で十分な効果が期待できます。

4.全身の筋力を鍛えられる

ランニングやウォーキングなど、陸上の有酸素運動では基本的に下半身の筋肉しか使いませんが、プールダイエットでは必然的に全身の筋肉を使用します。
全身の筋肉を鍛えて基礎代謝を上げたいのなら、プールダイエットが断然おすすめです。

プールダイエットのおすすめトレーニングメニュー6つ

ここからは、プールダイエットにおすすめトレーニングメニューを6つご紹介します。

(1)上半身を絞るなら「クロール」

上半身を絞るなら「クロール」上半身を絞りたいなら「クロール」がおすすめです。
クロールは足の蹴る動きだけでなく、手で水をかいて進む際に腕や肩の筋肉を使うため、特に上半身のダイエットに効果的な泳ぎ方です。
たるんだ二の腕や胸まわりの脂肪が気になる人は、クロールですっきりさせましょう。
クロールのやり方は次のとおりです。

【1】片方の手を回すと同時に、反対側から水面に顔を出して息継ぎをする
【2】顔を水面につけながら、もう片方の手を回し、反対側から水面に顔を出して息継ぎをする
【3】脚は常にバタ足をする

(2)お尻の引き締め効果が期待できる「平泳ぎ」

お尻の引き締め効果が期待できる「平泳ぎ」下半身をメインに痩せたい人には「平泳ぎ」をおすすめします。
平泳ぎはカエルのように足を開いて閉じる動きによって、背中からお尻・太ももまでの筋肉を使うため、下半身の引き締め効果が期待できます。
特に背中まわりや大きいお尻をシェイプアップさせたい人は、正しい平泳ぎをマスターしましょう。
平泳ぎのやり方は次のとおりです。

【1】両手を前方で重ねて膝をお腹に近づける
【2】かかとを開けるようにしてキックする
【3】同時に両手で水をかきわける
【4】このとき、上半身を水面から出して息継ぎをして【1】に戻る

(3)インナーマッスルを目指すなら「水中ウォーキング」

インナーマッスルを目指すなら「水中ウォーキング」泳げないという人でも、「ウォーキング」なら簡単にできますよね。
水中のウォーキングは、水の抵抗により特にインナーマッスルが鍛えられます。
腹筋に力を入れて、体の軸がブレないように姿勢よく、そしてできるだけ速さを意識して歩くことが大切です。
ウォーキングのやり方は次のとおりです。

【1】片足ずつ大きく上にあげてから下におろす
【2】あげた足と逆の手を前に出す
【3】水の抵抗で前に進みにくいですが、一歩一歩かかとから地面に足をつけてキックする

(4)絞りにくい脚痩せを狙うなら「バタ足」

絞りにくい脚痩せを狙うなら「バタ足」カラダ全体の中で、脚まわりはもっとも痩せにくい部位のひとつ。
そんな脚痩せにおすすめなのが「バタ足」です。泳ぐのが苦手な人は、ビート板を使ったり壁に手をついたりしても構いません。
バタ足によって、太ももやお腹まわりの引き締め効果が期待できるでしょう。
バタ足のやり方は次のとおりです。

【1】水の上でカラダを水平にする
【2】水の上から顔を出す
【3】左右の脚を付け根部分から大きく上下に動かす
【4】膝下だけの動きになっていないか適時確認する

(5)とにかくカロリーを消費させたいなら「バタフライ」

とにかくカロリーを消費させたいなら「バタフライ」水泳の経験者や泳ぐのが得意な人は、「バタフライ」もプールダイエットにおすすめです。
バタフライは、数ある種目の中でもっともカロリーを多く消費できる泳ぎ方。
バタフライによって、背中と肩まわりの引き締め効果が期待できるでしょう。
バタフライのやり方は次のとおりです。

【1】両腕を前方に伸ばして、頭を腕よりも高い位置にならないようにする
【2】同時に膝を45°~90°程度に曲げて、つま先を水面から出す
【3】脚を水の中へ勢いよく沈める
【4】両手を水面よりも上にあげて、前から見たときにカモメのマークになるようにする
【5】同時に顔を水面からあげて息継ぎをする
【6】【1】に戻って同じ動作を繰り返す

(6)肩こり解消にもつながる「背泳ぎ」

肩こり解消にもつながる「背泳ぎ」ダイエット中は、ストレスの関係で肩こりの悩みが起きやすいもの。
慣れない運動や食事制限などのストレスによって自律神経が乱れ、血管が収縮し血流が滞ることで肩こりが生じるのです。
そんな肩こりの解消にもおすすめなのが「背泳ぎ」です。
背泳ぎは、肩まわりのストレッチとともに、肩甲骨周辺と脚の筋肉を鍛える効果が期待できるでしょう。
背泳ぎのやり方は次のとおりです。

【1】仰向けの状態で左右の手を交互にローリングさせる
【2】肩の付け根部分からゆっくり動かす
【3】このとき、常にバタ足をする

プールダイエットで気をつけること

プールダイエットで気をつけることプールダイエットを長く継続させるため、また効率よくカラダを鍛えるために水中のトレーニングでは次のことに注意しましょう。

・こまめに休憩する

水の中は抵抗が強いことで、少ない運動量でも身体に大きな負荷がかかります。思っている以上に大きな負荷がかかるため、こまめに休憩をとるようにしましょう。

・週1回程度から始める

プールダイエットを無理に続けると、水に入る楽しさを忘れてしまい、逆に着替えたり準備に手間がかかったりすることを面倒くさく感じるようになるでしょう。
そのため、慣れないうちは週1回程度のトレーニングに留めておくことが大切です。徐々に少しずつ頻度を増やしていくようにしましょう。

・運動後はむやみに糖分を補給しない

運動後は疲労によって糖分を補給したくなりますが、ここでカロリーを摂るとダイエット効果が低くなります。とは言え、ある程度のカロリー摂取は必要です。そこでおすすめなのが、タンパク質からカロリーをとること。
筋肉の材料にもなるタンパク質であれば、ダイエット効果を高めることが可能です。

プールダイエットで痩せよう

ダイエット中は、慣れない運動や食事制限などでストレスを感じやすいもの。
水泳はダイエット効果も抜群ですが、それと同時にリラックス効果も期待できます。
ジムに併設されているプールであれば室内で年中入れるため、トレーニングも継続しやすいでしょう。
陸上の有酸素運動以外に痩せる方法を探している方は、ぜひプールダイエットを検討してみてください。

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この記事のライター
小林 寧々
小林 寧々
血液型を当てるのが得意。女子校出身、1児のママです。 読みやすい文章を心掛けて書きますので、よろしくお願いします。